日本国召喚 未来の戦い   作:ウサギのパンツ

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明日テスト……マジおわた。


全艦対空戦闘‼︎

 

 

 

デービル運河沖 第1艦隊及び第1水上打撃群

 

2つの艦隊を統合した大艦隊「機動打撃艦隊」旗艦ほうしょうの飛行甲板に1機の哨戒ヘリが着艦しようとしていた。

 

ーー哨戒ヘリ機内ーー

「ニホン海軍は艦艇から戦闘機を発進させるという運用思想を持っているのか………」

「全ての艦艇が回転翼機を運用しているのか………共和国では考えられないことだな、ロンメル」

「あぁ、無事に帰れたら皆に伝えないと」

乗機が着艦する。

『お二人さん、着きましたよ!』

「あぁ、ありがとう」ロンメルは眼に強い意志を宿しながらヘリから降りるのだった。

 

ーー10分後、艦橋内ーー

ロンメルたちは水兵に連れられ、艦橋に案内される。そこにはいかにも独特のオーラを放った壮年の男が前方を向いて仁王立ちをしていた。

「司令、お連れしました」司令と呼ばれた男が振り返る。

 

「機動打撃艦隊司令官の本山です。宜しく」

 

「ニルヴァーナ共和国元老院議員ロンメル・ハードラです」

 

2人は固い握手をする。

 

 

『CICより艦橋へ、敵機56機を探知! 距離280km 谷を通ってきた模様です』

 

「しまったな、敵基地攻撃に行ったF-2Cを数機でも留めとくべきだったか……仕方がない全艦対空戦闘用意」

 

「了解です、全艦対空戦闘ヨーイ」

次々と指示が共和国と違いスムーズに伝わっていくのをロンメルは舌を巻いていた。

 

「議員、間も無く戦闘が始まります。危険ですので士官室までお下がりください」

 

「モトヤマ提督、自分は共和国議員として祖国に伝えなければならない義務があります。可能ならばここにいさせてください」

 

「最悪死ぬかもしれませんよ?」

 

「覚悟の上です!」

瞳が強く光り、本山は気圧されるのだった。

 

 

『敵機艦隊防空射程圏内150kmに突入!』

 

「全艦対空戦闘!」

 

『了解、全艦対空戦闘!みょうこう、あたご、ながと、むつ SM-6発射しました!』

 

イージス艦群のMK41VLSから次々とミサイルが発射されていくのに、ロンメルは驚愕していた。共和国海軍のほぼ剥き出しの状態のミサイルと違い、艦内に格納されていることに初めて気付いたからである。

 

「射程が違いすぎる………」ロンメルは呻くのであった。

 

 

『敵機38機撃墜。残る敵機個艦防空圏内に突入!』

 

『やまと、ひゅうが、ゆきかぜ、しまかぜ、さわかぜ、しおかぜ、あきづき、てるづき、たかなみ型全艦シースパロー発射しました‼︎』

 

『本艦もシースパロー発射しました!」

 

眼に見える範囲だけでも次々と黒い花が生まれる。

共和国の防空ミサイルは同時に2発しか誘導できない。しかし、ニホンは上限など無いようにひたすら撃ち続けている。同胞を殺しているニホン人に憎悪の目を向けながらも、ロンメルは自らの不甲斐なさに涙を流すのだった。

 

『敵機26機ミサイル発射!数は28発‼︎』 『距離18km!』

 

『みょうこう、ゆきかぜ、たかなみ、おおなみの4隻、主砲で迎撃開始しました』

比較的艦隊前方に位置する4隻が127ミリ砲の弾幕を張る。

 

ーーーおおなみCICーーー

 

「砲戦!目標左10° CIC指示の目標、撃ちぃーかた始め!」

「了、撃ちぃーかた始め!」ダンダンダンダン………………………。

砲術長が復唱し引き金を引くと同時に次々と127ミリ砲弾が放たれる。

 

sideアクオス攻撃隊

 

 

ライバルだが仲の良かったアディオとギブスが死んだ……認めたくないがニホンは強い!くそ、本国の能無し連中め!ちゃんと調べてから行動しろよ 調査さえしていればアディオとギブスは死ななかったのに!!

 

「アディオ、ギブス、仇はこのスペルが取ってやる! 隊長より全機へ 散開し超低空飛行で敵艦に殴り込め!」

 

『了解!』

 

無念だった。血の滲むような日々の訓練 それが一切報われず仲間たちが散ってゆく。だが報われないのももう終わりだった。敵はもうすぐそばにいる。全員が怒りの形相で海面を這うように飛んでいくのだった。

攻撃隊の12機はミサイルではなく魚雷と爆弾を2基づつ抱えていた。

ニホン海軍もまさか魚雷と爆弾を抱えているとは思わないだろう。そこに生まれた一瞬の隙を突き、一気に打撃を与えるつもりだった。

 

敵艦との距離が5kmを切った時、自分を除いた全機が無数の光弾の雨を浴び、爆散していく。

 

「進路よし、速度良し、魚雷発射!」

機体から2基の魚雷が海に落とされ、海中を猛スピードで進んでいく。

 

ーーおおなみ艦橋ーー

 

『敵機魚雷発射を確認!』ウイングからの報告に、艦橋内の全員が青ざめる。

 

「面舵いっぱい!魚雷を回避しろ!」

 

2つの魚雷の航跡がおおなみの左舷喫水線下に命中した。

 

『敵魚雷命中!』「損害報告!」「左舷喫水線下に被雷!破口が開きました!左舷に傾斜中‼︎」

 

「消火班と応急工作班を向かわせろ!」

「了解です!」

 

命令は次々と伝わっていく。しかし突如悲痛な叫びが響く

『ウイングより艦橋!爆弾積んだ敵機、急降下!』

 

「何っ!?」おおなみ艦長、朝田が割れた窓から身を乗り出し上空を見る。

その眼に、敵機が既に爆弾を投下した光景が映った。

 

「退避ー‼︎ 爆弾がくるぞー!」

 

ヒューーーウーンと死神の笛を吹きながら、煙突穴に命中した……………。

ガゴンとした音がした後ドッッガーンと巨大な爆発が起こり、艦は黒煙に包まれた。

 

ーーほうしょうCICーー

 

「おおなみ被弾!」

「おおなみはどうなった!?」

「遠目からは火災浸水している模様です………」

『………ザッ………ザ…… こちらおおなみ、一応無事だが死傷者多数……艦は左舷喫水線下にできた破口と機関室内の大爆発により大破、航行不能です…」

「了解した。救援でたかなみとさざなみを向かわせる。それまで耐えくれ」

「おおなみ了解」

 

ーーーおおなみCICーーー

「艦長、被害を報告します。左舷喫水線下に直径2mの破口が出来ました。傾斜角は左舷に14°です。煙突から侵入し、機関部に命中した爆弾は、機関を爆破し、航行不能となりました。

死傷者は46名………死者19名、負傷者は27名です……」

 

「46名か……なんてことだ……」

 

『医務室よりCICへ、医務室と手術室はもう満員以上です!』

「ヘリ格納庫を使え。破片でしばらくはヘリ甲板は使えないだろう」

『了解であります!』

 

 

13時間後火災を鎮火したおおなみは、さざなみに曳航され戦闘海域を離脱した。




次話投稿予定は日曜日か月曜日です。
ではまた。

PS 感想ありがとうございます。評価いつの間にか上がってた! むっちゃ嬉しい!!

PSのPS 感想への返信ほんとはむっちゃしたいのですが諸事情により少し遅れます。

大晦日までに完結できると思います?

  • 君ならできるさ!どんなことでも!
  • 気合いで!
  • 明らかに無理だろ!
  • 君がサボらなければね?
  • そんな泣き言言うならさっさと投稿しろ!
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