皆さま、ありがとうございます。
特別編はリムルVSエムル三番勝負となりました。
特別編の投稿は、訳あって、だいぶ先になりますが、気長に待ってくれると幸いです。
そして、夏休み特別期間として、8月1日~8月24日まで、毎日投稿します。
───10時間後
総攻撃を始めて10時間が経過した。
正直言うと、状況は結構まずい。
それに比べ、こちらは回復薬が尽くそうな上に、皆の疲労が相当たまっている。
仕切りなおすのも必要そうだな。
「お…の…れ…」
うん?今喋ったか?…
「ミリ……ミリムめ…!!」
恨みがこもった声で
なんで、ミリムの事を知ってるんだ?
「うむ、覚えがあるのだ。 この感じ、確かフォビオとかいう魔人だ」
ミリムの目が光りながら、言ってくれた。
「ミリ……ム…!」
確か、フォビオってミリムに伸ばされていたよな…もしかして、依代となったフォビオの強い意志に従って
「なぁなぁ、リムル、エムル~」
ミリムが俺らの顔を覗き込んできた。
まぁ、そうだな…これはミリムの客だ。
「…わかったよ、ありゃミリムの客だ」
「ああ、盛大に暴れて来い」
俺らの許可を貰ったミリムは嬉しそうに笑みを浮かべた。
リムルが思念伝達で皆の避難を指示を送っている中、俺はリムルをライオンハオージョウ乗せた状態で、遠くに移動し始めた。
「何を仰いますか!我々はまだあきらめてなど…っ」
「頼む、言うとおりにしてほしい…巻き込まれたくなければな」
「えっ…?」
援軍としてくれたドルフが、俺らの傍によって来ては、諦めてないって言ってきたが、リムルに説得されて、避難を始めてくれた。
リムルとミリムが思念伝達で話しているなと、思っていたら、ミリムの一蹴りで
それから、ミリムの片手から大量の魔素の反応が確認できる。
何するつもりなんだ、ミリムのやつ。
俺の頬から冷や汗が垂れる中、ミリムは両手を
「
ミリムが放った光線は、拡散するように分裂をし、
爆発音と共に突風が辺りに吹き荒れる。
風のせいでライオンハオージョウが少し揺れる。
「「うわぁ…」」
ミリムの技を見た俺とリムルは、少しばかり引いてしまった。
立ち込める煙を見ていると、何かを見つけたリムルが翼を広げて、飛んで行った。
リムルが捕まえたのは、フォビオ。 依代となったあの魔人だ。
リムルはフォビオを抱えて、地面に降り立った。
俺も地面に降りるために、ライオンハオージョウを地面に着陸させ、リムルの傍に近寄ると、丁度ミリムも来た所だったようだ。
フォビオを見ると、胸部分に心臓なような物が、大きな心音を立ててくっついていた。
「何をするきだ?」
「放っておいたら復活しちまうからな。 フォビオからカリュブディスを完全に分離する」
俺の問いに、リムルは答えながら髪を一つに結んだ。
「変質者と
リムルの身体から黒い靄が所々から出始めた。
そうこうしていると、リムルはフォビオと
少しばかり時間が経ち、リムルが疲れたように、後ろに両手をついて、安堵した。
「……どうなのだ?」
俺と共にリムルを見ていたミリムが聞くと
「ああ…成功したよ」
リムルは手術が成功したと、報告してくれた。
────────────
「スマン!…いや、スミマセンでした!」
回復薬で回復させたフォビオが、俺らに身体を向けて土下座して謝ってきた。
「今回の件は、俺の一存でしたこと、魔王カリオン様は関係ないんだ…なんとか俺の命一つで許してほしい…!」
土下座しながらフォビオが言ってきたが、スライム姿のリムルはため息をつき、
「ここでお前を殺したら、何のために助けたのかわからんだろ、それより質問に答えてくれ…トレイニーさん」
リムルはそう言っては、トレイニーさんに託した。
「はい。 貴方はなぜ、カリュブディスの封印場所を知っていたのですか? あれは勇者から託された我ら
トレイニーさんの質問にフォビオは、土下座したまま
「…教えられた」
そこからフォビオから事情を聞いた。
どうやら、
黒幕と言えるやつらの名は、中庸道化連という何でも屋で、仮面を被った道化師。
ミリムを恨んでいたフォビオに、中庸道化連のフットマンとティアと言う者達がカリュブディスの力を使わないかと、話を持ち掛けてきたのだそうだ。
そして、ゲルド曰く、フットマンという怒った仮面を付けた魔人は、ベニマル達の里襲撃の件関わっているみたいで、ベニマルが少しばかり怒っていた。
他にも、
されに、ガビルもラプラスに会っていたらしく、中庸道化連の一味であると言っていたらしい。
そして、ミリム曰く、クレイマンと言う、悪だくみが大好きな魔王が居ると言うことも聞いた。
まぁ、一時保留だな…確定要素もないし
「今後は、謎のなんでも屋に注意するとして…とりあえず今日はお開きだ。 みんなゆっくり身体を休めてくれ」
ォオォォオオ!
リムルの言葉に皆は、武器を上に投げて喜んだ。
「じゃあフォビオ、お前も気を付けて帰れよ」
「……はっ!? 待ってくれ、俺は許されないだろう!?」
リムルの言葉に、フォビオは目を見開いて驚いた。
確かに無罪ではないが、フォビオは利用されただけみたいでし、俺達に人的被害は出ていないからな、俺的にはライオンハオージョウを呼び出せて、暴れられたから満足だ。
「ミリム、お前もそれでいいよな?」
「うむ!一発殴ってやろうと思っていたが、許してやるのだ」
……一発殴ろうとはしてたのかよ…!
「カリオンもそれでいいだろう?」
は?え?
ミリムの言葉に俺と恐らくリムルも困惑した。
「やはり気付いていたか、ミリム」
ミリムが顔を向けた木陰から、大柄な男が姿を現した。
なるほど、この大柄な男が…
「よう、そいつを殺さずに助けてくれたこと、礼を言うぜ」
「カリオン様…!」
フォビオのあの反応、あの大柄な男こそ、魔王カリオンだな。
魔王カリオンは、逆立った短い金髪に鋭い眼光、野性味のある風貌で、圧倒的な威圧感を立ち上らせている。
確かに魔王に相応しいな。
カリオンは、俺らに対して謝罪をした後、カリオンは、お詫びとしてカリオンが治める
のちに、カリオンは使者を送ると言ってくれた。
流石は魔王、身体だけじゃなくて、器もでか───
ズカン!!
俺が感心していると、大きな音が聞こえ、音の方を見ると、カリオンが拳でフォビオを吹き飛ばしていた。
「ったく、仕方ねぇな…おら、帰るぞ」
カリオンは、血がいっぱい出るほどの重症に戻った。瀕死のフォビオを担いで転移魔法で去って行った。
「一件落着…か?」
「問題は山ほどありそうだけどな…」
「ああ、頭が痛い…」
「男が、そんなことを一々気にするんじゃねぇ!」
「そうだ……」
「「え?」」
リムルと俺が会話をしていたら、何処からか、声がしてきた。
俺とリムルは、声の主を探すために、周りをキョロキョロと見渡す。
「何キョロキョロしてんだ!」
声は俺の左側…いや、左手首から聞こえ、俺とリムルは声の方を見る。
「おう、何かようか」
声と共に超絶勝負チェンジャーのライオンの目が光っていた。
俺とリムルは一度顔を合わせ、再び超絶勝負チェンジャーを顔を向けた。
「「……………しゃ、喋ったァアァァアァァァア!!?」」
俺らの叫びは辺りに響き渡り、
次章に転生する?
>Yes
No
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