さて、大司教殺しとファルムス攻略はディアブロに任せるとして、俺らはヒナタ含む
武装しているみたいだし…話し合いとかは難しそうだな…ヒナタはリムルに任せるとして、残りの四人だ。
一人や二人ぐらいなら、スーパー戦隊の力を使ったら何とかなるけど…それ以上となると俺でもやりづらい。
俺、そして恐らくリムルも残りの四人を誰が抑えるかで悩んでいると、今まで大人しくしていたヴェルドラが咳き込んだので、そちらへと顔を向ける。
すると、ヴェルドラは目をキラキラとさせて、
「ふむ!我の出番のようだな!」
と、自慢げに言った。
だが、ヴェルドラが出ると被害が酷いことになる上、西方聖教会はヴェルドラを敵視しているので、話し合いの可能性が潰れてしまうので、
「「違います」」
俺とリムルは口をそろえ、ヴェルドラが出撃するのをやめさせた。
俺とリムルの言葉で、自分は出れないと思ったヴェルドラは落ち込んでいたが、
「お前には最終防衛ラインを任せたいんだよ…カッコいいと思わないか?最・終・防・衛・ラインだ」
「フッ、まぁそれなら仕方あるまい…!」
リムルの口車に乗せられ、ヴェルドラは自ら出撃するのをやめた。
なんとまぁ、単純な竜だな…
俺が心の中でそう思っていると、
「…リムル様、エムル様…緊急事態です」
「どうしたソウエイ?」
ヴェルドラを宥めていると、思念伝達で話し合っていただろうソウエイが、冷や汗を垂らしながら、声をかけてきた。
リムルがどうしたかと聞くと、ソウエイは少し焦った表情で、
「
「ヒナタ達…か?」
俺の質問に対して、ソウエイは首を横に振った。
「いえ、イングラシアから百騎の人馬が出撃したとのことです」
ソウエイの追加の情報を聞いた俺達に緊張が走った。
「そいつらはヒナタ達と合流するつもりなのか…?」
リムルがソウエイに訊ねたが、ソウエイはまた首を横に振った。
「分かりません。ですが、行軍の速度からして、魔都リムルへの到着時間は同じ時期になるかと」
ソウエイから
だが、今はそれどころではない、急いで
「ベニマル、急いで戦力の編成と配置を決めるぞ!」
「はっ!」
リムルはベニマルにそう言った後、全員に聞こえる声量で話し始めた。
「今回の一番の目的は、話し合いだ。だから、
そして、声を大きくして
「今回も全員が無事に乗り切れることを期待する!」
「ははっ!!」
全員に活を入れた。
────────────
「アダルマン、少し頼みを聞いてもいいか?」
「なんでしょう、エムル様…」
皆が出撃準備を進める中、俺も出撃準備の一端として、アダルマンに頼みごとをしに来た。
「アダルマンが使役する
俺はアダルマンに、アダルマンが使役している
理由は俺の
死体なんて中々回収する機会がないので、大量の
すると、アダルマンから飛んでもない返事が返って来た。
「それならば、何体かとは言わず、私が使役している
「えっ、いいの!?」
「はい、エムル様のためなら」
俺は驚いてアダルマンに再確認すると、アダルマンはカランカランと音を出しながら頷き、
こうして、俺はアダルマンが持っていた
そのことを後からベニマルに伝えたせいで、ベニマルの仕事を増やすことになったとか、ならなかったとか…
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