所で天魔たち妖怪らの行事も見たいですか?
第六十七話 新体制下となった日本
東京における大戦闘。のちに『関東の乱』と言われることとなった動乱から一週間がたった。
既に日本政府は議会や政党ごと全て解体され、官僚らも解雇された上で有能な者のみ妖怪体制政府に再雇用された。
「しっかし予想以上にひどい有様ですね‥‥」
「ええ。まさか不正がこれほどとは…」
その際に官僚制度の見直しを行ったが予想以上に不正がはびこっていた影響でかなりの官僚や議員関係者を逮捕・拘束した結果、まともな官僚は全体の二割しか残っておらず、やむなく各地の妖怪勢力の中から書類仕事ができる者を総動員せざるを得ない状況に陥ったのだ。
「まぁ政治の上層部は我々が担当することは決まってましたから何とかなりますけど…八千慧には苦労を掛けますね」
「構いませんよ?ただ今度埋め合わせをしてくだされば…」
「分かりました。今度食事に連れてってあげますから」
そのため有能だが戦闘力が低いものが多かった畜生界組や佐渡の妖怪たちを動員せざるを得ず、天魔は結構な借りを作ってしまったのだ。
とはいえ天魔らも現在は増えた仕事に忙殺されていた。
現時点で暫定的に決まった各配置を再編しなおした妖怪の陣容は以下の通りだ。
首相:摩多羅隠岐奈
副首相:吉弔八千慧
官房長官:八雲紫
防衛大臣兼警察庁長官:天魔
防衛大臣補佐官・特殊作戦群司令官:飯綱丸龍
外務大臣兼法務大臣:古明地さとり
内務大臣:羽衣狐
総務省大臣兼諜報隊指揮官:古明地こいし
その他の大臣等は人を中心に編成された。
さて、政治体制がこのように大改革された後に心配になってくるのは治安だが、市民が予想していたよりも悪化することはなかった。
警察関係や防衛関連の総指揮官となった天魔はまず、改定された憲法の元戒厳令を発令。
各地に警察官や天狗、力自慢の妖怪を展開させて治安維持にあたらせた。
妖怪主導による政権交代による混乱は実際各地で起きており、レジスタンスを自称する元ヒーローやヴィランがデモ等を計画していたが、天狗や良識派であった警官たちにすぐさま取り押さえられた。
そして新政府主導で個性への研究を再開。「個性終末論」をかねてから注視していた妖怪たちは、各勢力で独自に個性の解析を行っていたがそれを一つに結集させて多様化かつ複雑化してきている個性に対処することとなったのだ。
以前から世代を重ねてきた個性保持者の個性は複雑かつ難解なものとなり、若い者であればあるほど個性の使用をためらわないようになってきたのだ。
そこで天魔が内閣の議題に上げて認められた「個性乱用学生矯正所」を妖怪の山近郊に設置するように指示。
そして妖怪の山の寺子屋で教師をしていた上白沢慧音を臨時で教鞭を振るってもらえないか打診したところ承諾を得たので一時的に一か所に集めて経過観察をしつつ、対処法の研究を行うこととなった。
(なおすでに暴走気味な者は紫の能力で調整して自己制御できるように応急処置を施された)
そして各地の学校にて多発していたいじめ問題や教師の無能っぷりに対しては妖怪の山にはその被害者が多い関係上過激ともいえる対処案が多数出たが、天魔の裁量で決定された。
いじめを行う生徒に対してはアメリカ式の対処法である精神カウンセリング行きもしくは独自判断で退学処分か慧音先生直々の頭突きの刑に処し、あまりに状況がひどいと暴行罪で少年院ではなく問答無用で刑務所で無期懲役か死刑にするということとした。
しかし、それを見て見ぬふりをして放置してきた教師陣に対しては教員免許剥奪の上で再教育処分もしくは暴行・殺人教唆に当たるとして問答無用で前科者にした。
これに一部教員や生徒の保護者たちから猛反発が出たが、妖怪の山で山伏天狗として生活していた者の中にその反対していた者の被害者がいたことで事態は一変。
彼らからの悲痛な訴えを以前から聞いていた天魔はいじめ行為を暴行罪と認定して彼らを簡易裁判にかけてさとりの調査で他にもやっていた事が発覚してルーミアに任せた。
「まったく。マスコミの批判もすごいですねぇ…天魔様のことを『悪魔』だの『民主主義の敵』だの。…私の恩人に何を」
「構いませんよ。っていうかそのおかげであなたも力が上がって来たのでしょう?」
「‥‥ええまぁねぇ?」(・∀・)ニヤニヤ
そう。人々が妖怪を憎めば憎むほど妖怪の力が強まるのだ。妖怪の食料は基本人食い妖怪以外は『人の恐怖心』なのだ。そのためこのおかげで全国の妖怪の力が増してきたのだ。
(なお各地の神社への信仰心が上がって来たので、神々も黙認している)
そうして日本は新たな体制の元、順調に生まれ変わっているのだ。
次回 乱の後の世界情勢
あと少しでこの小説も完結の予定ですが、次にヒロアカ物を書くならどれがいいですか?
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ヒロアカ×継続高校(続き)
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ヒロアカ×プラウダ高校(続き)
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ヒロアカ×黒森峰
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八意永琳(ブラックジャック風)
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任侠もの