転生DxD   作:ぺへ

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106話

結局、レイヴェルにベットまで連れてきて貰い、包帯まで変えてもらった上に着替えまでさせてもらった・・・。うん、めっちゃ情けねえ・・・。結局、レイヴェルとは別で眠ることになり久しぶりに一人で眠った。朝はまた痛みで起きたけどこればかりは仕方ない。・・・良し、傷はなんとか塞がってるな。私はアタッシュケースを2つ取り出し、片方をベンニーア宛に送る。当然、中には手紙も入れた。これで準備はOK。

私は1階へ降りて朝食を済ませる。母さん達に傷の事を聞かれるかと思ったけど、認識阻害が掛かっているのか、特には何も聞かれなかった。その後、身体がベタベタして気持ち悪かったのもあって軽くシャワーを浴びたけど、これがまた痛くて痛くて・・・。流石にこの傷では学校へ行けないので1日休み。まあ、兄さん達の応援には行くけど。1日でも早く治す為に、とにかく肉や魚を食いまくった。ちょっと欲を出し過ぎて食べ過ぎで気持ち悪いけど・・・。夕方になればレイヴェルが帰って来たので時間まで談笑して、オカルト研究部へと来る。

 

聖「こんにちはー!いてて・・・」

レイヴェル「もう、そんな大声を出してはまた傷が開きますわよ?」

リアス「さ、みんな揃ったわね。それじゃあ向かうわよ。」

 

という事で、リアス先輩が魔法陣を展開してくれてグレモリー領へ。そこから、リアス先輩達と私とレイヴェルは別行動で現地集合。フェニックス家お抱えのリムジンに乗って会場へと向かう。・・・うん、パパラッチが凄い多い。控え室の高級ホテルで合流して、ボーイ案内の元トレーニングルームへ向かっていると、とっても見覚えのある方達と出会う。当然、ハーデス様達だ。

 

アザゼル「これはこれは、冥界の下層こと冥府に住まう死を司る神、ハーデス殿。悪魔や堕天使を何よりも嫌う貴方が冥界まで昇って来るとは思いませんでしたよ。」

ハーデス『何、最近カラスやコウモリの羽音が五月蠅くての。視察に来たのじゃよ。出来る事なら戸締りしたいところだ。』

アザゼル「骸骨ジジイ。ギリシャ側の中であんただけ、勢力間の協定に否定的なようだな。」

ハーデス『ファファファ。だとしたらどうする?ロキの様に屠るか?』

 

その瞬間、死神達が凄まじい殺気を出して来る。何が一番可哀想かって、ボーイの人だよね。とりあえず場を和ませる為に、私は一歩踏み出し頭を下げる。

 

聖「お久しぶりでございます、ハーデス様。先の取材ぶりでございます。」

ハーデス『そうだな、小娘。それにしても邪龍に襲われるとは運の無いやつだ。』

聖「全くです。特に最近は運が底を行っておりまして。」

 

私とハーデス様が話していると、護衛の死神が高速で仕掛けて来る。が、当然分かっている攻撃を受けるはずも無い。とりあえず、顔の骨を掴み地面に叩き付ける。

 

聖「この様に、襲われる事が多いのが最近の悩みですわ。」

ハーデス『ファファファ。戦闘狂からすれば贅沢な悩みだ。・・・お前たちも静まれ。』

聖「兄さん達もだよ。相手は主神の一柱な上、今回は観客。手を出せば国際問題だよ。」

 

兄さん達と死神達は不服そうにしながらも戦意を収める。いい子だな。

 

ハーデス『小娘、最近趣味に困っていてな。相談に乗ってもらおう。』

聖「承知しました。みんな、先に行っといて。」

アザゼル「・・・ああ。」

 

リアス先輩達はガクブルのボーイさんについて行き、私はハーデス様の隣を歩く。各神話の神ごとに部屋があるのかめっちゃ豪華な部屋の前に着く。

 

ハーデス『お前たちは待っていろ。小娘と話をしたい。』

死神『『『『『ハッ!』』』』』

ハーデス『入れ。』

聖「失礼致します。」

 

ハーデス様に促され中に入る。中は豪華な作りになっていて、所謂VIPルームなんだろう。部屋に備え付けられていたティーセットを使い、ハーデス様に紅茶を入れて差し出す。

 

ハーデス『済まぬな。』

聖「いえ。こちらを。」

 

私は四次元ポケットから金棒と『神器抜き取り機』を入れたアタッシュケースを渡す。

 

ハーデス『これは?』

聖「片方は、私が最近から使い始めた武器です。こちらのアタッシュケースは英雄派に渡して欲しいものでございます。」

ハーデス『あの小僧共にか?』

聖『はい。私の開発した『神器抜き取り機』。一度しか使えませんが確実に一人、神器を抜き取る事の出来る装置です。使い方ですが、引き金を引くだけです。』

ハーデス『そういうことか。しかと渡しておこう。それと、計画の方は大丈夫か?』

聖「はい。多少の誤差はありますがほぼ成功します。しかし、本当に宜しいのですか?今ならまだ引き返す事も・・・」

ハーデス『構わぬ。今まで他の神話で睨み合って居るだけであったが、現在は同盟を結ぶ所もある。しかし、儂は古い神だ。そう簡単には考えを変えることは出来ぬ。しかし、それは儂『個人』だ。冥府も変わる時だろう。』

 

・・・なるほどね。この際、主神を降りて丸投げする訳だ。まあ、口出しはご法度だからしないけど。それからはガチで趣味探しの話を10分程して、私はみんなの元へと向かった。

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