ジュラの森大同盟が首領にアビルの森大同盟が成立したその日、最初に浮上したのは15万の飢えたオーク達の食糧問題だ。
「なにかいい案のある者はいるか!?」
リムルと俺が周りを見渡す。多くの者は考え込んだり、周りの者達と話し始めた。
このままオーク達が散っても移住先の食事情を脅かしてしまう。
魚や果物を採っても根絶やしにしそうだな…
考え込んでいたら、トレイニーさんが立ち上がった。
「それならばわたくしがお役に立てるかと」
「当てるがあるのか?」
「ええ」
俺が尋ねるとトレイニーさんは頷く。
「わたくしの守護する
おぉ!有難いな、それは…!
だが、少しばかり問題があるようで
「ただ食糧を運ぶのに人手を借りたいのですけど」
…まだやってみたことがないが、特急烈車を使ったら全員分運べそうだな…だが、特急烈車はイマジネーションが強い者しか、見えない…どうした者かと考えていたら
「では俺が運搬の指揮をとります、
「ランガ」
ベニマルが運搬の提案をし、リムルが影の方を見ながら、あの狼の名前を呼ぶと
「…我が一族を外に待たせてある、好きに連れて行くがいい」
リムルの影からランガが顔だけを出し、ベニマルに言った。
「なに?…お前行かないの?」
「我はリムル様のお傍にいます」
リムルがランガに訊ねると、ランガは答えてから影の中へと潜っていった。
ランガって、意外と甘えん坊だな…
「じゃあ、行ってきます」
ベニマルは食糧の運搬の指揮を取るために、場を後にした。
まあ、これで食糧問題は大丈夫そうだな。
「聞くが、今すでに飢え死にしそうな者はいるか?」
「王亡き今、「
……リムルが言うには、オーク達は
それを防ぐには魔素が無くなる前に、同等量の魔素を与える必要があるらしい、その方法は至ってシンプル…名付けをすればいいらしい…15万の
普通、魔物には名前がないみたいなのだが、リムルは部下全員に名前を付けたらしい。
名前を貰った者は、種族の進化をしたり、スキルを獲得するらしい。まぁ、俺は魔素?がそんなにないと思うから、リムルの様子を見ているだけなんだけどな
朝っぱらから初めて、夕方ごろで最後の一人になった。
最後の者は
「お前には
リムルの名付けにゲルドは跪き、
「その名を賜ることの重み、しかと受け止めました…我が忠誠を貴方様に!」
しっかりと返事をした。
「期待してるぞゲルド」
「ははっ」
次の瞬間、リムルが何かが切れたようにどろっと溶け出した。
「リムル!?」
「リムル様?リムル様!?」
俺はぐってりしているリムルを拾い上げた。
なるほど、これが言ってた魔素切れ…
ベニマル達が戻ってきてからはことがスムーズに進んだ。無事、オーク達への食糧配分が終わり、終わった頃にリムルが起き、二人でリザードマンの首領へ挨拶&リムルが首領にアビルと名付け、俺とリムル達はリムル達の町へとオーク達を連れて帰った。
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