転生DxD   作:ぺへ

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102話

聖「サイラオーグさんが?」

レイヴェル「ええ。ルヴァルお兄様を通じて先程連絡がありましたわ。」

 

家に帰ってくるとレイヴェルから呼ばれた。なんでもサイラオーグさんがお礼を言いたいから明日空けといて欲しいそうな。いや、別にいらないんだけどなぁ・・・。

 

聖「でもなんでルヴァル様を通じて?」

レイヴェル「大王家は頭が固い者ばかりですから。それに・・・」

聖「?・・・ああ、特効薬か。」

レイヴェル「ええ。表向きはフェニックス家と交流を深めたいと言う風になりますわ。」

聖「うへぇ・・・貴族って面倒だなぁ・・・。つまり、明日は冥界に?」

レイヴェル「ええ。しかし万が一にもフェニックス家から情報が漏れるという事も考えられます。なので、会合は研究室でと言うことになりますわ。」

聖「え、だとしたら今から色々揃えなきゃじゃん。」

レイヴェル「そういう事になりますわ。」

 

うわ、マジかぁ・・・。まあ、でもこればかりはしゃーない。という事で、レイヴェルの伝手で貴族悪魔も買いに来る人間界の家具屋へ。うん、めっちゃ高そう。レイヴェルの目利きの元、あれよこれよとどんどん買っていく。ちなみに、今回は私とレイヴェルのポケットマネーから出る。まあ、当然っちゃ当然だけど。

 

レイヴェル「まあ、これで問題ありませんわ。」

聖「いや〜。レイヴェルが居てくれて助かったよ。ありがとう。」

レイヴェル「ふふ、構いませんわ。それに、あの部屋には家具が無さすぎますもの。」

 

ま、まあ、確かに・・・。購入したものは認識阻害を掛けて魔法陣で地下へ運ぶ。でも動かすのはこっちだから力持ちが欲しいところ・・・。という訳で。

 

匙「で、でっけぇぇぇ!!」

聖「ごめんね、匙君。いきなり来てもらって。」

匙「い、いや、それはいいんだけど・・・」

レイヴェル「匙さん。案内しますわ。」

 

という訳で私の部屋へ。てか、なんか緊張してない?

 

聖「え、なんで、そんなにガチガチなの?」

匙「い、いや。女子の部屋に入るの初めてだからさ・・・。て、てか、兵藤が居るんだからそっちに言えば・・・」

レイヴェル「イッセーさんとアーシアさんはデート中ですわ。呼び出す訳にはいきませんもの。」

匙「デ、デート!?う、嘘だろ!?俺、まだ会長と二人でどこにも行けたことないのに!」

聖「おやおや〜?匙君はソーナ先輩の事が好きなのか〜。うんうん、いいと思うよ〜。」

匙「し、しまった!た、頼む!これは会長には!」

聖「大丈夫だって。言わないよ。ほら、こっちだよ。」

匙「れ、冷蔵庫・・・?って、中に階段!?」

 

おぉ、いい驚きっぷりだ。中へ案内するとめっちゃ興奮してた。

 

匙「す、すげぇ!秘密基地じゃん!」

聖「その気持ち分かるわ〜。ロマンだよね!」

レイヴェル「談笑はそれくらいにして運びましょう。」

 

という訳でレイヴェル監督の元、匙君とソファーやテーブルを配置する。それと、パソコンルームの方には大きめのカーテンも設置。よし、これで問題無しと。

 

聖「ありがとう、匙君。本当に助かったよ。」

匙「いいよ、別に。その・・・リアス先輩達とのレーティングゲームでは世話になったからさ。」

聖「そっか。なら、お礼にこれを進呈しよう。」

 

私は匙君に2枚のチケットを渡す。本当は私とレイヴェルで行く予定だったミュージカルのチケットだけどレイヴェルに急遽予定が入ってしまった為、行けなくなってしまったものだ。

 

匙「い、いいのか?レイヴェルさんと行くんじゃ・・・」

レイヴェル「構いませんわ。私もその日外せない用事が出来てしまったのです。なので、ソーナ様と楽しんできてくださいまし。」

匙「っ!二人とも、ありがとう!」

 

そうして、匙君は上機嫌で帰っていった。匙君の恋が実るといいな〜。

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