SPIDER-MAN Quintessential Quintuplets 作:まゆはちブラック
らいはの口調が原作とは異なります。理由としては、小学校6年生でしっかり者という設定なのに、目上の人に対してため口なのは違和感がありすぎるからです。
苦手な方はブラウザバックを推奨致します。
9月30日の日曜日。大体の人が穏やかに過ごす曜日。仕事や学業などで疲れた心身を休ませている平穏なひととき。
誰もが求める至福の時間だが、そんな平穏を乱す者もいる。
「ヌゥアッ!」
「ごッ!」
宝石店前の路上で覆面を被った男の顎を蹴り上げるスパイダーマン。
その強烈な一撃に男は歯をカチンと鳴らし、後ろから地面に倒れる。
何故スパイダーマンが知りもしない男と戦っているのか。その理由は、この男が強盗だからだ。
男3人組の強盗で、宝石店にて2000万相当の宝石を盗んで逃走しようとしていた。
車で逃走しようとしたところ、通りかかったスパイダーマンと遭遇し、そのまま戦闘になったという経緯だ。
ブロロ……!
「ッ!」
強盗の1人をウェブで拘束していると、仲間の強盗2人は盗んだ宝石を積み込んだ車を走らせて逃亡した。
そう簡単に見逃すのを許さないスパイダーマンは高所にウェブを引っ付けると、空をスイングして追いかける。
「へへ……ここまで離しゃ追ってこないだろ」
「スパイダーマンといえど、このスピードには敵わねぇわな」
車を走らせている強盗2人は覆面脱ぎ、勝ち誇った顔を浮かべる。いくら空をスイングしたとしても、100km/hで飛ばしている車に追いつけるはずがない。
そうタカをくくっていると────
「誰が敵わないって?」
「「スパイダーマン!?」」
まさに話題にしていた人物──スパイダーマンが車のルーフ(天井)からひょっこりと顔を出して答える。
いつの間にか追いつかれたことに驚愕した強盗2人の声が重なる。
「くっそ!」
ダァンッ!ダァンッ!ダァンッ……!
助手席に座る強盗はスパイダーマンの顔目掛けて拳銃を発砲するが、簡単に避けられ、フロントガラスが割れる。
その後もやけくそ気味にルーフに向かって放つが、スパイダーマンにはかすりもせずひょいひょいと避けられ、ルーフに風穴が増えるだけだった。
当然、無駄撃ちをしてしまったので銃弾はたちまち無くなった。
ガシャンッ!
「ぬぐあッ!?」
銃撃が止んだことを確認したスパイダーマンは助手席のフロントドアに飛びつくと、拳で窓を突き破ってリロードしようとした強盗から拳銃を奪い取る。
そのまま拳銃を投げ捨てたスパイダーマンは車を停止させようとボンネットに飛びつく。
前が邪魔になって見え辛い強盗は振り払おうと蛇行運転するが、蜘蛛由来の吸着力を持つスパイダーマンがバランスを崩すことはなかった。
ボゴッ!
スパイダーマンはボンネットを突き破って四角形の物体を引っこ抜く。
それは車を動かすのに必要なバッテリーだった。
当然、動力源を失った車はコントロールが効かなくなり、スピードも急激に下がっていく。
≈「ッ!」≈
このまま停止してくれれば解決、と思っていた矢先、スパイダーセンスが反応する。
振り向くと先は交差点で、反対車線にはちょうどトレーラーが通っていた。スピードの減速具合から考えると、確実に衝突してしまう。
ピシューーーッ!ピシューーーーッ!
そうなってたまるかとスパイダーマンは前方目掛けて、両手首からウェブを
長く出されたウェブは信号機や近くの街頭や電柱にくっつき、あっという間に巨大な蜘蛛の巣を形成した。
お手製車用マットの完成だ。
ガンッ!
「わッ!?」
「うおッ!?」
──このままでもいいが、何かあったら大変だ。
強盗たちの生死を考慮したスパイダーマンは素早くルーフに飛び乗ると、ルーフを突き破って強盗2人の首根っこを掴んで引っ張り出し、強盗2人を抱えたままウェブを近くの電柱に引っかけて避難した。
コントロールが効かなくなった車はスピードが落ちつつも交差点中央に飛び出す勢いで走るが、見事蜘蛛の巣に引っかかって停止した。
何事かと野次馬の注目が集まる中、騒ぎを聞きつけた警察がパトカーで駆けつける。
「また、スパイダーマンか……」
「巡査部長。あれを」
「?」
巨大な蜘蛛の巣を目にして、スパイダーマンの仕業と呟く警官に部下の警官が言う。
指指す方角を見ると、そこにはウェブで頭以外全身を巻き付けられた強盗の2人が街頭の上で逆さ吊りになっていた。
強盗の身体に巻き付いているウェブには、『お勤めご苦労様です!宝石店前にももう1人捕らえているからよろしく! 親愛なる隣人 スパイダーマン』と書かれたカードが挟まれていた。
「車を捜索しよう。あと、あいつらを降ろす梯子も用意するように言ってくれ」
「はい!」
巡査部長の指示を聞き、無線で連絡する部下。
そんな彼らのやり取りを近くのビルの上で見届けたスパイダーマンはウェブを放って、現場から離れる。
ウェブスイングで現場から少し離れた路地に降り立ったスパイダーマンは物陰に隠していた私物を取り出す。
周りに誰もいないことを確認し、急いでマスクを脱いで、スーツの上から私服を着る。
オーガニックの卵が入ったエコバックを手にし、忘れ物がないことを確認した
「(
歩きながら
日曜日ということもあり、今日はできるだけ羽を伸ばしたかったが、そうはいかないのが現実だ。
犯罪は1分1秒と起きており、今もどこかで犯罪は起きている。スパイダーマンとして生きていくには犯罪を見逃すことは出来ないが、おかげで帰宅時間が本来よりも大幅に遅れた。
今日が休みだから良かったものの、もし学校や家庭教師のアルバイト、石影や八丈目の手伝いがある日だったら最悪だった。
──この調子で大丈夫だろうか。
先の見えない未来に
「ただいまー。卵買ってきたよ」
「お帰りなさい。随分遅かったわね~」
「取り合いになっちゃって……。でも安心して?ちゃんと買ってきたし、言われた通りのオーガニックだから」
「ありがとね。助かったわ~……」
卵を受け取った
幼い頃から育ててもらった最愛の叔母の頼みだ。断るはずがない。
やるべきことが終えてゆっくりしようと考えている
「
「え?
「渡したいものがあるって。リビングにいるから」
突然の来訪に驚いた
リビングの椅子には
「あ、お邪魔してます」
「やあ。……………家教えたっけ?」
「父から住所の方は聞いておりますので」
雇い主である以上、雇う人間の住所を調べるのは当然だ。
それにしても、いつの間に調べたのだろうと
金の力だろうか……。顔を見たことがないこともあって、ますますマルオという人間が不気味に感じた。
「ところで、渡したいものって?」
「父から預かった今月分のお給料です。銀行振込しようと思っても、口座番号を知らないので………」
「(そういえば、口座番号知らないのにどうやって渡すんだろって思った……)」
対面の席に座り、気持ちを切り替えて尋ねると、
言われてみると、普通なら銀行の口座番号を聞き、そこに振り込むのが定番だ。しかし、教えるどころか、雇い主のマルオの口からその質問が出ていない。流石のマルオでも口座番号を知ることはできなかったということだ。
正直に言えば、直接貰うよりも銀行に振り込んでもらえると助かるが、相手が
こうやって給料日の度に好きな女の子と会うことができるからである。
そんな下心を
「1日5000円を5人分……2週間分で150000円だそうです」
「………」
封筒から出てきた大量の札束に
普通のアルバイトの2週間分なら1万ちょっとくらいだろうが、それすら超える破格の金額だ。デイリー・ビューグルだって(ケチな編集長のせいで)こんなには貰えない。
前々から給料については知っていたが、実際に目にすると衝撃が違う。冷静に説明する
「………でも、いいの?僕、他の3人には何もしてあげれてない……」
「いえ、そんなことありませんよ。あなたが来てからというものの、風通しが良くなった気がしますから。現に私は苦手だった勉強に対して前向きになれました………。これはほんの少しのご褒美と思って」
「……わかったよ」
このまま給料を受け取っていいのか渋る
罪悪感は感じるものの、金銭面に余裕がないので返金なんていう選択肢はない。
「
「え?」
「せっかくあるんだし、何か1つくらい遊びに行ってもいいんじゃない。私ももう歳だから、歩くのがきつくって………」
確かに今日はT市で行われる、季節外れの花火大会の日だった。
毎年行われる祭りで、毎年家族連れやカップルなど、多くの人で賑わっている。
無論、そんなのとは無縁と思っている
しかし、これは親睦を深める絶好のチャンスだった。
好きな女の子がこうして目の前にいるのだ。花火大会というなんともロマンチックな舞台で2人っきりになれるのだ。
しかも場所が家なので誘いやすい。これほど運に恵まれているのは中々ない。
「あ……あぁ、もしよかったらだけど、僕と……一緒に行かない?花火大会に」
普通に遊びに誘うだけなのだが、涼介や
好きな女の子を誘うのはこんなにも胸が締め付けられるのか、と
「いいですよ」
「え」
とあっさり了承した。
まだ会って3週間くらいしか経っていないから断れるかと思い、拍子抜けた声が
口をポカンと開けている
「ええ、せっかくのお誘いなので……。それに私、あの花火大会には毎年行くので……」
「そうか……ありがとう!」
その返事を聞いて、
あまりもの嬉しさに飛び上がりたい気分だ。勇気を振り絞ったかいがあった。
──彼女と2人きりになれる!心の中でガッツポーズをとっていると、
「では、姉たち
「………え」
そして、あれから時間が経ち、花火大会会場。周りはすっかり薄暗くなり、屋台の灯りがぽつぽつと光っている。
会場は私服や浴衣を着た来場者で賑わっていた。
「……」
賑わう人々の喧噪から少し離れた時計台の近くに
しかし、先程まで嬉しかったはずなのに、顔はどこか沈んでいた。
理由は
だが、彼の気分が落ち込んでいるのはそれだけじゃない。
「あいつらまだかよ……」
「らいはちゃん。何か買ってこようか?」
「いえ、大丈夫です!お兄ちゃんに買ってもらいますので」
らいはと涼介は初対面なのに、すっかり意気投合していた。
そんな彼らがこの場にいる理由。
友達とはまだ言えない風太郎、初対面のらいはに加え、見知った親友までもいるので、ますます2人きりなれない。
「はぁ……。
「嫌なら帰ったらどうだ?お前なんかがいなくても、らいはちゃんは俺たちが何とかできる………無理しなくていいんだぞ?」
愚痴を垂れる風太郎に涼介は挑発交じりの嫌味を吐く。
その言葉にカチンときた風太郎は涼介に言い返す。
「無理?聞き捨てならないな。俺がここにいるのは、らいはの頼みだからだ。らいはのためなら苦痛でも何でもない」
「ふっ、お前がそんな台詞を吐くなんてな………。普段、自分の才能を見せびらかしている奴から出た言葉なんて信じられるか。お前なんかが、らいはちゃんと同じ血を引いているとは思えないな……少しは見習ったらどうだ?」
「余計なお世話だ。金持ちのお坊ちゃんには到底理解できないだろうさ」
「関係ない話をするな。本当に心の底から腐った奴だ………」
冷たい声色で言い争いながら睨み合う風太郎と涼介。
涼介は周り同様風太郎のことを嫌っており、見るだけで吐き気がすると言うレベルだ。
常に相手を見下し、周りを平気で蹴落とす態度が涼介には気に食わなかった。
いがみ合っている2人を見て、
何の用だろうと思っていると、らいははペコリと頭を下げる。
「
「……え、ああ!こちらこそ!」
丁寧に挨拶された
不愛想な兄に対して、妹の方は友好的だ。涼介の言う通り、同じ血を引いているとは思えなかった。
そんなことを思っていると、らいはは訝しげに尋ねる。
「兄はいつもああなので、苦労されてるとは思いますが……アルバイト先で変なことされてはいませんか?」
「……ん?いや、特にないよ」
「そーですか!家でも不愛想なんでトラブルを起こしてるかと……」
「ははっ(どちらかといえば、
ほっと胸を撫でおろすらいはを見て、
風太郎は性格はともかく、家庭教師としての責任を果たそうとしているが、逃げられたり、睡眠薬を盛られたりと散々な目に遭っている(主に
風太郎も自分も生活がかかっている。アルバイト先でそんなことが起きているとなれば、不安を与えるしかないので嘘をつくしかなかった。
「お待たせしましたー」
そんなことがありつつも時刻が18時近くに迫ったとき。元気な
皆、色鮮やかな浴衣に身を包んでおり、私服とはまた違った印象を受ける。
全員が揃ったと皆が思っている中、
「
「緑川 涼介だ。
「ふーん……。
「ありがとう」
特別警戒心が強い彼女があっさり許可したのは、涼介の顔が割りと好みだったからである。面食い様様だ。
「あっ……」
そのやりとりの端では、
彼女はいつもの星の飾りはそのままに後ろ髪を縛り、赤い浴衣に身を包んでいた。
暗がりの中、屋台の光の絶妙な当たり加減によって、美貌をより美しく魅せていた。
「ッ、あ……あんまり見ないでください」
「ご、ごめん……!」
視線が気になり、頬を赤くして恥ずかしそうに視線を逸らす
浴衣姿の可愛さに思わずジロジロと見てしまい、
「おやおや?」
「ほ~?」
そんな2人の初々しい反応を楽しそうに見ていた者が2人。
妹、親友の反応から何か閃いたのかお互い顔を見合わせて、いたずら気な笑みを浮かべた。
「花火って何時から?」
「19時から20時まで」
「じゃあ、まだ1時間あるし、屋台行こー!」
その一声に一行は賛成。人が賑わう屋台通りへと足を運んだ。
「~~~ッ!」
それから30分後。通りを歩く
その原因はベビーカステラ屋での出来事にあった。
「機嫌直しなよー」
「思い出しても納得がいきません!あの店主、
発端となった出来事を思い出すだけでさらに腹が立つ
2人は先程ベビーカステラを買いにいったのだが、
隣で話を聞いている
「僕は……充分魅力あると思う」
「?」
その話を聞いていた
どういうことだと首を傾げる
「価値なんて人それぞれなんだし、気にしなくていいよ。僕が店主だったら、確実にオマケをつける……」
思いつく限りの言葉を告げる。彼女自身はわかっていないかもしれないが、同年代の女子の中でも
「………」
励まされた
褒められた気がした
この反応が照れ隠しだとわかった
「フォローに加えて、想いも言うなんて………結構踏み込んだじゃない?緑川審査員はどう思います?」
「54点というところですかねー。まあ、奥手な
「……」
と、隣から
傍からからからわれると、自信持ってやったことがこっ恥ずかしくなるものだ。
黙り込む
「マナブくーん。お姉さんとしての意見だけど、今着ている服にも興味持たないと。ほら、浴衣は本当に下着を着けてないとかさーー」
「まさか……それは迷信だろ?」
「ふーん。本当にそうかな~?真面目な
もしあの浴衣の下に何も身に着けていなかったら………そんな妄想は年頃の男子高校生には容易に浮かび、恥ずかしくなった
「あっはっはっは!想像しちゃった?嘘噓、ちゃんと着けてるよ!マナブ君ったら、ウブなんだから~!」
「………」
狼狽する
そのやりとりを聞いていた涼介は
「悪いなー。だが、お前の恋路を邪魔するつもりはない。恋のキューピットは任せろ!」
とウインクして肩に手を置く。しかもにやけながらだ。
「あんたたち遅い!」
「
先の方をグングンと進む
いつも見ている彼女の性格からあんまり乗り気じゃない態度を見せるかと思ったが、今はその全く真逆だった。
風太郎の呟きに
「花火はお母さんとの思い出なんだ」
「……」
「お母さんが花火が好きだったから毎年揃って見に行ってた。お母さんがいなくなってからも毎年揃って………。私たちにとって、花火ってそういうもの」
それを聞いた風太郎は納得する。妙に張り切っているのは自分たちのためであり、亡き母親のためだと。
家族との思い出を大切にしたいという気持ちは風太郎にもわかる。
この話は風太郎だけでなく、聴覚100メートル先に落ちた針の音をも聴き取る男──
《大変長らくお待たせしました。まもなく開始いたします》
花火を打ち上げる10分前のアナウンスが鳴り、来場者が一気に動き始めた。
その数は先程よりも多く、どこに誰がいるのかわからないくらいの人混みとなった。
「どっちだけ?」
「もう上がってる?」
「痛ッ!?足踏んだの誰よ!」
押し寄せる人の波に押され、
足を踏まれた
「ちょっと!みんなどこ!?
人混みにまみれながら
だが、周りの喧噪にかき消され、彼女らの耳に届かない。
どうすればいいのかと迷っていると──
「平気?」
「ッ!」
と人混みの中から聞き覚えのある声が聞こえ、腕を掴まれる。声の正体は
そして、5分後には息苦しい人混みから脱出した。
「ふぅ、やっと抜けれた……」
「そうね……って!いつまで掴んでるのよ!」
「ああっ!ごめんッ!」
「みんなとはぐれちゃったし、どうすれば……」
急いで人混みを抜けたとはいえ、一緒にいた他のみんなとははぐれてしまった。ここから探そうにもあの人数では難しいだろう。
「安心しなさい!こんなことを考えて、花火を見るために貸し切ったお店があるのよ!そこにいるはず!」
その後、
道中、
「ここの屋上よ。きっと、もうみんな集まってるわ」
自信満々に話す
そして、屋上に辿り着いた瞬間──
ヒューーーー………ドォォォォーーーーーン!!!
煙火玉が打ちあがり、夜空に花火が爆発。花開くように鮮やかな色が広がった。
その明かりで屋上が照らされるが、2人以外、誰1人としていなかった。
「あ」
その光景を目の当たりにして、
確信した
「どうしたの?」
明らかに動揺している
「どうしよう……。よく考えたら今年のお店の場所、
「えぇ……」
最悪なニュースに
◆イースター・エッグ◆
①オーガニックの卵
マーク・ウェブ版の「アメイジング・スパイダーマン」(2012)にて、ピーターがメイおばさんにおつかいを頼まれたもの。オーガニックは鶏に与える飼料に遺伝子組み換え作物を使用せず、 無農薬で作った有機農産物を与えたものを意味する。
当のピーターはベンおじさんを殺した犯人を追うことへの執着やリザードとの野望の阻止に奮闘しており、中々買ってこなかった。終盤での戦いを終えて傷だらけで卵を買ってくるシーンは感動必至。
②100メートル先に落ちた針の音をも聴き取る男
東映版「スパイダーマン」(1978)のスパイダーマンが発する名乗り口上の1つから。特にこの口上通りの設定がある訳ではない。
スパイダーマンを増やす?
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YES!(ヒロインなし)
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YES!(オリジナルヒロイン)
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YES!(五つ子の中からヒロイン)
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NO
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It's Morbin time