ヒーロー社会の妖怪の山   作:島田愛里寿

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東京喰種見ました!ヘルシングの最後の大隊出てきたらいい感じに面白くなりそうですね!


第三十六話 押し問答

 

壊理少女と組長の確保に成功し、救護車両に乗せて後送しようとしていた天狗部隊だったが…。

 

「おとなしくしなさいな!」

 

「ぐ…」「ちぃ…」

 

治崎と玄野を確保することにも成功していた。

 

「さてさて。仁義を無視しただけでなく、少女の体を傷つけ続け我々であっても許せない行為をし続けうちのシマを荒らしたことに関してしっかり落とし前を付けさせていただきましょうかねぇ?」

 

「文様。具体的にはどうするんですか?」

 

「ん?まずはさとりさんの精神拷問にごちそう(江戸時代の囚人同士の私刑)・鉄の処女・射殺(弓矢で)・ヤシガニ責め・ハゲワシの餌・串刺し刑。まぁ他にもいろいろありますが…お客さんのようですよ?」

 

「え?」

 

そうして忍天衆が二人を確保してどんな拷問をするのか相談していたところにヒーローと警察が到着した。

 

「な!治崎と玄野か!」

 

「エリちゃんはどこだ!」

 

そして彼らはまずぼこぼこにされた二人に唖然とし、壊理少女の行方を問いただしてきた。

 

「ああ、あの少女ならうちの部隊がすでに後方に搬送していますよ?」

 

「って今更何様だ貴様らは!」

 

まぁ今まで苦労して確保した対象を後から来た連中に寄越せと言われたら誰でも怒る。

 

「エリちゃんを返せ!」

 

「だからすでに保護したと言っているでしょうが!」

 

とはいえ彼らも引き下がるわけにはいかない。ヒーローとしても警察としても。

 

「もういいですよ。こいつらは英雄伝説に妄信したり、純粋な善意が暴走してる連中ですから問答しても無駄です。帰りましょうか」

 

「は!」

 

「まっまて!」

 

緑谷が捕まえようとしたが天狗相手にワンフォーオールであったとしても対抗するのは困難だ。

 

「ふん!」

 

「うわぁ!」

 

まぁあっという間で振り払われた。

 

 

「なんか文句があったら妖怪の山の窓口まで!では!」

 

そういって彼女らは若頭とその補佐を縛り上げて帰還していった。

 

「くそぉぉ!」

 

 

指揮車内

 

「天魔様!若頭とその補佐の確保に成功しました!しかし、ヒーローと警察に忍天衆を見られたとのことですが…」

 

「ふん。まぁ想定内です」

 

「ところで天魔様?あの若頭とその補佐にはなにをされるんですか?あの大男と下っ端の三人組は銃殺しましたし。あのマスコットみたいなやつは薬剤奪って縛り上げましたが?」

 

「ああ。あのマスコットモドキは組を思っていた心は本物ですから組長さんに任せます。若頭とその補佐は…そうですね。腸にカンディルを入れますかね?」

 

「「「「ひえぇぇ」」」」

 

この天魔の発言にさすがにそばにいた鴉天狗や飯綱丸も引いた。

 

カンディル。アマゾン川に住む獰猛な肉食魚でアンモニアや血の匂いに敏感で対象の肉を貪り食うことで有名でピラニアよりも危険性が高い。二種類ほどいるがこいつのせいで死亡事故まで起きているほど危険な魚だ。尿道、肛門、口、耳から侵入したとか(ひえぇぇぇ)

 

そんな話をしつつも彼女らは山に順次帰還していった。

 

 

 




次回 第二次妖怪の山防衛線

レディ・ナガンは救済したほうがいいですか?

  • しろ!
  • どちらでも
  • せんでいい!
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