首都圏にて関東圏妖怪任侠組織とのトラブルが収束したころ。
首都圏防衛ライン 第一ライン
「いや~。しかし暇だなぁ」「ああ。このまま政権維持を続けて既成事実化すれば我々の勝利だな」
と警備中だった天狗らだったが‥‥
ズドガァン!
「ひゃあ!?」「うおわ!?」
突如防衛線の最前ラインに展開していた87式偵察警戒車が突如大破してしまったのだ。
「な、何事!?」「敵襲!ヒーローどもが戻って来たぞ!」
そう。異能解放戦線との交戦をしていたヒーローたちが急遽戻って来たのだ。
(ちなみに病院は崩壊し、脳無は殲滅したがこのまま交戦するわけにもいかずに双方ともに全面撤退したのでミッドナイトは死亡していません)
「みんな!首都圏を奪還するよ!」
『はい!!』
「敵襲!ヒーロー科の雄英生や士傑生もいるぞ!」
「MG42かM2ブローニングを持ってこい!」
「迎撃しろ!」
バババババ!!!!!!!!
旧国会 現妖怪連合政権拠点
「やっと来ましたか」
「まったく遅すぎやしないかしら?」
「仕方ありませんよ紫様」
到着に一日強かかったことにあきれる紫に戦線指揮に出た飯綱丸の代わりに紫の式の藍が答える。
「あら?珍しくヒーローを擁護するのね?」
「別に擁護するつもりはありませんよ。とはいえ一日強で到着できたのにはほめるべきかと」
「まぁそうね。何せ対人地雷モドキを配置しまくった上に防衛ラインを構成する際に監視用の術式も構築したからね」
そう。実は一日ほどの時間の間に妖怪連合軍は首都圏外縁部に防衛ラインを構築していたのだが、その際に八雲家に所属する陰陽師や化け狐・巫女などが協力し、侵入者を察知する結界を展開したのだ。
流石に完全に隔離する結界を展開するのは様々な問題から却下されたのでこのような警備システムじみた結界になったのだ。
ん?なんで完全隔離が駄目なのか?
その理由はいくつかある。
まず一つ目は補給の面だ。
そもそも妖怪連合軍の陣容的に集結したのは関東以西の地方に拠点を持つ者たちばかりだ。そのため武器の生産拠点や食料を貯蔵してきた施設、指揮中枢のほとんどが関東圏に存在していない影響でトラックや装甲兵員輸送車などを使用せざるを得ないのだ。無論飛べない妖怪が迅速に行動できるように急遽開発したMi-24『ハインド』やCH-47『チヌーク』などももちろんあるし、AH-64D『アパッチ・ロングボウ』なども護衛用に製造したがそもそも連合軍の規模に対して数が少なすぎるし連合軍に参加した妖怪は実力のある者がほとんどで普通に自力で飛べるので生産に意欲的ではなかったのがあだになっていた。
二つ目の理由が通信に関してだ。
実は最初は補給の際だけ結界を開く予定だったのでとりあえず展開したのだがなんと中部地方の妖怪の山の情報部と通信ができなくなってしまい一時部隊が混乱する事態が発生したので見送られた。
そもそも補給の際に結界を開くなんてことは結界を維持するメンバーの体力的に結構きついし結界をいちいち開くなんてどうぞ狙ってくださいと言っているようなモノだ。それに包囲されたら戦国時代の北条氏のような状況になりかねない。
そのためいっそ堂々とするべきとなり、防衛ラインに塹壕を掘る羽目になった。
「戦線の状況は?」
「はい。一進一退の言葉の通りかと」
そう。双方ともに戦意旺盛で一進一退その物で戦局打開のために戦闘ヘリ数機が応戦にも向かったが数機撃ち落されかけたので結局撤退した。
次回 ダツゴクとの交戦・冤罪者の救出開始
ブラックジャックを見てから思ったのですがヒロアカか他のクロスで八意永琳に転生してブラックジャックみたいなことをする話は面白いですかね?
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面白そう!
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書け!
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微妙かな?
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ダメ