閲覧者様にお詫び申し上げます
新年明けましておめでとうございます、今年も忘れられた召喚術師と茶葉をよろしくお願いいたします
新年一発目の投稿遅れるとかマジねえわ・・・しかも明日中にってギリギリに投稿してるし
ほんと色々あるけど見捨てないでください(泣)
(茶・_ゝ・)。〇(ネギま詠んでて思ったんだけど、こういう魔法も出していきたいんだよねー出しても良い?)
3/27改訂
~マンション(上条の部屋の前)~
「彼女を渡してもらうよ」
ステイルはそう言うと懐から縦長なカードを取り出す。
「炎よ」
そう一言唱えると一瞬でカードは炎を纏う。
五枚中三枚をトートの膝辺りに投げてくる。
後ろに下がると先程の自分がいた位置にカードが刺さっており、地面が少し溶けていた。
「ずいぶんと詠唱が短いな、しかも高火力だ。カードに細工でもしてるのかい?」
「ご名答、これにはルーン文字を刻んでいてね。そのお陰で高火力で連発出来るのだよ。
他にもルーンの恩恵はある。気づいてるだろさっきからこの周囲に人の気配が無いのを、一般市民を巻き込むわけにはいかないんでね人払いを」
「ルーンってなんだ?」
上条の発言にずっこけそうになったが簡単に説明しようと振り向くとインデックスが目を開けていた。
「インデック・・ス?」
上条が気づいたようだがなにかおかしい。
目に生気が無いからだ。
「ルーン、神秘、秘密を表す24の魔法言語であり古代ゲルマン民族が使っていた。
古代語のルーツと・・・もい・・・・」
エネルギー切れのロボットのように徐々に力が抜けていき、また気絶した。
「自動書記に入ったか、遊んでる暇はないみたいだね!」
残りの二枚も投げるが頭を下げて避ける。
後ろで悲鳴が聞こえた気がしたがきにしない。
「『ブリザド』」
本を開いたまま氷系の低級魔法を唱えるがステイルの目の前で炎の壁によって阻まれる。
「防御も炎か・・・炎に特化しているのか、炎しか使えないのか」
「前者だよ」
さらに連続して火の玉を飛ばしてくる。
右に左に避けながら近づきジャンプしながら上げた左手にメイスを取り出しそのまま降り下ろす。
ステイルも炎の剣を作りつばせりあいが始まる。
トートはメイスの重さを利用して押しきるとステイルが後ろに飛ぶ。
「接近戦は苦手みたいだね」
追撃とステイルとの間合いをつめる。
立ち上がったステイルは右手を上げて詠唱を始める。
「灰は灰に、塵は塵に、吸血殺しの紅十字」
手をクロスに下ろすと十字の炎が飛んでくる。
メイスをしまい、こちらも詠唱する。
「叫ぶ者、危機を知らせ我を守らん『オハン』」
詠唱が終るとトートの左腕に円形の盾が現れる。
四本の黄金の角がついており中心には小さな人の顔がついている人面盾だ。
それを構えると中央の人面が叫びだす。
人面が叫んでいるところに紅十字がぶつかるが盾には傷一つつかない。
「ケルト神話のオハンとはずいぶんマニアックな物を持っているじゃないか」
「イギリスのお方がよくご存じで」
「ルーン文字を24字解読し新たに6字発見するためには色々な文献をあさったからね。
所で一つはっきりしたことがある。君は魔法具使いだね、さっきの本は盾やメイスをしまっておくためのものだろう?
残念だけど魔法具使いじゃあ僕は倒せないよ。これでおしまいだ」
ステイルは再び右手を上げて詠唱を始めるが先程とは魔力が格段に多い。
「それは命を育む光にして、邪悪を罰する裁きの光なり
それは穏やかな幸福を満たすと同時、冷たき闇を凍える不幸なり。
その名は炎、その役は剣。
顕現せよ、我が身を喰らいて力を示せ」
ステイルの前に炎が人形に集まっていく。
「『魔女狩りの王』[イノケンティウス]その意味は必ず殺す!」
人形の炎の塊、イノケンティウスは両手を上げて襲いかかる。
倒れ込むように来たので上条の方まで下がる。
「あんな化け物どうすんだよ」
「上条あいつの動きを一瞬だけ止めるからやってほしいことがある。耳をかせ」
「・・・・・・・・」
「本当なのかそれ」
「保証はする」
「無駄な相談は終わりかい?」
こちらの相談を待っていたのかステイルが聞いてくる。
「それじゃあ死んでくれ」
再びイノケンティウスが両手を上げて襲いかかる。
トートは本を開き前に一歩進む。
「夜の王、氷の王、混じりて一時の力を貸したまえ『よるのふぶき』」
何処からともなく吹雪が吹き始める、その吹雪によりイノケンティウスが足元から凍っていく。後ろにいたステイルの足も凍り動けなくなる。
敵が動けなくなったすきに上条は横をすり抜けて階段へと走っていく。
その頃にはイノケンティウスが完全に凍りヒビが入って崩れていく。
「それでイノケンティウスを倒したつもりかい」
手のひらから火炎だし足元の氷を溶かしたステイルがこちらを睨む。
そうするとイノケンティウスが砕けた破片が集まり再び人形となる。
全部が集まると体から炎が一気にでて氷を溶かす。
「イノケンティウスを凍らす奴なんて初めてだよ、だけど凍らされた程度じゃあイノケンティウスはやられないよ。
もう一人にも逃げられたしね早く君を倒さないと」
ステイルがイノケンティウスに命令をしようとしたときだった。
トートがニヤリとする。
「そんなんじゃやられないよね、じゃあもっと凄いのをだそうかな」
「魔法具じゃあ意味ないよ、そんな物イノケンティウスには通じない」
「俺は魔法具使いじゃあない」
開いた本のページに左手をのせる。
「持つのは天の水瓶、水を生み洪水を生む虹の貴婦人『イシュ・チェル』」
トートの前に水の塊が現れたかと思うといきなり爆散し中から中世ヨーロッパの貴族の格好をした女性が出てくる。
虹色の日傘をさし蛇を首に巻いている時点で奇抜だが、それ以上にスカートの柄が印象的である。
人骨が交差しているのが無数に書かれているからである。
「俺は召喚術師なんだよ」
「これはなんともレアな・・・一体だけ契約する僕らとは違い、何体もの相手と契約して自由に扱う召喚術師のことは噂で聴いてたけど・・・・
しかし僕のイノケンティウスは殺られることはない!殺れ」
イノケンティウスは炎の大きな剣を作りこちらに斬りかかる。
「久しぶりだねボウヤ」
きにしないとイシュ・チェルはこちらをむいてスカートの端をつまみ挨拶をする。
「どうもお久しぶりです婦人。早速ですけど軽めのでお願いします」
「力加減って難しいのだけど」
イシュ・チェルはイノケンティウスの方に傘をたたんで軽く振る。
するとコンクリートの地面から津波が出現してイノケンティウスを飲み込んでいく。
「ハハハハハまだわからないのかい?どんなに攻撃したってイノケンティウスには無駄・・・・イノケンティウス!?」
イノケンティウスの様子がおかしい、普通ならばイノケンティウスはどんなにやられても再生するはずだが現在は津波によって徐々に小さくなって押され始めている。
ついには完全に消えてしまった。
「イノケンティウス!?一体なにをした!」
「お前のタネを壊したんだよ」
「君は!」
ステイルの後ろから上条がカードが半分に千切られた物を大量に持って立っていた。
「お前は最初にそのカードを上の階に飛ばしたよな、その頃からあやしいとは思ってたんだよ。
最初は罠とか、力を強くするとか思ったんだがそんな様子は見受けられなかったしな」
「それでトートは俺を行かせてそれを壊してくるように言ったんだ」
上条とトートがゆっくりとステイルに近づいていく。
「こ、ここはひかせてもらうっ!」
ステイルは手すりの上から飛び降りて逃げていく。
「あんにゃろ逃げやがったな」
上条は追いかけようと階段へと走っていく。
だがインデックスの治療の方が先である。どんどん顔が青白くなっている。
「上条待て、治療の方が先だ」
「っとそうだったな。ここはもうばれてるだろうしやっぱり小萌先生のとこにいこう」
インデックスをしょいなおして小萌先生の家へと二人は向かって行った。
・イシュ・チェル
マヤ神話に登場する月、虹、洪水、出産等を司る女神
一方破壊神としての悪の一面もある
イシュ・チェルには虹の貴婦人という意味がある
イシュ・チェルが起こると水瓶を逆さにしたような豪雨が発生する
頭に蛇を置き、交差している骨のスカートをはいている老婆の姿で表されている
※この小説では3X歳です
階級‐神司
能力
津波を起こす(単純だがとてつもない威力)
豪雨を降らす
持つのは天の水瓶、水を生み洪水を生む虹の貴婦人『イシュ・チェル』
・オハン(盾)
ケルト神話に出てくる盾で、叫ぶオハンともいう
クルフーア王の持つ四本の黄金の角と四つの覆いがついた盾で、持ち主に危険を察知して金切り声をあげる
クルフーア王がフェルグスと戦ったとき、フェルグスのクラドホルグの一撃にも傷一つ付かなかったという。
この時オハンだけではなくクルフーア軍全ての盾が叫んだという
能力
危険を察知して叫ぶ
異常な固さ
叫ぶ者、危機を知らせ我を守らん『オハン』
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