俺らの目の前に黒く焦げ死んだ
「…お供が一頭焦げただけか、聞きしに勝る厄介だな、魔力妨害ってのは」
黒く焦げた
「ええ、それに…範囲内に捕らえたはずの本命は、もはや痛痒を感じてはいないようです」
シュナが平然と空に漂っている
ピリピリとした雰囲気が漂う中、
「グ…グギョォオォォオォオ!!!」
だが、悠長に耳を塞いでいる間はなかった。
「俺に任せとけ!」
ザ・ショウカン! ダレジャ? ダレジャ? ダレジャダレジャダ~レダレジャ?
「シュリケン忍法!召喚の術!」
待機音が鳴る中、俺はオトモ忍シュリケン 覇王を勢いよく回す。
ライオンハオージョウ!
「ガオォーーー!!」
空の一部に霧が立ち込め、そこからライオンのような雄叫びと共に、俺が召喚…作り出したライオンハオージョウが現れ、
ライオンハオージョウが放った光線は、
「な、なんというデカさ…」
「流石は、エムル様です!」
皆が、ライオンハオージョウに呆気を取られているなか、
「…リムル、俺をライオンハオージョウの上に運んでくれ…」
魔素を使いすぎたせいか、力が入りにくい…だから、ライオンハオージョウの上に登ることが出来ないのだ。
なので、リムルに頼んで上に移動することにした。
「…分かった」
リムルは翼を広げ、俺を担いでライオンハオージョウの上に運んでくれた。
俺らに続いてミリムもライオンハオージョウの上に乗ってき、ライオンハオージョウの上が
「全員!戦闘開始だ!」
ウオォォォオォオォォ!!
侍大将であるベニマルが皆に指示を送り、皆が
どうやら、
「先に
ベニマルが皆に的確な指示を送る。
上から皆の様子を確認すると、ゲルド率いる
元は敵同士だったと思うと、胸熱だな。
他の部隊はどうだろうと思い、次はソウエイ率いる隠密部隊に目をやる。
「…操妖傀儡糸」
開いた口が塞がらない…
俺とリムルは、口を開けながら引いていた。
「おおっ神経網を操って共食いさせたのか!」
面白そうに笑顔でミリムが解説した。
ソウエイのやつえげつないな…
「ソウエイに負けてはいられません、行きますよランガ!」
「承知!」
今度は下からランガの上に乗ったシオンが、空高く登って来たと思ったら、シオンが両手で持っている剛力丸に
「見よ! 断頭鬼刃!!」
まさに、シオンらしく豪快な技だ。
そうこうしているうちに、最後の一体もハクロウによってサイコロ状に切り刻まられた。
「これでもう高みの見物は終わりだなカリュブディ…」
俺らが
なんだ、嫌な予感がする。
そう思った瞬間、
あの量は躱し切れない。
「…躱せぬなら突き進むまで、行きますよラン…」
「バカ言うな」
躱さず、突き進もうとするシオンとランガを前に出たリムルが止めた。
「リムル様!」
「リムル!何をするつもりだ!」
「二人とも、こういう時くらい俺を頼ってくれよ」
「ですが…っ」
一体何をするつもりなんだリムルのやつ…
「リムル様!俺のうしろに…」
今度は、俺の影から出て来たソウエイが、俺の目の前に立ってリムルに向かっていった。
大量の鱗がそこまで来てる中、リムルは左手を鱗に向ける。
「
リムルから出た、黒い靄は大量の鱗を覆い、鱗ごと黒い塊になっていき消えた。
ミリム以外の全員が目を見開いて驚いた。
皆が驚いている中、リムルは続けて
リムルの両手から
あの
振り払われたリムルは、
そして、
なるほど、そういうことか。
「全員、なんでもいい!あらゆる方法で攻撃をしまくれ!ヤツ再生する暇を与えるな!!」
リムルの意図に気づいた俺は、全員に総攻撃をするよう指示を出す。
リムルの意図は、自身が囮になり、全員が攻撃しやすくするつもりなんだろう。
俺の指示通り、皆はそれぞれの攻撃を
勿論、俺もライオンハオージョウの光線で
怪我をした者や、疲労した者はシュナが指示をしている救護班で回復薬などで怪我や疲労を回復させたのち、前線に戻るを繰り返している。
その後、トレイニーさん達やドワルゴの
援軍も加えて一気に撃墜するつもりで、総攻撃を行った。
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