ヒーロー社会の妖怪の山   作:島田愛里寿

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今回結構ロシア製の兵器が出てきますが、別に作者はロシアのウクライナ侵攻を許してはいません。兵器が好きなだけです。


第四十七話 爪を研ぐ者たち

 

先日の極秘会談後。各地の妖怪系の組織は戦力の拡充や各所への根回しを公安やヒーロー・鬼太郎一派に気づかれぬように開始した。

 

まともな政治家達とつながりを持つ畜生界組は話を通し新政権を支持することを確約させた。

 

八雲家は近畿地方にて妖術使いなどを招集。鬼太郎一派への対処案を検討し始めた。

 

そして妖怪の山では現在、ヒーロー優遇派の現政権に所属する警察や一部自衛隊。ヒーローなどへの対処のために武器・兵器などの更新や中部地方各地の有力者の支持を取り付けていた。

 

 

「そういうわけです。決してこの件を外部には‥‥」

 

『もちろんです。ただ最近公安の手の者とみられる者たちが周辺にいるので決起までは支援は難しいかもしれません。すみません…』

 

「いえいえ構いません。ただあなた方も身の安全は確保しておいてください」

 

『ええ。わかりました。では…』

 

天魔もこんな感じで貴重なまともな政治家への裏工作を行って仲間を増やした。

 

 

<河童・山童工廠所属地霊殿工場>

 

「オーライ!オーライ!」

 

「T‐14アルマータの増産状況は!?」

 

「戦闘装甲車版のT‐15アルマータと一緒に製造ラインを確保してある!」

 

「頼むぞ…こいつらは妖怪横丁攻略部隊が使用するんだ!欠陥を残すな!」

 

「班長!旧東側製の器材だとうまく動作しないと試験部隊から報告が!」

 

「ええい!西側製の器材に交換しろ!テストして問題がなかったら全部の車両に適応させて搬出だ!」

 

「了解!」「班長!16式機動戦闘車定数分の生産完了しました!」

 

「おし!地上に搬出しろ!」

 

「はい!」

 

地霊殿工場は久々に活気にあふれていた。なにせ一大決戦になるかもしれないのだ。いくら武器があっても足りない。増産指示がすぐに更新されたりと久々に忙しくなっていた。

 

 

そのころ八雲家では…

 

「あのなあ紫?こういった重要な事柄は早く相談してくれぬか?」

 

「あら?でも隠岐奈?楽しいとは思わないのかしら?」

 

「なにを言っておる。楽しそうに決まっておろうが!」

 

紫と隠岐奈が話し合いをしていた。

 

「秘神としての力も最近は強くなってきていて調子がいいのだ。で?我は何をすればよいのだ?」

 

「ええ。実力を行使したりする汚れ役は天魔たち妖怪の山がするそうよ。私たちは政治なんかを担当ね」

 

「ふむ。だが妖怪横丁や雄英、それに我らの近所にある士傑高校への対応はどうするのだ?背後を突かれたらひとたまりもあるまい?それにヴィラン連合や異能解放戦線はどうなのだ?」

 

「妖怪横丁に関しては妖怪の山の選抜部隊がロシア製のT-14・T‐15アルマータで制圧をもくろむらしいわ。雄英は16式機動戦闘車や87式偵察戦闘車(RCV)・96式装輪装甲車(APC)で対応。士傑はうちの藍の配下である妖狐部隊で対応することになっているの。ただヴィラン連合と異能解放戦線はどうも合流したらしくてまだ正確な情報はつかめていないわ。だからそこら辺の状況を考慮してから決起って感じね」

 

 

「ふ~む。確かにあ奴らは意外と侮れんからな」

 

と言った感じで会談をしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回 動乱の予感

おそらく次回は漫画のネタバレがあるかもしれませんが、作者もネットフリックスでアニメしか見てないので違う点があっても勘弁してください。
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