ヒーロー社会の妖怪の山   作:島田愛里寿

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ちなみに犬山まなはこの時空では一般の無個性の女子学生です。(時代が合わないのか?という質問に関してはこの時間軸の鬼太郎は六期の物なのでまなも普通にいます)


第五十話 決起1

 

ある平凡な日…のはずだったある日。

 

町、いや全国からほとんどのヒーローが消えた。

 

「あれ~?此処にもいないね。普段はいつも見かけるのに~」

 

「ん?誰のこと?」

 

「もー!ヒーローだよ!今日全然見かけないじゃん!」

 

「あ、あー確かに言われてみれば‥‥」

 

「まったく…まなはほんと妖怪のことしか興味ないんだから」

 

「あ、あはは…」

 

ここは東京の住宅街の道路。ここではある二人の女子学生が学校に登校している最中にヒーローを見かけないことに疑問を持ちつつも元気に登校していた。

 

そのうちの片方である犬山まなにはある秘密があった。

 

それは妖怪との関係である。

 

ある時、個性を持っていないことでからかわれていた際に怒って啖呵を切って化け物がいると噂されている山に入って、野良妖怪に襲われた際に鬼太郎たちに助けられて以来妖怪博士とまで言われるくらい妖怪に興味を持つようになったのだ。

 

「あ、あれ?あそこにいるのって天狗だよね?中部地方でヤクザやってるっていう」

 

「あ、ほんとだ!」

(なんか猫姉さんが天狗の動きが怪しいから気を付けてって言ってたけどやっぱり気になるよね~!)

 

‥‥まぁ好奇心旺盛かつ怖いもの知らずといった感じだが肝は座っている少女だ。

 

「すみませ~ん!」

 

「ちょ!まな!?」

 

しかもこともあろうに気が立っていそうな天狗に質問しに行くとは肝が据わりすぎている気がしないでもない…。

 

「ん?どうしたんですか?」

 

しかも応対したのが射命丸文だったのだ。何たる偶然

 

「何をしてるんですか?」

 

「ああ。今ここから先は通行止めなんですよ」

 

「ええ!?学校に登校したいので通してほしいんですけど…」

 

彼女たちの言い分も最もではある。なにせ彼女たちの通う学校への通学路は諸般の事情で他の道は少し前からすべて通行止めになっているのだ。

 

「すみませんねぇ。でも多分今日は家にいたほうが安全だと思いますよ?」

 

「え?それってどういう・・・・・へ!?」

 

まながそう文に質問した時にそれらは目の前を通り過ぎた。

 

それは超常黎明期以前に軍の主力を担っていたであろう。戦車や装甲車、軍用トラックなどが次々に通っていったのだ。その中にはT-14・T-15アルマータや10式戦車・16式機動戦闘車・試製超重戦車オイ車・センチュリオンMk.1 重巡行戦車なども含まれていたのだ。

 

「な、なにあれ!」

 

まなの同級生も愕然としていたが、文は妖怪としての本性を現しながら、

 

「今すぐに帰った方が身のためですよ?」

 

と脅した。

 

「え、ええ!?」

 

まなも驚いたが人間の自分たちでどうにかできるはずがないと悟って友達と引き返すことに

 

その際に何十両かが妖怪横丁方面に向かっていったのを見て鬼太郎たちのことを心配していた。

 

 

そう。とうとう妖怪の山を中心とする妖怪連合軍が決起したのだ。

 

 

同時刻 首相官邸

 

キキィィィィ!!

 

「第一小隊前ぇ!」

 

「第二小隊前え!」

 

「第三小隊前え!」

 

妖怪の山の白狼天狗部隊は車列を連ねて首都圏一帯の政府主要施設を急襲していったのだ。

 

同時刻 日本ヒーロー委員会(オリジナルです)

 

「掛かれー--!」

 

「貴様~!どこの者だ!きっ貴様~!」

 

ダン!!

 

同時刻 警視庁

 

警視庁には山伏天狗の部隊が突入し、

 

同時刻 公安委員会

 

公安委員会本部には精鋭の鞍馬天狗が突入していった。

 

 

同時刻。別方面から首都圏に入っていた八雲家の妖である化け狐や畜生界組の妖たちも同時に決起。

 

首都圏の制圧は予想以上の速さと鮮やかさで完了した。(妖怪横丁以外は)

 

首相官邸

 

「中にいたものをすべて一か所に集めろ!」

 

「は!急げ!」

 

国会議事堂

 

「国会議員用のマンションにいた者もすべて確保したとのことです」

 

「まさかここまで鮮やかに制圧できるとは‥‥」

 

むしろ確保した部隊は何か裏が何かあるんじゃないか?と疑うほどであった。

 

 




次回 決起2
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