転生したらスーパー戦隊になっていた件   作:盈月さん

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03話 初変身

リムルに連れられて先程の褐色肌の角男こと、ソウエイの下へ連れてこられた。

 

「リムル様と同郷だと聞いたが、本当か?」

 

物凄く冷酷な目で見てくるソウエイ…

 

「う、うん…まあね……で、これどうゆう状況…?」

 

俺とソウエイは木の上から数匹のオークと思われる魔物?と蜥蜴のような人型の魔物が一人で戦っていた。

移動中に聞いた話なのだが、この世界には魔物が居て、今オークとリザードマンがぶつかっているようなのだ。そして、リムルがリザードマン達に加勢するために、向かっていた時に俺を見つけたと言うことらしい…そして肝心のリムルは俺をソウエイに預けた後、皆を指揮する必要があるからと言い、戦場となっている沼地に飛んで行った。

どうすればいいんだよ…!確かに能力とか調べたいって言ったけど!言ったけど!いきなり複数のオークを相手するとは聞いてないぞ!

 

「……ソウエイ、先にあのリザードマンを助けてやってくれ…後は俺がやる」

 

「了解した…」

 

ソウエイが消えたと思ったら、いつの間にかリザードマンの下に居て、間一髪のところでリザードマンを助けた。

 

「…やるかぁ~…」

 

渋々木を降りては、オークの前に立つ。

 

「なんだ?オーガの次は人か?」

 

偉そうなオークが俺に剣を向けてくる。

どうしようどうしようどうしよう…!

この状況をどうするべきか悩んでいるとふと、脳内にボウケンジャーのアクセルラーが脳内を横切った。

なんで今なんだよ!

しかし、右手に違和感を感じふと、見てみるとアクセルラーが右手に握られていた。

 

「…」

 

もしかしてっと思った俺は

 

「レディ!」

 

アクセルラーを開き構えた。

 

「ボウケンジャー、スタートアップ!」

 

ボウケンジャーの変身の際の掛け声と共に左肩に当てたアクセルラーを当てながら左手まで滑り落した。

するとどうゆうわけか、エンジン音と共に俺はボウケンレッドへと姿を変えた。

 

「なに!?」

 

「…」

 

俺が姿を変えたことに周りの者たちは驚いているが、無理もない…事実、俺も驚いてるんだもん、だが折角ならこの力でオーク討伐だ!

 

「熱き冒険者!ボウケンレッド!…アタック!」

 

名乗った後、指をパチンと鳴らして、俺はオークに向かって走り出した。

 

「ぐぬぬぬ…人間風情が…!」

 

オークは持っていた剣を俺目掛けて振り下ろしてきた。

俺は試しにボウケンボーを頭の中でイメージすると、予想通りに手元にボウケンボーが現れる。

早速、現れたボウケンボーのアーム部分を使って剣を掴む。

 

「なに!?」

 

「ジャベリンモード!」

 

アーム部分が開き、そこから刃が突き出る。

 

「おらぁ!」

 

「ぐはあぁ!」

 

俺が力を込めてボウケンジャベリンを振り下ろすと、オークは鎧ごと身体を斬られ、切口から大量の血が噴き出る。

 

「う、嘘だろ…!?」

 

「や、やべぇよ…!」

 

見ていた他のオーク達は動揺を隠せない様子だったが、俺はすかさず

 

「デュアルクラッシャー!」

 

一掃するためデュアルクラッシャーを装備した。

何匹かが逃げようと試みたが

 

「逃がさんぞ」

 

ソウエイが出した糸により、全員まとめて一束に集められた。

俺がデュアルクラッシャーを構えると、先端のドリルが回転し始めた。

 

「ゴー!」

 

デュアルクラッシャーから放たれた光線は数体のオーク達を貫き、真ん中らへんで大爆発を起こした。

デュアルクラッシャーに当たらなかったオーク達は爆発に巻き込まれて散っていった。

 

「…」

 

オーク達の死体が燃えているのを無言で見ながら変身を解除した。

 

「…リムル達は今、コイツらと戦ってるのか?」

 

ソウエイの方を振り向くとソウエイはクールに

 

「嗚呼…」

 

と、答えた。

こんな奴らが阿保みたいに居るのか……よし、俺も覚悟を決めて加勢するか

 

「…ソウエイ、戦場の湿地帯はどこにある…」

 

「…それならこの先だが、少しかかるぞ…」

 

「そこは大丈夫…!」

 

俺がスカイホーキーを頭の中でイメージすると、目の前にスカイホーキーが現れる。

 

「んじゃあ、またな!」

 

スカイホーキーに跨り、早速飛ばしてリムルの下へと向かった。

 

 

 

「あ、あの方も、ソウエイ殿のお仲間なのですか?」

 

「嗚呼、リムル様曰く、同郷の者らしい…」

 

「…リムル殿は本当に凄いですね…」

 

「だな…」

 

名もなきリザードマンとソウエイは少しの間、エムルが去った方を眺めていた。

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