とある忘れられた召喚術師   作:茶葉

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茶葉ですねー

最近絶不調です、こう妄s・・想像力が弱くなってきた・・・・
幻想御手で何話を使ってるんだよって話です
もうちょっとコンパクトに出来たんじゃないのかって今更後悔( ̄▽ ̄;)

まぁもうすぐ終わりますし新しい章に入れるからまた想像して創造していきますよー(うっわ今のギャグ?)


(茶・∀・)。〇(三年生になりました!受験生です!メンドイデス!)


幻想の子

~橋の下~

 

「それがあの子達ってこと」

 

うずくまっていた美琴が立ち上がり木山を真っ直ぐ見つめる。

 

「脳の電気信号を読み取ったと言うことか、流石レベル5だ」

「話をはぐらかさないで!さっきの諦められない理由ってあの子達のことでしょ!」

「そうだ、あの子達を助けるために幻想御手を作った」

「どうしてそんなことを!」

「言っただろう『守るため』と、いや正確には『守れなかった、だから救いに行く』だな」

 

充血して真っ赤になった両目を覆いながら苦笑する木山。

話についていけないトートは初めてここで口を出す。

 

「守れなかったってどういう事なんですか?先生、子供は嫌いって言ってたじゃありませんか」

「いい機会だ、君にも教えよう」

 

橋を支える壁に寄りかかりながらポツリポツリ喋り始めた。

 

数年前自分は学園都市で働く研究者の一人であった。

ある日上司から次の実験のためチャイルドエラー(身寄りが無い子供)との親交を深めるという理由で学校の教師に任命されて嫌々だが教鞭を取ることになった。

イタズラ好きで、何かと遠慮なしに聞いてくる子供の相手にするのがめんどくさく木山自体子供が嫌いであったためはやく終わって欲しいと思っていたが、教師をやっていくなかで子供達の純粋さ、真っ直ぐさ、優しさに触れて行くなかで子供達との距離が縮まり自分の守るべき大切なものになった。

 

子供達は黒板消しトラップや毛虫を授業中に投げてきたこともある、自分の白衣を勝手に着て走り回ったりもした、しかしサプライズで自分の誕生日を祝ったり給食を一緒に食べ色んな話をした、自分が実験のために教師になったことも詳しくは知らないが感じ取っている、けれども自分のことを信頼してくれた。

 

そして実験の日、担当者との打ち合わせを終えて実験室に向かう。

そこには自分の守るべき大切なもの、自分の教え子達が実験器具をつけている最中であっ

た。

部屋に入ったとたん子供達が一斉にこちらを向いて「先生」と口々に呼ぶ。

一人一人に声をかけていく、皆緊張はしていないようだ。こんな幼い子達が人体実験で緊張しないのは珍しいというか不思議である、大人でさえ人体実験は怖いものでもある。

一人のカチューシャをつけた女の子に聞くと

 

「先生の実験でしょ?先生のこと信じてるもん、大丈夫だよ」

 

と真っ直ぐな目で見てくる。思わず木山は笑ってしまいキョトンとしている女の子の頭を撫でる。

 

そして実験開始の時刻になり観測室に入る、そこでは計測をしている仲間と上司が待っていた。

実験の手順を再確認して実験を開始する。

 

(これで教師ごっこもおしまいか・・・・)

 

そう思っていた、しかし現実は甘くなかった。

実験はスムーズに進んでいるように見えたが一人の男の子がうめき声をあげると連鎖的に次々と他の子達もうめき声をあげていき最終的には叫び声になっていった。

計測器にも異常な数値が表れ始めてこれ以上の実験は無理と思われた。

ある女の子は耳から血を流してきている。

 

「ドーパミン低下、異常です!」

「安定剤投与しました、変化なしです!」

「病院に連絡を!」

 

もう全員が叫び声をあげて暴れまわっている、もう全員が危ない状態なのはまるわかりである。

 

「実験中止だ!」

「あーいいからいいから・・・・実験を続けたまえ」

「木原先生!」

 

木山の上司である老人が木山を遮り実験を続けさせる。

 

「そんなに浮き足だってないでデータをとりたまえ。この実験のこと全てに箝口令をしく、気にせず実験を続けてくれ」

 

指示を出したあと茫然としている木山の方に歩いてくる、すれ違い様に手を肩において一言喋って去っていく。

 

「木山君よくやってくれた、あの子達は気の毒だが科学の発展によく尽くしてくれた、今回の事故に気にせずこれからも頑張ってくれ、期待してるよ」

 

立ち尽くした木山をおいて実験は続けられ、実験は『無事に』成功した、表向きには・・・・

 

子供達が病院に運び込まれた後、実験室にフラフラと入っていた木山は実験前に話していた女の子の血まみれのカチューシャを握りしめていた、なぜこうなったのだろうと・・・・・

 

 

 

「私はその後すぐに学園都市を去った、そしてあの子達を救うために戻ってきたのだ」

 

言葉を失っていたトートに代わり、木山の話していたことを『見た』美琴が質問する。

 

「なんであんな実験を」

「あの実験、私はAIM拡散力場の制御実験だったが本当は暴走した時の法則解析のための誘導実験だったのだよ。

私はあの子達を使い捨てのモルモットにしてしまった」

「そんなのアンチスキルに連絡すれば」

「23・・・23回だ、あの子達のために回復手段と原因究明のためのツリーダイアグラムの使用許可を求めたのは、許可を求める度に却下される。統括委員会が関わっているのは間違いない、アンチスキルなんて動くはずがない」

「じゃあなんで幻想御手なんて物を」

「君達もしっているはずだ、幻想御手のサーバーである私は使用者の脳を使う事ができる、数千人以上の脳を使えばツリーダイアグラム並の演算を行える、それならツリーダイアグラムを使わずにもあの子達を助けるために事ができる」

「だからって他人を犠牲にするのは!」

 

美琴が叫ぶが木山はそれ以上の声量で叫ぶ。

 

「私はあの子達のためならなんだってする!全てを敵にまわしてでもやらなきゃいけないんだぁーーーー!!」

 

木山がこちらに向かって再び手を出して戦闘の準備をすると木山が頭を抱えてうずくまり苦しみ出す。

 

「不味い、ネットワークが暴走をぉーあぁーーー!」

 

木山が叫ぶと頭から白い紐が出てきて一つの塊になる。

一つの白い塊は徐々に人形になっていく。

 

「ネットワークが暴走ってどうゆうことよ!」

「俺に聞くな、それより相手は準備できたみたいだぜ」

「準備!?」

 

美琴が再び見ると白い塊は胎児のような姿になり頭に天使の輪のようなものが浮いており、赤い目でこちらを見つめている。

 

 

 




意見、評価、感想や知っている神話、昔話、神、精霊、神具、宝具等があったら教えてください。名前だけでも十分です(こっちで調べますから)
感想待ってます!

ここをこうしたらいいとかのアドバイスもくれると有りがたいです。
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