首都圏一帯にてヒーローらの攻勢を受けていた妖怪連合軍は一見劣勢な状態だったがその理由は単純明快。
巻き添えを恐れたからだ。
「やれやれ。あまり全力を出すと被害がすさまじいことになるから出したくなかったんですがねぇ…」
戦場の真っ只中にある少女が降りてきた。
天魔だ
「貴様は天魔か!」「ここで逮捕する!!」
彼女を見て彼女を逮捕して名を上げようとする一般ヒーローが何人か向かってきたが…
「邪魔です!!」
ズバァァァン!!
「「「うわぁぁ!!」」」
天魔が持っていた河童製銃剣で薙ぎ払った。
そりゃそうだ。そもそも天魔は百年近く中部地方全域で慕われ、ある種の信仰を得ていた大妖怪だ。妖怪の中では若手でも常人とはかけ離れた実力を持っている。
「さぁ!切り捨てられる者のみかかってきなさい!!この天魔が直々にお相手しますよ!!」
そう言って彼女は最前線に打って出た。
八雲紫side
はぁ~まったく。あの子は若手なだけあって普段は大人しいくせして血気盛んねぇ…。
ところで誰かBBAって思った子?怒らないからここに来なさい(#^ω^)
「紫様」
「あら?藍どうしたの??」
あの普段はあまり質問してこない藍が質問してくるなんて珍しいわね??
「何故天魔が最前線に向かうのを了承したのですか?彼女は我々の中では最若手と言えどもこの妖怪連合軍の指導者の一人。万が一のことがあれば天狗や河童たちが総崩れになる可能性も‥‥」
なるほどね…
「心配ないわよ藍。それにあの子は本気を出したことがなかったのよ?実力を測れるいい機会じゃない」
「は、はぁ…。そういえば紫様、先ほど前線に展開している妖狐から連絡がありまして」
「あら?どうしたの??」
「ギガントマキアという巨人がこちらに接近してきているそうです」
「え?確かヴィラン連合とは不可侵のはずよね?」
「一応妖怪の山はAFOのみとは不可侵になっているそうですが、弔とは結んでおりませんし‥‥」
「なるほどね。まぁ萃香なら何とかするでしょ?」
「い、いやそれが向かってきているエリアの担当がルーミアでして」
「‥‥あ~」
なんか嫌な予感がするわね~
side out
そう。死柄木弔をまだ完全にAFOは掌握しきれていなかったことと、死柄木自身が妖怪が気に入らないと考えていたのでギガントマキアを東京に突っ込ませて自分達よりも目立っている妖怪をつぶさせようとしたのだ。
しかし、進行方向が悪かった。
なんと人食い妖怪のルーミアが担当している区画だったのだ。
「ふふふふ。食いがいのある奴だな」
「なんだお前は?」
「私は人食い妖怪のルーミアだ。最近は食う相手がいなかったからな、お前が餌というわけだ。行くぞ!!」
そう言ってルーミアはギガントマキアに襲い掛かった。
その時、ギガントマキアは初めて真の恐怖を感じた。なんと彼女が漆黒大剣を一振りすると自身の腕が切られたのだから…
「な、なぁ!?」
「ふふふ。ここに来たヒーロー達と同じように私の腹に入れてやる!」
戦場は新たな局面に転換していった。
次回 天魔VS雄英生・錦の御旗
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