転生DxD   作:ぺへ

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100話

聖「〜♪」

 

私は鼻歌を唄いながら金棒を振るっていた。八坂様に頼んでいたものがもう出来たのだ。注文通り軽くてめっちゃ頑丈。しばらくは壊れないだろう。・・・多分。あぁ・・・。後は鬼の仮面も買わなきゃ。般若がいいかな?

 

レイヴェル「とても機嫌が良さそうですわね。」

聖「まあね〜。なんせ、私の新しい武器なんだから!」

レイヴェル「まさか、伝説の聖剣を簡単に譲るとは思っても見ませんでしたわ・・・。」

聖「ま、いいじゃ〜ん。どうせそこまで使ってなかったし。」

 

私は四次元ポケットに収納して研究室へ行く。今、『神器抜き取り機』という恐ろしい装置を開発していてその最終段階に入るところだ。レイヴェルは、ようやく買った研究室のソファーに座って本を手に取り読む。これが私とレイヴェルの過ごし方。しかし、今日は違った。

 

レイヴェル「あら?ルヴァルお兄様からですわ・・・。え!?」

聖「え、何?そんな大声出して。」

 

やば、めっちゃ嫌な予感する・・・。

 

レイヴェル「ラ、ライザーお兄様がこちらに向かってるそうですわ!」

聖「え、なんで?・・・って、もしかしなくても私!?」

 

レイヴェルが頷く。おい、マジかよ!めんどくさいなぁ!!絶対、追いかけた事根に持ってるじゃん!!

 

聖「え、なに、どうすればいいの!?」

レイヴェル「と、とりあえず冥界へ行きましょう!」

 

はあ・・・。という訳で数時間掛けて冥界のフェニックス領へ。運良くライザーとは行き違いになったようだ。良かった・・・。

 

ルヴァル「済まないね、聖さん。」

聖「いえいえ。・・・それで、ライザーさんは?」

ルヴァル「今頃、人間界を駆け回っている頃だろうね。」

レイヴェル「はあ・・・。」

 

いや、ため息を付きたいのはこっちだよ・・・。とりあえず話を聞くとやはり、あの時のトラウマを払拭させたいらしい。しっかりとした戦闘の場で。

 

レイヴェル「・・・聖。分かっておりますわね?」

聖「当然。二度と私に歯向かわないように徹底的に叩き潰すよ。」

ルヴァル「はははは!既に場所は準備しているよ。後はライザーが戻ってくるのを待つだけだ。」

 

そんな訳で帰ってくるまで待つ事に。まあ、1時間位で帰ってきたけどさ。

 

ライザー「兵藤聖!!貴様、誰の許可を得てこのフェニックス城へ来ている!!」

聖「うるさ!いきなり大声出さないでくれない!?」

ライザー「黙れ!!貴様を倒して俺が最強だと教えてやる!!」

 

本当にうるさいな!なんなん!?こいつ、マジでぶっ潰す!!そんな訳でフェニックス家が所有する闘技場へ。一年に一度領民を招いてパーティをしているらしい。他ではやらなさそうだな。

 

ライザー「兵藤聖!俺が勝ったら貴様は俺の奴隷だ!!分かったな!」

聖「なら、私が勝てばあんたはモルモットになってもらうよ。」

 

私はベルトを装着して、マキシマムマイティXとハイパームテキを取り出すもここでルヴァルさんからストップが入る。

 

ルヴァル「聖さん。ここは己の肉体のみでどうだい?」

聖「・・・ルヴァル様がそう仰るなら。」

 

私はガシャットをポケットに入れてメタルシャフトを取り出す。

 

聖「私だって暇じゃないの。とっとと来なよ。」

ライザー「っ!人間がァァ!!」

 

ライザーは突貫してくるも、私は軽々と避ける。まあ、スピードも上がってたけど対処出来ない程では無い。それから、何度か接近戦と遠距離を交互に攻撃してくるけど、どこからどんな攻撃が来るか分かっているのに受けてやる必要は無い。しばらく手を出さずに避けていると遂に激昂した。

 

ライザー「貴様、何故攻撃してこない!俺をなめているのか!!」

聖「当然。なんなら、攻撃しようとも思わないし。」

ライザー「巫山戯るな!!貴様のせいで俺の人生はめちゃくちゃだ!!リアスとの婚約も無くなり、眷属も俺の元から去った!あげく、俺のレイヴェルも貴様の元へ!!」

聖「・・・俺のレイヴェル?」

ライザー「ああ!そうだ!レイヴェルは俺のものだ!!」

 

ああ、そうかい。私はメタルシャフトを四次元ポケットに戻して代わりに金棒を取り出して肩に担ぐ。

 

聖「ライザー。さっきの言葉を訂正してあげる。あんたを殺す気で行くから、精々死なないようにね。」

 

私は肩から地面に金棒を落としてライザーの腹に一撃入れる。当然武装色を纏わせて。ライザーは盛大に血を吐きながら壁に思いっきり激突する。

 

ライザー「何故だ・・・!!何故、炎に変化してもお前の攻撃を受けるんだ!!」

聖「あんたに教えてあげる。レイヴェルはフェニックス家の物でもあんたの物でも、ましてや私の物でも無い。レイヴェルはレイヴェル自身の物よ!!」

 

私は地面を強く踏み込む。金棒には当然覇王色も流すけど、兄さんにやった時よりも高威力!やば、めっちゃ覇気を流しやすい!!

 

雷鳴八卦!!

 

日常生活では絶対に聞かないであろう爆発音ととてつもない威力の攻撃がライザーを襲い壁に激突した時には既に全身が丸焦げとなっていた。あ、まだ、生きてる。気絶してるけど。

 

ルヴァル「そこまで。勝者は兵藤聖さんだ。」

レイヴェル「聖!」

 

レイヴェルは終わるや否や私の方に抱きついて来た。私も抱きしめて優しく頭を撫でる。

 

聖「よしよし、大丈夫。大丈夫。さ、早く帰って家でのんびりしよ。」

レイヴェル「はい!」

 

ルヴァル様に一言挨拶を入れて私とレイヴェルは帰宅。ライザーは目に余る行動が相当多かったらしく、今ではフェニックス家の地下に監禁されてるそうな。レイヴェルからの信頼も少しは取り戻せそうだったのにあの発言で完全に消失したらしい。まあ、自業自得って事で。

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