転生したらスーパー戦隊になっていた件   作:盈月さん

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やらかしました、間違えて削除してしまいました…申し訳ないです…!


57話 魔王達の宴の閉幕

「────さて、魔王達の宴(ワルプルギス)もそろそろ終いだが、最後に支配領域の分配を決めるぞ」

 

ギィの指示で悪魔のメイドの二人が、魔王達に紙書かれている地図を全員に渡した。

それによってリムルの支配領域は、ヴェルドラが封印されていたため、不可視となっていたジュラの大森林全域が、正式にリムルの支配領域となった。

新参者としては破格の待遇なのだが、ミリムはもっと凄い、元々ミリムの支配領域だった忘れられた竜の都に、カリオンが支配していたユーラザニア、フレイが支配していたフルブロジア、そしてクレイマンが支配していたジスタ―ヴの三つの支配領域が加えられた。

だが、実際の領地運営はミリムの仕事ではなく、支配領域分配を決めることになって、やってきたカリオンとフレイの仕事だろう。

ミリムが飽きたような表情を浮かべる中、カリオンとフレイが話し合っていた。

そんな中、リムルの隣に居たレオンがあることを呟いた。

 

「そう言えば、傀儡国ジスタ―ヴは元々前の魔王の支配領域だったな…」

 

「ああ、そうだったな、奴が死んで、クレイマンがそのまま地盤を引き継いだってことは、裏でアイツらは繋がっていたんだろうな…二人とも妖死族(デスマン)だったし」

 

レオンとカリオンの言葉を聞いた俺は片手を顎に当てて考えこんだ。

…死んだ魔王、妖死族(デスマン)なら星幽体(アストラルボディー)を離脱させることで、肉体的な死からは復活することできるはずだ。

…もし、その魔王が生きているとなると、恐らく今回の件の黒幕、もしくはそれに近い存在だろうな。

 

「教えてくれレオン、ソイツの名を」

 

リムルは真剣な眼差しでレオンに訊ね、それを見たレオンは質問に答えた。

 

「…呪術王(カースロード)カザリーム、二百年前に私が殺した魔王だ」

 

カザリーム、か…一体どんな奴なんだ? 呪術王ってことはクレイマンみたいな魔法を扱うんだろうけど…まぁ、今考えてもきりがないな。

カザリームについて考えていると、向こうでは食事会が始まっていたのだが、どうやらバレンタインとレオンは先に帰ったらしく、どうやら食事会は自由参加らしい。

 

「こちら黒毛虎の煮込みシチューでございます」

 

リムルの前にシチューが置かれ、それを食べたリムルの顔をとてもおいしそうな表情を浮かべた。

正直羨ましい…!

大親友(バディ)を切ってもいいのだが、それをすると大切な話を聞き逃してしまう可能性があるので、切ろうにも切れない…

俺が悩んでいると

 

《…告。主人(マスター)により、レシピの解析を行っているので、安心してください。》

 

マジで!?リムルと智慧之王(ラファエル)先生ありがとう…!!

帰ったら、シュナ達にレシピ通りに作ってもらうか…!

俺は内心で楽しみにしつつ、食事会が終わるのを待った。

なお、向こうでは魔国連邦(テンペスト)産の蒸留酒(ブランデー)の話になっており、多くの魔王達が気に入っていた。

そうこうしていたら食事会が終わり、リムルとヴェルドラ、そしてディーノに意地を張るために酒を飲んで、酔いつぶれたラミリスがやって来た。

 

「ラミリス様、お気を確かに…!」

 

「リムル様達が帰ってしまいますよ!?移住の件をもう一度…」

 

ソファに寝転がっている酔いつぶれたラミリスを、トレイニーさんとベレッタが心配しており、ベレッタに関してはもう一度、魔国連邦(テンペスト)への移住をリムルと俺に頼み込むつもりだったのだが、それを聞いたリムルは

 

「じゃ!」

 

と、笑顔で別れの挨拶を簡単に済ませては、俺、シオン、ヴェルドラと共に転移で魔国連邦(テンペスト)へと共に帰った。

リムルが転移先に選んだのは、首都リムルを見渡せる丘の上だった。

 

「んじゃ、帰るか!」

 

「ああ…」

 

「うむ!」

 

「はい!」

 

リムルの帰ろうと言う発言に対して、俺達はそれぞれで返事をし、首都リムルへと歩み始めた。

 

────────────

 

「お帰りなさいませ!リムル様、エムル様!!」

 

帰って来て早々リグルドが迎えに来てくれた。

そして、リグルドに続くように

 

「この度は八星魔王(オクタグラム)襲名の儀、誠におめでたき事にございます。 何よりも、御二方ともよくぞご無事でお戻りくださいました!!」

 

ファルムス王国に行っているはずのディアブロが、何故か、つい先ほど決まったばっかりの八星魔王(オクタグラム)について知った状態で迎えてくれただけではなく、いつ練習したんだよと、言いたくなるほど、住民たちが道の端により、綺麗に整列した状態で、俺達に向かって跪きながら迎えてくれた。

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