第二次妖怪の山防衛戦から数週間後。
マスゴミと警察の相手を終えた天魔は妖怪の山にある山童の施設に飯綱丸とともに向かっていた。
「天魔様。今日は何かあるのですか?」
「ええ、山城たかねから『仲間の山童が忍天衆の新服を作ったので見に来てくれないか?』と言われたので」
「なるほど。しかし、変なものを作ってないと良いのですが・・・」
「まぁ大丈夫かと思いますが・・・というか思いたいですね」
『な、何ですかこれ~~~!?』
「・・・・駄目だったようですね」
「はぁ」
山童工房
「何ですかこの水着みたいな服は!」
ここは山童達が使用している工房。ここでは射命丸以下忍天衆の面々数名と犬走椛、姫海堂はたてがいた。
何故彼女らが騒いでいるのかというと、ある山童の一人が持ってきた新隊服案の物が原因だった。
「何処が駄目なんですか!防弾・防塵・防火・防水・防刀能力完備!さらには自分好みの改造にも対応している万能服なんですよ!!」
「なによ!その無駄に凄い機能は!!」
「我々が問題点にしているのは服のデザインだ!なんでこんな水着みたいなデザインにした!?」
そう、山童の一人である彼女が持ってきた服はなんと言うか忍者服みたいなデザインなのだか、どうにも水着みたいなデザインだし、一応黒に色を変えられるそうだが、紫やら黄色やら赤やら何とも目立つサンプル色をしている上に体のラインも丸わかりというまるでエッチなゲームに出てきそうな服なのだ。
「いやお前な?性能は私も良いと思うぞ?でもこのデザインは無いんじゃないか?何を参考にしたんだ?まさかあれなゲームを参考にしたのか?(・・;)」
「たかねさん!失敬な!あの対魔忍が使っている服を参考にしたんですよ!」
「「「「「「「「いや絶対それが原因だろうが!!」」」」」」」」
たかねの素朴な質問で原因はすぐに判明した。実はこの山童あろうことかエッチなゲームで魔物相手に戦う女忍者の隊服を参考にして作成したらしく(というかほぼそのまま)。こんなデザインになってしまったようだ。
「騒がしいですよ?外まで悲鳴が聞こえるほどでしたがそこまで駄目でしたか?」
「天魔様!こいつが持ってきたサンプルが原因です!」
「え?どれどれ・・・・・・おお(゜ロ゜)」
「却下だ却下!こんな服を着せるなんて私の部隊に恥をかかせる気か!( ;`Д´)」
ちなみに忍天衆は天魔直属の扱いだか直接的な上官は飯綱丸なのだ。
「ええ!?せっかく全員分作ったんですよ~!?」
「何で正式採用前なのに作成したんだ馬鹿!」
どうもこの山童、正式採用前なのに忍天衆全員分の他にも妖怪の山の天狗全員分を既に作成していたようだ。
「う~ん」
「天魔様?どうなさいました?」
「いや、かといって捨てるのも勿体ないですしねぇ・・・・・あ、いいこと思い付きました」ニヤァ
「「「「「???」」」」」
数日後
「は~い、こっち向いて!あ、そうそう!」
「いいよ~!いい絵が撮れそうだ!」
『ううう・・・(/≧◇≦\)』
ここは妖怪の山にある広報部の撮影室。ここでは天狗達の写真撮影が行われていた。
「天魔様も考えましたね。まさか広報部が今度発行する予定だった雑誌の女天狗紹介用の写真撮影にあの服を使うなんて」
そう、天魔はあの服を広報部がプロパガンダ用に発行予定の雑誌の写真撮影用に使ったのだ。
「まぁあれも見た目はともかく実用性はいいので万が一の場合は使用しますからね?」
「・・・もしかして私もですか!?」
「ええ、もちろん私も着ますよ!っていうか普段でもたまに着てみてもいいかもと思ってまして・・・」
『絶対に止めてください!!』
さすがに天魔には着てほしくはない部下達だったが実は天魔はこっそりと自室で着てたりしているのだ。(知っているのは魔綾時代から世話をしてくれている元天童院家のメイドだったお付きの女天狗達のみ)
数日後、中部地方でのみこの雑誌が販売されたのだが大人気になって数日で完売してしまって新規発行を余儀なくされたとか。
そして雑誌の写真の溜めにしぶしぶ新しい服を着た天狗達もこの服を意外に気に入ってたまに着る者が増えてきており正式化するか再検討中だという。
(ちなみに飯綱丸も個人用に制作されていた服をこっそりと着てみているとか)
妖怪の山全体を鬼太郎の世界とクロスさせたら面白いですかね?それとも他の東方キャラの方がいいですかね?
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面白そう!
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微妙
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ダメ
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八雲紫(転生者)の方が
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EXルーミア(転生者)の方が
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射命丸(転生者)の方が