ユーリ・スノウフィリア
誕生日 7月7日
年齢 17歳
血液型 A型
身長 176cm
好きなもの 冬
魔法属性 氷
★容姿
腰まで伸びた艶やかな亜麻色の髪をハーフアップにしている。銀水晶色の瞳。雪のように白い肌。
★設定
王族に次ぐ魔力と権力を持ち、代々強力な氷魔法を扱う大貴族『スノウフィリア』の次男。周りからは、天才魔導士と称されている。
アキラの2歳上の幼馴染みであり、魔法帝ユリウスの娘になったアキラに、貴族の礼儀作法、教養を教えた、他人曰くアキラの世話役兼教育係。
幼い頃に盗賊に誘拐されたことがあり、その時に助けたのが騎士団長時代のユリウスだったためその恩義を返すためにアキラの教育係を引き受けた。
性格は冷静沈着であり、アキラやユリウス、自分が慕っている者以外には特に興味も持たず毒舌を吐くことが多々ある。
【挿絵表示】
ハリネズミ版男子メーカーさんから作らせて頂きました。
~No.side~
遺跡調査から数日たった朝にアキラは目を覚ました。
「目が覚めたか?」
目を覚ましたアキラを銀水晶色の瞳を持った青年が見下ろしていた。
「....んっ...」
声にならない返事をすると青年は立ち上がり、レムに向かって口を開いた。
「レム、見張っておけ。魔法帝を呼んでくる」
そう言い、青年は亜麻色の髪を翻し部屋を出ていった。それを見送るとアキラは額を抑えながら起き上がる。
〈アキラ、大丈夫?〉
「うん....まだ少しダルいけどなんとか...。レム、私どれくらい寝てた?」
〈3日ぐらいだよ〉
「そっか~。私が寝てる間に何かあった?」
〈魔宮に行ってたミモザとユノとクラウスが黒の暴牛と一緒に攻略に成功したよ。ユノは精霊魔法を手にしたみたい。本人はまだ気づいてないみたいだけど...〉
「風の精霊ってことは....四大精霊のシルフ?」
そう話していると、部屋の扉が開きユリウスが慌てたように駆け込んできた。
「アキラ!」
「パ、パパ....苦しぃ....」
抱き締められたアキラは、ユリウスの背を叩くとユリウスは抱き締める力を弱め、アキラの顔を覗き込んだ。
「大丈夫かい?何処か、痛いとか.......」
「魔法帝落ち着いて下さい。ランギルスさんに連れてこられたとき、オーヴェン先生に診て頂きましたが、外傷等はなかったです」
アキラの体を労るユリウスに、ユーリは多少呆れを含んだ様にユリウスへと声をかける。
「....それより、何があったんですか、お嬢様」
「えぇと、それが...........」
ユーリに聞かれたアキラは、苦笑し頬をかきながら口を開いた。
「「覚えてない?!」」
「うん。遺跡に入ってランギルス副団長と2手に別れて行き止まりの部屋まで行ったところまでは覚えるんだけど、それ以降の記憶がスッポリと...」
とアキラは苦笑したまま答える。それを聞いて、ユリウスとユーリは顔を見合わせる。その2人を交互に見ながらアキラは頬をかきながら乾いた笑みをうかべた。
「魔法帝。会議のお時間です」
部屋をノックする音が聞こえ扉の方へと目をむけると、マルクスが立っておりユリウスを呼んだ。
「もう、そんな時間かい?アキラ、後でまた様子を見に来るね?ユーリ、よろしくお願いするよ」
「お任せください、魔法帝」
ユリウスは、最後にアキラの頭を撫でるとマルクスと共に部屋を出ていった。それを見送るとユーリは、アキラへと目を向ける。
「お嬢様。本当に何にも覚えてないんですか?」
「いや~、1つも........」
と苦笑して答えるアキラに、ユーリは軽くため息を吐いた。
「それより、ユーリ。3日間何も食べてないから、お腹空いたなぁ....」
「........用意します」
アキラに淡々と答えユーリは、食事を用意しに部屋を出た。
*…………………………………………*
「ご馳走さまでした~」
ユーリが用意した食事を食べアキラはベットに大の字で寝転がる。
「ユーリのご飯はいつ食べても美味しいよね」
「それは、何よりです。お嬢様、髪を整えるので椅子に座って下さい」
ユーリはそう言い、部屋にあるドレッサーの椅子に座るようアキラを促す。
アキラが椅子に座ると、ユーリは櫛を手にしアキラの髪を梳き、いつもの白いリボンを頭に結ぶ。
「出来ました」
ユーリがそう言うと同時に、部屋にノックの音が響きウィリアムとヤミが入ってきた。
ウィリアムを目にした瞬間アキラは花が咲くような満面の笑みを浮かべウィリアムに抱き付いた。
「ウィリアム兄様!」
「お嬢様まだ、病み上がりだから、急に走るな........って聞いてない」
ウィリアムへ抱き付いたアキラを、注意するがアキラには届いていなかった。
「なんだ、元気じゃねぇか。昏睡状態って聞いてたけど」
「本当に眠ってただけで、体に異状はなかったんです」
アキラの頭をポンポンするヤミに、ユーリが淡々と答える。
「でも、元気そうで安心したよ」
「ふふ....♪」
ウィリアムに頭を撫でられ嬉しそうにアキラは微笑む。
「アキラ、もう少しだけ療養に専念しよう」
「え....でも、任務とかは....」
「そこは、心配しなくていいよ。それに、アキラは入団初日かは頑張ってるしね」
「分かりました~」
少し、しゅんとするアキラに頭を優しく撫で宥める。その後、4人で軽く雑談を交わすとウィリアムとヤミは基地へ戻るといい部屋を後にした。
「お嬢様、大丈夫ですか?」
「うん........でも、少し眠いから少し寝る」
「分かりました。何かあったらいつでも呼んでください」
「うん....」
そう言葉を交わすと、ユーリは部屋を後にする。それを見送り、アキラはベットへと潜り込み目を閉じた。