「……おい、まさか……お前…」
リムルが震えながら聞いてきた。
「…嗚呼、進化したことでようやく思い出したんだよ…俺の本当の名は五永 雄太だ」
「…フハハハッ…まさか、俺達揃って異世界転生するとはな、ある意味運命かもしれないな」
「だな!」
笑顔でリムルが言い、俺は微笑み答えた。
少しばかり俺とリムルは談笑していたが、俺はふとあることを思い出し、リムルに訊ねた。
「そう言えば、何で俺を呼んだんだ?」
「ああ、それは俺のスキルに見慣れない者があって、俺の
そう言うことだったのか…でも、俺自身のスキルをよくわかってないんだよな…進化っぽいことをしたのは覚えているんだが、その他の事は分かってないんだよな…どうしたものか…
《告。 聞こえますか?》
「えっ?誰?」
俺の頭の中に直接声が聞こえてきて、俺はつい声を出してしまった。
《解。 私は
((へぇ~…え?))
リムルの声が聞こえ、俺はリムルの方を向くと、リムルもこちらを見ていた。
「…思念伝達した?」
「いいや?」
「じゃあ、なんで?」
俺とリムルは互いに疑問に思っていると、ラファエルさんが説明してくれた。
《解。 ユニークスキル
(ってことは、前に張られた結界の影響も受けないのか?)
《是。 その通りです。》
なるほど、色々と便利だな俺の新たなスキルは…
そして俺は思ったことをラファエルさんに訊ねた。
(
ユニークスキルなのだから、意思疎通だけではないと思った俺はラファエルさんに訊ねた。
《解。 あります。 ユニークスキル
((能力共有?))
俺とリムルが復唱すると、ラファエルさんは淡々と説明してくれた。
《是。 能力共有はメイン共有能力とサブ共有能力があり、メイン共有能力はどちらかのスキルを共有することができ、サブ共有能力はスキル権能を二つまで共有する能力です。》
なるほど、そこそこ強いチートだなこれ…
《案。 このまま、
俺とリムルは顔を合わせては互いに頷き、
((勿論、YESだ!))
《了。 ユニークスキル
うおぉ…勝手に進めてくれるのは嬉しいんだけど、俺のスキルが使われていない件について…ちょっと悲しいよ。
「これで良さそうだな、俺はヴェルドラの様子を見てくから、お前はスキル確認としとけよ」
「分かった…ラファエルさん頼める?」
《了。》
俺はラファエルさんから自分のスキルの説明を聞くことにした。
(えっと、俺のスキルで
《解。 ユニークスキル
そう言い、ラファエルさんは俺のステータスを表示してくれた。
ステータス
名前:エムル=テンペスト
種族:
加護:暴風の加護
称号:"不死"
魔法:なし
技能:
『
・不死…あらゆる攻撃を受けても死ぬことがないが、
精神攻撃は食らってしまう。
・再生…普通の自己再生とは違って、自身の思い通りに
再生スピードを変えることが出来る。
・血液操作…自身の血液を自由自在に操ることが出来る。
・魂分裂…自身の魂を複数に分裂させ、
意思のある分身体を作り出すことが出来る。
・
ユニークスキル
『
・変身…自分が思ったモノに変身することが出来る。
『
・製作…頭の中でイメージした物を作り出すことが出来るが、
大きさによって使用時の魔素の消費量が変わる。
『
・意思疎通…思念伝達の上位互換で、妨害、盗聴などを無効化する。
・
・
・
・
エクストラスキル
『万能感知』『自動演算』『魔力操作』『覇気』『多重結界』『天眼』
耐性:痛覚無効 物理攻撃無効 自然影響耐性 状態異常耐性 精神攻撃耐性 聖魔攻撃耐性
…ふむ、
後で色々と試してみるか。
ある程度のスキル確認が終わり、俺が顔を上げると、正面にリムルとヴェルドラが立っていた。
どうやら、ヴェルドラの
「じゃあ、行こうか」
「うむ!」
「ああ」
俺とヴェルドラはそれぞれ、リムルに返事をして洞窟の外へと向かった。
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