オラリオに失望するのは間違っているだろうか? 作:超高校級の切望
A.現状いません。でも突然幼女がパパ〜と飛びついてきてもすぐに否定できない程度には女の誘いを断れてません。
Q.【ロキ・ファミリア】でヴァルドと寝た女性は居るのかい? 居るとしたら誰だろう?『PN.小人の光』
A.生き残ってるメンツではいません。ヴァルドを知る者は脳内で公式CPがあるので。なのでその方向で戻すのはあきらめな
Q.ヴァルドと接触禁止になったなるとしたら、その理由は?『PN.女神の剣』
A.言葉が足りなかったんじゃね?
Q.ヴァルドと一番息を合わせられる人は? 十人ぐらいで教えてください。最初の弟子の【剣姫】は入ってますか?『PNジャガ丸くん小豆抹茶クリーム味』
A.1位異端児の一人
2位異端児の一人
3位妖精の王族
4位猛者
5位小人の勇者
6位白巫女
7位腹黒大和撫子
8位異端児のリーダー
9位災禍の怪物
10位骨の愚者ですね。剣姫? あな、彼女は15位です
リリが【ヘスティア・ファミリア】に入った。
団員数が増えたことの報告と貰ったプロテクターを無くしてしまった事を謝罪をしに向かうベル。
人がチラホラ居るが、幸いにもすぐに見付かった。誰かと話しているらしい。
「…………あ」
「………」
「………ほ?」
ベルに気付いたエイナの視線を反射的に追ったその人物が振り返る。サラリと長い金髪が流れ、金の双眸が此方を見る。
唇は瑞々しく、ほっそりした顎、ほっそりした首筋は色気とは無縁で美しいとだけ感じる。それはきっと、彼女に惚れているからなどという理由ではなく万人が感じることだろう。
【剣姫】アイズ・ヴァレンシュタイン。ヴァルド最初の弟子にして、最強の弟子。ベルの情景の一人であり姉弟子に当たる人物。後さっきも言ったが惚れ込んでる。
ドクンドクンと心臓が早鐘をうち、顔に熱が溜まる。ベルは逃げ出した!
「えっ、ベル君!?」
エイナが何やら叫んでいるがベルは止まらず走り出した。
また逃げられた!
ガーンとショックを受けるアイズ。あの時舌を出したこととか、ミノタウロスの件とか、謝らなきゃ行けない事があったのに。
プロテクターを返しに行く建前で会おうと彼の担当アドバイザーに協力してもらえることになった矢先にこれだ。自分は小動物に嫌われるらしい。
「追ってください! ヴァレンシュタイン氏!」
「っ!」
エイナの言葉にハッと正気を取り戻すアイズは小さくなっていく背中を見つける。
に、逃がすものか! と追い掛ける。Lv.6とLv.1。追いつけない道理はない!
(追い越された!?)
アイズが目の前に回り込み、瞬間ベルの中に蘇る
「!?」
止まるどころか加速したベルに困惑するアイズ。1秒にも満たない硬直。だが、ここ!
方向転換、と呼ぶには僅かな向きの変更でアイズの横を抜けるベル。このまま……!
「待って!」
逃げられるわけもなく、アイズに手首を掴まれる。虚を突けてもそのLv.差は5位階もあるのだ。当然、膂力にも。全力疾走中に腕が何かに引っかかったかのような、というかまんまその痛みが肩と肘を襲う。それに気づいたアイズが慌てて放そうとして逃がすわけには行かぬと手を掴んだまま、ベルの方向へと体を動かす。バランスを崩し倒れそうになるベルは体を回転させ、背中を地面に向ける。ところでベルの腕を掴んだままのアイズが、Lv.6とはいえ咄嗟に体勢を変えてすぐ目の前に人が居るのにバランスを取れると思うか?
応えは否。下手したらベルの脚を踏んでしまうので、一緒に倒れる。
一緒に倒れる!
「つう〜」
背中の痛みに唸りながら目を開けるベル。すぐ目の前に、金の瞳があった。
「えあ!?」
視線をそらそうとするも自分と彼女の間にかかる金のカーテン、アイズの髪が頬に触れ慌てて顔を戻す。やはり目が合う。
「あ、あ………あ…………!」
パクパク口を開けるベルを見て不思議そうに首を傾げるアイズ。傍から見ると、年下のあどけない少年を押し倒した女。とても目立っているが残念なことに今のアイズにはベルしか見えていない。
「あば、ばば!? は、放してくださいぃ!!」
「やだ」
「なんで!?」
「放したら、君が逃げちゃう」
「逃げません! 逃げませんからあ!」
「………本当?」
「本当です!?」
「ほんと〜に?」
「ほんとーです!」
「………………」
スッとアイズが退く。滅茶苦茶いい匂いだった。
チョコンと座ったアイズはジーッとベルを見つめる。ベルもそんなアイズに何も言えず、暫く無言の時間が続く。
「………あの、場所変えよ?」
その沈黙を破ったのはアイズだった。
10階層で助けてくれたのはアイズらしく、その時にプロテクターも拾ってくれていたらしい。
「ごめんなさい」
「え?」
突然謝られ困惑するベル。アイズの謝罪の意味が解らない。
「私達が逃したミノタウロスのせいで君を危険な目に遭わせたし、7階層で君に嫌な態度取った」
そういえばそうだった。べー、と舌を突き出されたっけ。可愛かった。
「ずっと謝りたかった。ごめんなさい」
「ち、違います! 悪いのは迂闊に下に潜った僕の方で、ヴァレンシュタインさんは全然悪くなくて! というか謝らなきゃいけないのは貴方にお礼もせず逃げてた僕の方で………ご、ごめんなさい!」
と、アイズに頭を下げられベルも慌てて下げる。
こんな風に喋るのか。いい子そうだ…………悪い子だったら、もっと素直に嫌いになれたのにな、と複雑な思いを抱くアイズ。
「ダンジョン探索、頑張っているんだね」
「し、師匠や周りのおかげですよ。特訓だって一人じゃあまりできなくて、師匠も今ダンジョンに数日は潜るって………」
謙遜するベルだが、その成長速度は異常だ。
10階層へと半月で到達するなんて、それが普通ならオラリオの半数以上がLv.1のまま一生を終えたりなんてしない。
「………それじゃあ、師匠がいない間私が鍛えようか?」
「…………え?」
知りたい。ヴァルドがオラリオを離れてまで弟子にした彼の成長速度の秘訣を。それが解れば、自分はもっと強くなれるだろうか? ヴァルドは………
(………そしたら、今度はこの子がおいてかれるのかな?)
それでも、戻って来てほしいと思ってる。
(私って、嫌な子だな)
そんなアイズの様子に気付かずベルは考え込んでいる。
同じ師を持つとは言え他派閥で、Lv.だって釣り合わない。そんな自分が果たして彼女の時間を奪って良いのだろうか? それは、確かに彼女との時間ができるのは嬉しいが。
(………でも、師匠がいない間にも強くなれる)
──俺がいない間に良く頑張ったな。偉いぞベル
あ、良い。これ良いかも。いない間に頑張れば、ヴァルドも褒めてくれるかもしれない!
「あ、あの。ヴァレンシュタインさん! ご教授、よろしくお願いします!!」
「………………」
真っ直ぐで、綺麗な目。アイズは無意識に胸を抑えた。自分の厚意だと思ってくれているが、実際は成長性の秘密を暴こうとしている。こんな期待に満ちた目で見られていい人間ではないのだ。
だけど、その視線が嬉しいと思った。
私は本当に、嫌な子だ。
その翌日、神様にも内緒でベルはホームを抜け出しアイズとの待ち合わせの市壁へと向かう。他派閥同士の交流は、あまり知られてはならないらしい。
もう来てるだろうか? と少し急ぎ足になるベル。と
「きゃ!?」
「わ!?」
と、角で走ってきた誰かにぶつかる。見れば山吹色の髪をした少女が尻餅をついていた。彼女にぶつかってしまったのだろう。
「大丈夫ですか?」
そう手を差し伸べ、固まる。彼女の耳を見たからだ。
長く横に伸びた耳。
『などと堅物ぶって、あえて一人の男にだけ触れる事によってアピールするムッツリ年増妖精もいるがな』
とは
知り合いですらない眼の前のエルフの少女には当て嵌まらないだろう。と、手を差し出したまま困ったような様子のベルに少女は首を傾げ、エルフの価値観を知っているのだろうと思い当たり、手を取る。
「ありがとうございます。それと、ごめんなさい、余所見しながら出てきて」
「あ、え……?」
「ふふ。別に全てのエルフが他種族と触れ合いたくないって思ってるわけじゃないですよ」
「あ、そ、そうか。そうですよね」
「……?」
何か歯切れが悪いような、とベルの顔を見て、エルフの少女はギュッと繋いだ手に力を込める。
「あ、あの?」
「…………貴方、アイズさんの師匠の弟子ですよね?」
「え、あの………」
「7階層で頭撫でられてるの見ましたよ」
「7か……あ!」
そう言えばあの時、ヴァルドやアイズ以外にも【ロキ・ファミリア】のメンバーがいた。その中に、彼女も居たのだろう。
「アイズさんがこの辺りに向かいました。貴方、なにか知ってます?」
「え!? あ、えっと…………」
ベルは嘘が下手だ。少女もベルの反応から知っていると直ぐに解った。逃げようにも、見るからに後衛の少女は上級冒険者。下級冒険者のベルでは逃げられるはずもない。
「ははははは放してぇ!」
「そっちこそアイズさんについて話しなさぁい!!」
「……………………」
その様子をじっと眺める一人の女神。なんだろう、あの娘はああいった出会いだととても危険な存在になるような気がする。
「………………」
「おい、何を不満そうな顔をしているポンコツ
ベルの護衛として見守っていた輝夜とリュー。
リューは
「くだらん嫉妬などするなら少しは積極的に動いたらどうだ? 奥手と臆病は別物だぞ」
「わ、私は別にクラネルさんとそのような関係になりたいわけでは………それに奥手と言うなら貴方だってヴァルドさんに素直になれないでしょう!」
「言うではないかクソ雑魚妖精〜!」
迷宮に響く竪琴の音色。美しい歌声。
その歌声を以って冒険者を水に誘い、あるいは同士討ちさせる
「マリィ」
「ヴァルド!」
パァ、と顔を綻ぼせるモンスターならざる美貌を持った
「上手くなったもんだ」
「フフン。デショ? イッパイイッパイ練習シタノ」
彼女の竪琴はヴァルドが与えたものだ。過酷なダンジョンで使用するのだからと素材に拘り、注文できる相手もいなかったので頑張って造った。
「
「ヤ! ヴァルドガクレタコレガ良イ!」
と、竪琴を胸に抱きしめるマリィ。ヴァルドはそうか、と頭を撫でる。
「魔石だ、喰え」
「ウン!」
ヴァルドが持ってきた袋の魔石をガリガリと食べるマリィ。どれもこれも深層の強化種、
「マリィ、妙な気配を感じたら必ず逃げろ。殺したとは思うが、それでも生きていた奴だからな」
「危ナイ人?」
「ああ」
「解ッタ。気ヲ付ケル! 良イ子ニシテルカラ、マタ来テネ」
「ああ、約束する」
スリスリ体を擦り寄せてくるマリィの頭を撫でるヴァルド。堪能してからヴァルドから離れ、ヴァルドも歩き出す。
マリィはヴァルドの姿が見えなくなるまで手を振っていた。
「む」
「ぬ」
「ヴォ」
地上へ戻る途中、17階層でオッタルがミノタウロスを鍛えているのを見つけた。
「…………何をしている?」
「………お前の弟子への『洗礼』だ」
「……………ああ、そうか。なるほど、これが」
「止めるか?」
まあLv.8に上がった程度で何を遊んでいるとは思うが、これはベルには必要な試練。
「………元より俺とお前はギルドから接触禁止を言い渡されている。ここで俺達は出会わなかった」
「そうか……」
「俺の弟子は強いぞ。半端な強さで満足させるな」
ポン、とミノタウロスの肩を叩くヴァルド。ミノタウロスは自分に剣技を教えている男と同じ、今の自分ではどれだけ強いのか解らないほど強い男にビクリと震える。
「深層の魔石の残りだ、食わせておけ」
「ああ」
ヴァルドはオッタルに魔石を渡すと今度こそ地上を目指した。
因みに今のオッタルは下層の方から来たヴァルドを見て、自分も潜って鍛えたいと思ってます
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