中央広場では、ほぼ全ての魔物達が深い眠りに就いていた。
人間や魔女、ドワーフ達は、エムルとベニマルを寝かせたリムルの姿をした、
身体に巻き付けた白いマントに美しく流れる銀髪。
ラファエルは、感情の無い瞳で周囲を見渡しては、視線をエムルに向ける。
「…告。 個体名エムル=テンペストの保有スキル、ユニークスキル
眠るエムルの頭に、ラファエルは手を置いては目を閉じ、エムルの更なる進化を始めた。
《「
エムルのユニークスキル
「……告。 個体名エムル=テンペストの進化が完了しました。 これより、"反魂の秘術"を始めます。」
ラファエルは、ゆっくりと死んだ者の遺体が安置されている場所の中心部分へと向かった。
「告。
ラファエルに命じられた
「告。
ラファエルは途中で魔素が足りなくなったため、ユニークスキル
ラファエルが反魂の秘術を行っている時、
「只今戻りました、我が君」
悪魔召喚で呼び出された三人の悪魔たちが町に来ており、リムルへ向けて頭を下げたが、ラファエルは見向きもせず、作業を続けた。
悪魔たちは、儀式の邪魔にならないように静かに見守っていた。
だが、あることに察した、悪魔の一人である
「失礼ながら申し上げます。 どうも
「…是。 必要量を満たしておりません。 生命力を消費し代用します。」
「お待ちください我が君! 代用にご自身の生命を用いずとも…っ」
生命力を消費して、"死者蘇生の秘術"を行おうとしていたラファエルを
「…良き考えがあります。 この者達をお役立てください、主の役に立つことこそが、我らにとって最大の喜びなのですから」
賛成したラファエルは、
「既定の魔素量に達したことを確認しました。 これより、"死者蘇生の秘術"を再開します。」
反魂の秘術、死者蘇生の秘術…この二つの秘術の行使と、制御には想像を絶する魔素量が必要になる。
成功確率は3.14%…この数値は魔王へと進化をする前に出されたモノ。
だが、進化を果たした今──
ラファエルが魂を皆に入れたとき、全員の傷が癒され、雲が晴れて光が差し込む。
「…」
反魂の秘術と死者蘇生の秘術を終えたラファエルはふらつき、スライムの姿へとなった。
スライムの姿へとなったラファエルを、
次章に転生する?
>Yes
No
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