とある忘れられた召喚術師   作:茶葉

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どうもーもう少しでファイターになる茶葉です

年末ですね、バイトですね、大変ですね。年賀状今年はどうしようかなーと考えております。書くとしても手書きなんでえらい時間かかっちゃう(・_・;

今回からゆっくり話が進んできます。本編に入っていくとこうなっちゃう(笑)

(茶・〇・)。〇(龍が如く5買いたいんだけど4途中なのよねーどうしましょ( ̄▽ ̄))

3/27改訂



女研究者

~第7区公園~

 

「それ本当なの」

 

出勤ラッシュの時間を過ぎた午前中の公園。

美琴と黒子はある調査のために公園に集まっていた。

ある調査とは急速なレベルアップや不自然に能力に目覚めた人間が多発していることである。

きっかけは先日の連続虚空爆破事件の犯人として捕まった少年の能力とレベルを確認したところ、レベル2であり到底人に怪我をおわせたり物を大破させることなど出来ない。

もしあの規模のことをするとレベル4となる。

このように突然レベルアップしたり、能力に目覚めるものが増えている。

さすがにおかしいと二人で調査に名乗り出た。

 

「私も驚きましたの」

「急に意識不明ね~何か関係がありそうね」

 

現在の話題は虚空爆破事件の犯人が昨日未明に意識不明になるということを話している。

実は最初に犯人の候補としてあげられたレベル4の『量子変速』釧路帷子という人物も同じ意識不明な状態である。

この二人に関わらず、頻発した能力者による犯行の容疑者や低能力者の一部が意識不明の状態になっている。

 

「それと御姉様に伝えておくことが」

「まだなにか有るの?」

「爆破事件はまだ終わってなかったんですの」

「なにいってんのよ!犯人なら捕まえたじゃない」

「昨日第75支部から連絡があったんですの・・・・・・

 

~説明中~

 

・・・・・という訳ですの」

「謎の爆破か・・・今までのと関係が有るのかしら?」

「時期としては少し早めなので有るとは断言しずらいですの」

 

黒子の説明が終わり、ベンチに腰掛け目をつぶって考え始める。突然のレベルアップ、能力者の意識不明、謎の爆破事件その3つのことについて何か関係がないか、不審な点はレベル5の頭脳を使い考えを色々な角度から確認する。

そのまま4、5分がたった。

 

「黒子、その意識不明の人達がいる病院に行くわよ」

 

目を開けてそれまで持っていたヤシのみジュースをかごに投げ入れて黒子に言った。

 

「わかったですの」

 

いくら考えようが百聞は一見にしかず、悩んだら現場百篇、とにかく実物を見ないとわからない。

それが美琴の答えだった。

 

 

~第6学区(二時間前)~

 

「参ったな…完全にパンクしてる」

 

そう道路端で呟いているのは薄目の茶髪にゆるくカールをかけ、白衣にタイトスカート、黒ストッキングでYシャツ黒ネクタイという女研究者な格好をした女性であった。

目の下のクマが苦労の現れである。

 

「これでは約束の時間に遅れてしまう」

 

腕時計をチラチラみながら車がこないか辺りを見回す。

先程レッカー車が十五分ほどで着くと連絡があったが、それでは約束の時間に間に合わない。

歩いて行こうとも考えたが地図はカーナビに任せていたのでさっぱりわからない。

これが出かけるための待ち合わせならよかったが、彼女はある事件の調査のために外部から着た科学者である。

このままだと約束の時間、つまり会議の時間に間に合わないのである。

 

「仕方がない、あまりカンは良い方では無いんだが」

 

己のカンを信じて目的地まで行こうとしたときだった。

 

「道にでも迷いましたか?」

「!」

 

女研究者は突然後ろから声をかけられて驚いた。

普通に声をかけられただけなら何ともないが背後には気配を感じなかった。

 

「あ、ああ車がパンクしてしまってね。これから病院で会議なのだがレッカーを待ってたら間に合いそうもなくて」

「病院ならすぐそこですよ。着いてきてください」

 

そう言って薄目の金髪の青年は歩きだした。

軽く汗をかいている、おそらくランニング中であったのだろう。

 

「学園都市は初めてで?」

 

横に並ぶと青年はおもむろに聞いてきた。

 

「いや数年前に少しだけな」

「じゃあ僕とたいして変わりませんね、留学生なんで」

「イギリス辺りかな?」

「イタリアの田舎のほうです。名前はトート・スフォルツァです」

「私は木山春生という。専攻はAIM拡散力場だ 」

 

簡単な自己紹介の後、当たり障りの無い世間話をしながら病院へ向かう。

もう少しで病院というところで公園の中を通る。

 

「こんどはおまえおになー」

「まてー」

 

ドンッ

鬼ごっこをしていた小1ぐらいの男の子が前を見ずにトートにぶつかりこけてしまう。

 

「うぇーーんうぇーーん」

「大丈夫?ほらほら泣かない泣かない」

 

そう言って頭を撫でても泣き止む気配は無い。

トートはコンビニで買ったジュースを取りだし男の子に見せる。

 

「男は簡単に泣いちゃダメだぞ、10数える間に泣き止めばこのジュースあげるからな。いーちにーいさーん・・・」

 

トートが数え始めると男の子は少しずつ泣くのを止めていく。

8を数える頃にはシャックリするだけになっている。

 

「ほーらよく頑張った。ジュースあげるからな」

「ありがとうお兄ちゃん」

 

両手でジュースを持ち、遊んでいた友達の方へと走っていく。

 

「子供をあやすのが上手いな君は」

「これでも12人の長男ですから」

「12!?それはまた・・・」

「自分孤児院育ちなんで、弟たちはだいたい同じぐらいなんですけど、俺だけ飛び抜けて歳上なんで世話とかよくやりましたよ」

「そうか、すまないことを聞いた」

「いいですって、それより木山さんも子供好きなんですか?」

「・・・・子供は・・・嫌いだ」

 

木山はゆっくり喋った。気まずそうな顔をしていたのでトートも理由を聞かないことにした。

沈黙のまま病院に到着。

 

「すまない本当に助かった」

「いいですよ道案内ぐらいのこと」

「私はしばらくこの病院に在中する。何かあったら頼ってくれ」

 

そう言い残して木山は病院に入っていった。

 

 

~変電所近く~

 

トートは木山と別れた後、家でシャワーを浴びアレイスターではない上司からの依頼で現場を見に着たのであった。

依頼は連続虚空爆破以外に爆発事件がありその詳細がよくわからない、もしかしたら他の暗部が絡んでいるかもしれないのでその事についての調査である。

今回来たのはつい最近ジャッジメントが被害にあった場所である。

 

「まー見事な爆発の跡で」

 

一点を中心に地面が黒く焦げている。

報告書によると手を前にだしただけで爆発をおこしたらしい、となると時限式の爆弾か、爆発型の発火能力者などになるがそれでも数が多すぎる。

発火能力者はポピュラーな能力でもあり学園都市にたくさんいる。

 

「どうやって特定しろと・・・!」

 

頭を抱えていると遠くのほうで爆発音がした。

建設中のビルの中からでありトートはそちらへ走っていく。

 

 

ビルの中に入り階段をかけ上がると焦げ臭い臭いがする。

広いところに出るとジャッジメントの腕章らしきものをした男が三人倒れていた。

 

(またかよ昼から暴れるとはな・・・暗部のほうはこれで無くなったか)

 

さっさと去るべきだが気になる点があったのか引き返す。

建物の中で爆発したのにビル自体にあまり被害がない。

まるでジャッジメントの三人の胸の辺から決まった範囲内で爆発したように。焦げた地面を見ても綺麗な円形ではみ出てもへこんでもいない。

 

(発火能力者か?でもこんなに綺麗に後が?)

 

長居はいけないと思いさっさと逃げることにした。




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