次からは第2文明圏編ですね。
今回は少し駆け足だったような……。
今後とも日本国召喚 未来の戦いをよろしくお願いいたします。
感想高評価よろしくお願いします!
次話はテストもあるので来週水曜日目指して頑張ります!
月火がテスト……。マジ地獄です。
頑張れ俺。
首都防衛戦 その2
午前7時15分 記者会見
都内で相次ぐ銃撃事件、爆発事件の真相を確かめるために多くの記者が詰めかけていた。
お茶の間の国民は何事かと思いながらテレビに釘付けになる。
『中継です。現在都内で相次ぐ銃撃事件などの真相を公表するとのことで多数の記者が詰めかけています。一体何が起こっているのでしょうか。あっ!葛城総理が来ました!』
ーーー
「ーーーー現在、東京は武装勢力によって攻撃されています」
「冗談だろ?」「本当か?」「銃撃事件がまた起こっているらしい」
葛城総理の言葉に周囲が騒然となる。
「えー、相次ぐ銃撃、爆発事件は警察官と武装勢力との交戦が真実です」
一拍置いて続ける。
「警察官の死者は351名です………。」
葛城の爆弾発言により会見は荒れる。
あるものは血相を変え大急ぎで退室していき、またある者は隣席の記者と情報交換する。
「これにより、政府は防衛出動及び戒厳令を発令致します!」
「詳細は官房長官より申し上げます。では、」
そう言い退室しようとするとさまざまな質問が飛び交う。
「少しお待ちいただきたい!!」
周囲の騒めきを遥かに大きく超える大声が一角より出される。
「はー、なんでしょうか?」
ため息を聞かれないように吐き、聞き返す。
「我々平和共産社会新聞所属の記者3名が武装勢力に殺害されました!」
「えぇ、存じ上げております。お悔やみを申し上げます。」
「なにをしゃあしゃあと!!記者が殺害されたのは政府の怠慢だっ!
総理自らの謝罪を今!この場で!申し上げてください!」
「ですがお宅の記者さんは弾丸が飛び交う戦闘区域に侵入し捕まったのです。言い方が悪いが自業自得だ」
「ですから!なぜ記者を護衛しないのですか!?これは国民を見捨てる行為と言っても過言ではないっ!」
「馬鹿野郎っ!!!あんたの脳みそはお花畑か!?死者が351名だ!いいか、都内の機動隊が半壊してるんだ!SATは全滅だ!俺ら葛城内閣は一生この351人の無念を背負っていくんだ!そんな無責任なことを言われてたまるか!!」
「………。しょうもない感傷ですな。そんなことより賠償をお願いしたい」
「っ!出て行け!!貴様のような奴は日本人の恥晒しだ!」
「あぁ出てってやるよ!おい、この会見聞く意味すらねぇぞ。ほら行くぞ」
そう詰めかけた記者たちに呼びかけるが平和共産社会新聞以外の記者たちは一切椅子から立たない。
「おいみんなどうした?こんな意味のねぇ話聞く必要ないんだぞ?」
黙っていた記者たちの内の1人が口を開く。
「用が済んだのならさっさと出て行け。お前らはマスコミの恥晒しだ」
「なにを言いやがる!このっ!」
テンプレ通りの汚い言葉を吐きながら殴りかかるが速攻警備員に取り押さえられ連れてゆかれるーーー
記者が再び口を開く。
「総理、日本を守ってください……。」
「もちろんです!必ず守り抜きます」
そのような言葉が出ると思っていなかった葛城だが、断固たる意志を再び伝える。
記者会見は騒動もあったものの最後は「断固たる意志」を見せつけ終了した。
ーーーー
911便 機内
藍川は飛行機奪還という無謀な強硬策実行を決断した!
「あなた、今から私がすることに声上げないで」
隣のサラリーマンに小声であるが強い口調で声をかける。
なんのことかわからないサラリーマンは狼狽えながらも受け入れる。
「えっ?まぁいいですけど。」
サラリーマンがいい終わると同時に足元のリュックからSIGP226拳銃を取り出す。
「っぁ!」
思わず悲鳴をあげそうになったサラリーマンの口を慌てて抑え、JIAのIDカードを見せる。
「静かに……」
「……はい」
藍川は拳銃にサプレッサーを取り付け終わると席を立ち、忍び足で近くを彷徨いている長身ロン毛男に近づく。
「おいっ」
「あぁ?なんだ!?」
「サヨナラ」 プシュッ!
拳銃が火を噴く。男はなにがなにだかわからずに絶命するのだった。
「敵は今の奴含めて4名か……。そんで2人がコックピット、1人がファーストクラス、ビジネスクラス担当ってことか……。」
藍川は驚きのあまりに声を出せないエコノミークラスの乗客たちに告げる。
「落ち着いてください、私はJIAの者です。誰か軍務経験者はいませんか?協力をお願いします。国籍は問いません。」
周囲に沈黙が広がる。
「あのー、自分は空自のBP-1爆撃機のパイロットです。是非とも協力します」
「おぉ、ありがとうございます。名前は……?」
「西川 英治です。階級は大尉」
「銃使えますか?」
「一応使えます。命中精度はあまり良くないですが……」
西川がそう言うと、愛用のP226を渡す。
「P226です。撃ち方分かりますか?」
「座学でちょこっと教えてもらっただけですが……。多分分かります」
「なら良かった」
「でもそれじゃあ、あなたの分が……」
「藍川 俊太です」
「あぁすいません。藍川さんの分の銃はどうするんですか?」
「俺はこれで。」
絶命した男からニルヴァーナ共和国製のバンジー8ミリ短機関銃とバカサー8ミリ自動拳銃を取り上げる。ニルヴァーナ共和国軍が採用しているがどちらもテロ組織や民兵、武装勢力のご愛用の銃でもある。
「くれぐれも乗客には当てないように。あと跳弾に気をつけて」
「了解」
目配せをすると同時に、一気に上級座席クラスへ突入する。
「なんだ貴様ら!?」 ダンッ!
男が血飛沫を上げながら崩れ落ちる。運悪く動脈に当たってしまったのだ。
ーーーコックピット
「ーーーーいいか、俺らは本気だ。馬鹿な真似はしないようにするんだな」
「……分かりました………」
テロリストに脅され渋々頷く機長。
既に副機長やチーフは反抗して殺されてしまった。
機長である彼の頭の中にはどうやって乗客と機体を守るかの考えしかなかった。だが丸腰の1人ではなんの反抗もできない。諦めるしかないのだ。そう思ってしまった時ーーーー
ダンッ!
銃撃音がコックピットまで響く。
「なんだぁ?」
「デモルの野郎切れて1人殺っちまったんじゃないんですか?怒鳴り声も聞こえたので……」
「おい、冷やかしに行ってくる。見張っとけ」
「へい!」
テロリストのリーダー格が扉を開け、外に出る。
ーーー
「次はファーストクラスです」
「おう、要警戒な」
ガチャ (扉を開ける音)
「おい、デモル!お前殺っちまったんか?ガハハハ!ーーーあっ?お前らなにしてやがる!?」 パァン!パパァン!
リーダー格が西武のガンマンも真っ青になるほどの早撃ちをしてくる。
ダダダン!ダン! プシュッ!
テロリストの身体はその一身に何発のもの弾丸を受け止め崩れ落ちる。
ーーー
「なんか妙だな……。おい操縦士!なんかしたんじゃねぇのか!?」
「いぇ!そんなことはしていません!なにもしてなかったじゃないですか!?」
「チッ、一体なんだぁ?穴を覗いたらわかるか……。」
その言葉を聞いた機長は僅か1秒という短い秒数で脳みそをフル回転させる。
どういうことだ?さっきのリーダーぽい奴は死んだのか?それとも立ち向かった乗客が殺されたのか……。えぇい!どのみちこの機を操縦できるのはもう僕だけだ。扉を開けて予想外のことが起きても殺されないだろう……。
注:乗員は機長以外全員殺害されている。(客室乗務員なども)
注:操縦席と客室の行き来ができる扉は内側からしか開けられない。はず?
「えい!」 ポチッ!(扉開閉ボタンを押す音)
ーーー
「どうやって入ります?」
「銃で撃ったら開くかな?」
「それはないでしょうーーーー」
扉が開く!
「突入!」「了解!」
2人はコックピットに突入する!
「この野郎っ!」
ババババン!ババン!!
残った最後のテロリストが銃を乱射する。
応戦したい2人だが跳弾で迂闊に顔が出せない。
また、撃ったとしても操縦士が被弾もしくは操縦類系統に損害が出るかもしれない。
2人は焦るのだった。
神様、仏様、ご先祖様。永瀬 正太郎、機長として乗客を守るためテロリストに打撃を与えます。見守ってください。お願いします!
「うぉぉっ!」
パイロット「永瀬」は拳に渾身の一撃を込め、テロリストに鉄拳をふりおろす!
テロリストはよろめくものの、殴られたことで更なる怒りが湧き弾切れを起こしたサブマシンガンに代わり、拳銃から放った弾を永瀬の身体に撃つ!
パァン!
だが、強い意志を持って人間はそう簡単には崩れない。
持てる力の最後を振り絞り、仮面ラ○ダーもびっくりの飛び蹴りをする!
テロリストは崩れ落ち立ち上がろうとするが、藍川と西川から放たれた2発の弾丸が手と足を貫き、痛みのあまり奇声を上げながら転げ回る。
西川がテロリストを拘束し、藍川は、永瀬の容態を見る。
こうしてハイジャック事件は解決かと思いきや、事態は起こる。
「はぁっはぁぁーっ。妻と娘に伝えてください。愛してるとーー。これからも苦難の雨が降りかかるだろうが恐るな、立ち向かえと伝えてください……。どうかお願いします」
「何言ってんだ!あなたはまだ生きなければっ!」
涙を流しながら藍川は永瀬を止血しながら叫ぶ。
「もう、長くないでしょう。ありがとうございました。」
「くそっ!まだ生きろ!」
「それと………。」
「なんだ?聞くから生きてくれ……」
「俺の部屋にへそくりとして作った通帳があります。禁止されてますが副業として投資もしていたので、2000万円はあったと思います。それを使ってくれと言ってください。暗証番号はーーー」
「おい、それ俺なんかに言っていいのか!」
「あなたを信頼しているからです。○○○××○△□です」
「わかった。そっくりそのまま言ってやる……。」
「あぁ、親父、お袋……。迎えに来てくれたのか……。今行くよーーー」
「藍川さん、なんとか助かりませんか!?」
「もう無理だ、西川大尉。お迎えが来たみたいだ」
「ありがとうございました……」
そう言い残し、911便機長、「永瀬 正太郎」は永遠の眠りについた。
「プライベートで話してみたかったです」
「俺もだ……」
「気を入れ直してどうにかしないと」
「西川大尉、操縦できるか?」
「難しいですがやってみます。BP-1もこのYS-201型もあくまで飛行機ですから。」
「頼んだ。副操縦席座るぞ」
「乗客にアナウンスと管制塔に奪還の報告を」
「了解、先に奪還の報告をする。撃墜命令が出ているからな」
「撃墜命令!?そんなもの出てたんですか……。危なかった」
『こちらスロリア航空911便。管制塔応答せよ』
『ーーーこちら管制塔、どうぞ』
『911便を奪還した。繰り返す、911便を奪還した』
『えっ!?それは本当ですか?』
『本当だ。自分はJIAの者だ。本部にタンゴチャーリーといえば照合してくれるはずだ』
『了解です、照合します。念のためこちらが指示する航路を通ってください。申し訳ないですがまだ信用できないので』
『ごもっともだ。あと、機内の詳細な報告をお願いします』
『了解、機長以下全乗務員は殺害された。他にも、乗客3名が死亡。5名が負傷しているがいずれも軽傷だ。そして、テロリスト全4名の内3名を射殺、1名を拘束した。現在機体を操縦しているのは、自分と今回旅行帰りで巻き込まれた航空自衛隊の爆撃機のパイロット「西川英治」大尉で操縦している』
『ーーーーつっ、つまりお二人が乗客の命を預かっていると?』
『そういうことだな。俺は旅客機の操縦は座学でしか学んだことがない。操縦の全般は西川大尉がやってくれている』
『西川大尉に代わってもらってもよろしいですか?』
「西川大尉、応対しろ」
「了解」
『西川英治です。現在、911便を操縦しています』
『ありがとうございます。着陸の際に関しては全力でサポートしますのでご安心ください』
『あぁ、ありがとうございます。自分、大型機はBP-1しか操縦したことがないもんで……』
『それはっ!………。すごいですね。とりあえず安全第1でお願いします』
『もちろんですーーーーー』
ーーー
航空自衛隊 第3航空団所属 F-2E
パイロット「秋山 太陽」中尉は深呼吸を何度も繰り返していた。
「無実の351名を殺すのか……。一生悔やむだろうな……。俺を恨まないでくれ。頼む……」
責任は政府が負うとはいえ1人のパイロットには荷が重すぎた。
だがしかし、それでも実行せねばならない。日本を守るために。
『ーーーエンジェル1、攻撃を開始せよ』
「了解、攻撃を開始する……。」
覚悟を決め、発射兵装をAAM-5に選択する。
「ロックオンよし………。」
ーーー
後にこの数秒の躊躇いが911便の運命を分けたと言われている。
事件後、ドキュメンタリーが作成されそのインタビューで、彼はこう語った。 「自分が臆病者でよかった。これだけです」
ーーー
「国を守るためだ。恨まないでくれ……」
そう懺悔し、発射トリガーを引こうとした瞬間ーーーー
『中止!中止!中止! エンジェル1攻撃をするな!』
その言葉を聞いた瞬間、彼は魂が抜け落ちたかのように項垂れた。
『エンジェル1より司令部へ、攻撃を中止する』
『まだ撃ってないんだな!?』
『撃ってない。引き金を引く寸前だった……。』
『間に合ってよかった……。』
『それにしてもいきなり中止とは一体何があったんだ?』
『911便を偶然乗り合わせていたウチの爆撃機パイロットとJIA工作員が奪還したんだとさ』
『本当か!?良かった……。撃つ寸前だったよ。本当によかった………」
ーーーー都内
タタタタッ
アスファルトの地面を蹴りながら武装勢力の一隊が駆け抜ける。
「首都なのにさっきの兵士達弱いな。」
「全くだ。行く時は散々脅されたがな。」
東京に侵入した時はこわばっていた武装勢力らも、すでに警察官を叩きのめしたため軽口を言い合えるほどの精神状態までになっている。
だが、武装勢力は今まで戦ってきたのが警察官だったとは知らなかった。
もし知ったら愕然としただろう。
もちろん武装勢力の他部隊の中にもSATなどの精鋭部隊との戦闘を行うことになった一部部隊は、その精鋭さに苦戦していたがこの部隊が戦った相手はそこら辺にいるお巡りさんをかき集めた拳銃と警棒しか持たない臨時編成隊だったのである。
それを自衛隊と勘違いしていたのだ。
武装勢力ーーーいや、公表しよう。彼らはエルマニア陸軍特殊強襲大隊所属の者たちである。
特殊強襲大隊は陸上自衛隊の特殊作戦群に対抗し作られたもので、
ニルヴァーナのタリオ特殊空挺大隊の支援を受けて設立された。
武装は、AK-74後期型擬きなどが一般兵装であり、その持てる全ての武装を東京に降り注いだのである。
だがそんな彼らに真の特殊部隊「特殊作戦群」の刃が襲い掛かる。
特殊強襲大隊の第3小隊が大通りを右に曲がった瞬間、建物に潜んでいた狙撃班が狙い撃ちし、第3小隊を大混乱に陥れる。
「敵襲!」 「どこだ!?」「ぎゃあっ!!」
追い打ちをかけるように、脇から軽機関銃の弾丸の嵐が噴き荒れる。
数分後そこには自衛隊を除いて生存者がいなかったとさ。
ーーー
3日後、ようやく全ての「敵」を殲滅した日本国は敵がエルマニアの特殊部隊と分かると、真実を国民に伝え、日本国民は怒り狂った。
翌日、弾道ミサイルや巡航ミサイルの嵐が雨霰とエルマニアの軍事施設、兵器生産工場に降り注ぎ、翌々日空母「ほうしょう」艦上にて降伏調印式が行われた。
・エルマニアは日本国に国家予算日本円換算にて50兆円を支払う
・エルマニアは日本国に謝罪をする
・エルマニアは一切今後、スロリアに武力行使をしない
(グレーゾーンもこれに当てはまる)
・エルマニアは尖閣諸島を今までもこれからも領有していない
・今後は平和国家としての道を歩む
・ダンケル軍事条約機構を解散させる
こうして第2次スロリア大陸戦争は終わった。
自衛隊の今戦争における損害
強襲揚陸艦1隻喪失
駆逐艦2隻喪失
フリゲート4隻喪失
哨戒艦1隻喪失
軽空母1隻大破
巡洋艦1隻大破
輸送船3隻中破
巡洋艦1隻中破
フリゲート3隻小破
戦闘機22機喪失
輸送機3機喪失
早期警戒機1機喪失
装甲車両29両喪失
回転翼機11機喪失
戦死者2611人
負傷者10001人
駆逐艦2隻被撃沈 フリゲート4隻被撃沈 哨戒艦1隻被撃沈
軽空母1隻大破 強襲揚陸艦1隻大破着底 巡洋艦大破
輸送船1隻中破 巡洋艦1隻中破 フリゲート2隻小破
戦闘機21機損失 輸送機2機損失 早期警戒機1機損失
戦死者2471人 負傷者6028人
久しぶりに長く描いた気がします。
大晦日までに完結できると思います?
-
君ならできるさ!どんなことでも!
-
気合いで!
-
明らかに無理だろ!
-
君がサボらなければね?
-
そんな泣き言言うならさっさと投稿しろ!