ネタバレありです。
異能解放戦線の拠点と脳無生産を担当している医師である殻木球大が運営している病院を特定し、全国の異能解放戦線シンパ以外のヒーローを可能な限り集結させて制圧する予定の日の前日の深夜11時。
妖怪の山の天魔の屋敷(と言っても時代とともに屋敷というよりは城に似てきたそうな)の宴会場には再び各地の有力妖怪たちが集まっていた。
今回参加している面々は
妖怪の山(中部地方代表)
・天魔
・飯綱丸龍
・射命丸文
・鬼一法眼
地霊殿
・古明地さとり
・古明地こいし
地下街
・伊吹萃香
・星熊勇儀
・茨木華扇(本人は里近くの屋敷に住んでいるので厳密には地下街所属ではないが萃香の補佐役もやっているのでこの場にいる)
八雲家(近畿代表)
・八雲紫
・八雲藍
・橙
・摩多羅隠岐奈
旧京都妖怪
・羽衣狐
・狂骨(ぬら孫)
畜生界組(兵庫代表)
・吉弔八千慧
・驪駒早鬼
・饕餮尤魔
以上の面々は先日の会議に参加していた面々だが今回の会議には新たに参加者がいた。
「ほっほっほ。すまんの。飛び入り参加を許してもらって」
「いえいえ。マミゾウ殿にはこれまでお世話になっていますから」
佐渡の妖怪たちを取り仕切っていた二つ岩マミゾウだ。
彼女は八雲家や天皇家ともつながりがあり、今回の件に混ぜてくれと言ってきたので参加することになったのだ。
彼女の配下は大抵が化け狸だが、唐傘お化けや鵺、山彦といった弱小妖怪も配下に入れておりなかなか侮れない組織を保持している。
「さて、皆さんいよいよ決起の時がやって来たようです」
天魔のその言葉に参加者全員の顔が引き締まる。もし成功すれば自分たちへの不当な扱いも解消されヒーローや
ヴィラン共に好き勝手な顔をさせずに済むのだから(ヴィラン相手に実力行使を堂々とできてたのは妖怪の山ぐらいでした)。しかし、万が一失敗すれば公安や政府、ヒーローはこれ幸いとつぶしにかかるだろう。そうなればこれまで何とか安定していた裏社会はますます混乱の一途をたどりかねないのだ。
それに妖怪たちはオールフォーワン相手にヒーローが策略や準備で勝てているとはこれっぽちも思っておらず、間違いなく何か失態をしかねないと考えており、国がさらに混乱しかねないとも考えていた。
「現在の国家体制を私たちの手でより良い方向に導くための第一歩まであと数時間後といったところかの」
「はい!お姉さまたちが再び国を操る時はもうすぐですね!」
羽衣狐とその配下の狂骨はウキウキしていた。なにせ羽衣狐はかつては豊臣家を操っていたこともあるのだ。この手のことは慣れっこなのだ。
「紫様。鬼太郎一派への対応に関して協力していただき感謝します」
「ふふふ、あれくらいお安い御用よ。最近藍や配下の狐ちゃんたちの腕が鈍っていないか心配でね。いい運動場になるわ」
「おお。ならわらわも参加してよいか?わらわも腕が鈍っていないか心配での」
「あら!ぜひお願いしますわ羽衣狐さま?」
「心にもない敬語は要らんわ」
「‥‥攻略部隊なしでも大丈夫な気がしてきましたね」
天魔はロシア製のT-14アルマータや装甲戦闘車使用のT-15アルマータを装備した攻略部隊を用意していたが、八雲藍やその配下の化け狐、それに羽衣狐も参加するのなら別にいらないのでは?と思い始めていた。
「まぁこれで不当な扱いを受けることもなくなりますね」
そういったのはさとりだった。彼女の発言には誰もが微妙な顔をしたまま黙ってしまった。まぁ彼女と妹のこいしの経歴を知っている者たちからすればそんな顔になるのも当然だ。
「お姉ちゃん・・・」
「大丈夫よこいし。昔に比べたらましになったわ」
とはいえこいしによってなんとか少し落ち着いたようだが。
「ところで兵器の生産も万全ですか?」
「ええ。全て完了しています。」
まさに完璧であった。
「では皆さん、ご一緒に成功を祈って!」
「「「「「乾杯!!」」」」」
次回 決起
おそらく次回は紺碧の艦隊やパトレイバーのネタが出てくるかも?
挿絵が欲しいな~と思ったのですが自分画力ないので無理でした。
それと今後、更新速度落ちるかもしれません。(すみません)
ところでぬらりひょん出すとしたらぬらりひょんの孫のぬらりひょんか鬼太郎のぬらりひょん、どっちがいいでしょうか?