転生DxD   作:ぺへ

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108話

私とレイヴェルはごった返している中、席に着く。私の両手にはポップコーンとドリンク、レイヴェルも似たような感じだった。いやぁ〜、まさか、こんなものまで売ってたとはね!周りは若手最高峰と名高い二人が激突するのが楽しみなのか、ワクワクが止まらない感じだった。

 

レイヴェル「貴族席で観たことならありましたが、観客席では初めてですわ・・・!」

聖「うん、レイヴェル。感動する所は絶対にそこじゃないと思うよ。」

 

いつも通りの会話をしながら寛いでいるとようやく試合が始まる。はてさて、原作はかなり破壊してるしどうなる事やら・・・。

 

≪会場にお集まりの皆さま!長らくお待たせいたしました。いよいよ世紀の一戦が始まります!まず最初に東口ゲートから入場するのはサイラオーグ・バアルチームです!!≫

 

やはり凄まじい歓声だ。大王家次期当主というのもあるだろうけど、カリスマ性もあるんだろうな。

 

≪続いて西口ゲートより、リアス・グレモリーチームの入場です!!≫

 

遂にリアス先輩達も入場する。リアス先輩達の美貌に釘付けの人もいれば、木場君や兄さんに黄色い歓声を上げる人もいる。まあ、この世界では原作に比べてエロ発言はしてないし、顔は普通にイケメンだからな。

そして、司会・実況役にはナウド・ガミジン、審判(アピーター)役には転生悪魔にして、レーティングゲーム第7位のリュディガー・ローゼンクロイツ、解説役におじさんとレーティングゲーム現王者(チャンピオン)のディハウザー・ベリアルがそれぞれ自己紹介をする。いや、豪華すぎない?堕天使総督にゲーム王者、ゲームの7位って。ルールは原作と同じ『ダイス・フィギュア』。

 

ナウド・ガミジン≪ご存じでない方の為に改めて『ダイス・フィギュア』のルールをご説明させて頂きます。使用されるダイスは通常の六面ダイス。それを両陣営の『王』が振り、出た目の合計数字により、試合に出せる選手が決まるのです―――これは人間界におけるチェスの駒価値というものが反映されております!『兵士』の駒価値は1、『騎士』と『僧侶』は3、『戦車』は5、『女王』は9となっており、例えば出た目の合計が8だった場合はその駒価値を超えない範囲であれば選手を出すことが出来るのです。『騎士』ならば2人まで出せますし、『戦車』と『騎士』または『戦車』と『僧侶』なども合計が8となるので出場させることが可能です。なお転生する際に複数の駒を消費された眷属の方は消費した分だけの駒価値となりますのでご注意下さい。『仮面ライダードライグ』こと赤龍帝の兵藤一誠選手は転生に『兵士』の駒を8つ使われたとの事なので駒価値は8となる訳です≫

 

ふむ、脳筋の人達だと絶対に苦手だな。というより・・・

 

聖「もし私が悪魔に転生したら駒価値っていくら位なんだろ・・・?4くらい?」

レイヴェル「そもそも転生出来るか怪しいところですわ。それに、変身も加味すれば絶対に転生出来ませんわよ?・・・しかし、覇気や聖自身の強さだけならばそれくらいですわね。」

聖「まあ、私が王だったら一番最初に出るよね。」

レイヴェル「聖の様な常識の通じない王相手などやり辛いにも程がありますわ・・・」

 

ねえ、レイヴェル。君、もしかして私の事嫌い?ねえ、泣くよ?そんなにディスられたら。

 

ディハウザー≪なお、合計数字以下の選手が両陣営ないし片方の陣営に居ない場合はダイスの振り直しとなります。そして出場選手は連続してバトルに出る事は出来ない処もこのゲームの胆となりますね。≫

 

確かにそのルールが無ければ、評価を気にしない奴からしたら強いやつ出し放題だしな。

 

ナウド・ガミジン≪レーティングゲームの基本ルールに則り、『王』が獲られた時点でゲーム終了となりますが、その『王』の駒価値は事前の審査委員会の評価によって決定しております―――さあそれでは発表いたしましょう!リアス・グレモリー選手とサイラオーグ・バアル選手の駒価値はこのようになりました!≫

 

リアス・グレモリー/8

サイラオーグ・バアル/12

 

ナウド・ガミジン《おぉぉっと!!リアス・グレモリー氏が8、サイラオーグ・バアル氏は最大の12!!》

ディハウザー《サイラオーグ選手の方が高評価を得ていますが、逆を言えば目の値が最大でなければ出場出来ない。》

アザゼル《両陣営がそれを踏まえて、どんな采配になるのか気になるところです。》

ナウド・ガミジン《さあ、いよいよゲームスタートです!王は専用の台に赴きダイスをお取りください!》

 

二人の王がダイスを手に取る。さて、何が出るか・・・。

 

ナウド・ガミジン《それでは第一試合の選手を決めさせていただきます!ダイスシュート!》

 

掛け声に合わせて二人がダイスを振る。出た目は3。

 

レイヴェル「木場さん一択ですわね・・・。」

聖「ま、向こうも騎士を出すのは目に見えている上、厄介でもあるはず。ゼノヴィアさんだと相性最悪だろうしね。」

 

私とレイヴェルの予想通り、木場君とサイラオーグさんの騎士さんが馬に乗ってフィールドへ転移する。ローゼン・クロイツさんが試合開始の合図を伝えると、二人が高速で剣戟を行っている。・・・こう見ると、騎士の戦いってクロ○クアップだよなぁ・・・。いや、今の私なら作れるか?いや、やめとこう。もしタキオン粒子を作ったとしても使ってたら絶対ミスって内側から弾けそうだし。

あ、木場君が騎士さんを斬った。しかも聖魔剣で。騎士さんはリタイアの光に包まれて消えていく。木場君も強くなっていたのか・・・。よし、これが終わったら模擬戦をしよう。

 

ナウド・ガミジン《決着です!!勝者は木場祐斗選手!!》

アザゼル《木場選手の最大の武器は速さと剣の技術です。今のカウンターも見事なものでした。自身の武器を最大限に活かし掴み取った結果でしょう。》

ナウド・ガミジン《それでは第二試合です!ダイスシュート!》

 

続く第二試合の合計の目は10。塔城さんとロスヴァイセさんが出場し、向こうは僧侶と戦車。試合が始まると塔城さんは戦車さんと、ロスヴァイセさんは僧侶さんと対峙する。塔城さんはその身軽さを武器に戦車さんを翻弄して仙術で超連続攻撃を入れる。対するロスヴァイセさんは魔法陣で僧侶さんをゼロ距離で囲みフルバースト。エグイな、あの攻撃・・・。しかし、僧侶さんがリタイアに包まれる寸前、ロスヴァイセさん達を見ると塔城さんとロスヴァイセさんが突然跪く。

・・・確か重力に関する神器だっけか?戦車は無理矢理体を動かし近くにあった瓦礫でロスヴァイセさんを潰して二人はリタイアに包まれる。戦車の防御力があったからか大事には見えないけど意識を失っているのかリタイアの光に包まれた。

 

聖「ま、今のは二人が悪いね。戦闘が終わった後は決して気を抜いてはいけないのに気を抜いた。」

レイヴェル「しかし、サイラオーグ様の眷属を3人も屠ったのは大きいですわ。」

 

私とレイヴェルはポップコーンを食べながら感想を言うけど、何か物足りない・・・。やっぱ塩味はダメだな。ポップコーンはやっぱキャラメルだね。

第三試合の数字は8。メンバーを選出しようとした瞬間、サイラオーグさんが僧侶を出すことを宣言する。なんでも、兄さんの乳語翻訳(パイリンガル)を突破出来るらしい。兄さんは一瞬なんの事か分からなさそうだったけど思い出してその挑戦を受ける事に。

フィールドに移動して早速使用したみたいけど、とんでもなく困惑していた。なんせ、急にジャケットを脱ぎ出したのだから。僧侶さんは兄さんの反応を気にせずにシャツのボタンを一つ一つ取りその辺に捨てる。え、こんなに大勢が見てるってのに脱ぐって露出狂か?

 

ナウド・ガミジン《ご覧ください!コリアナ選手の突然のストリップショーと魅惑のポーズにより会場の男性客が無言で見つめております!!アザゼル総督、コリアナ選手の作戦は、男性には効果抜群ではありますが兵藤選手はどう対処するでしょうか?》

アザゼル《・・・・・・》

 

おい、仕事しろ。なに、あんたもガン見してんだ。

 

ナウド・ガミジン《えー。アザゼル総督は忙しい様なので王者はどう対処すると思いますか?》

ディハウザー《正直、兵藤選手だけでなく世の男性ならかなり対処は難しいでしょう。対処出来るとすれば、女性の身体よりも戦闘やその他の事に興味がある者しか対処できないでしょう。》

レイヴェル「ちなみに、聖ならあの様な戦法を取られたらどう対処しますの?」

聖「まあ、超絶リラックス出来るマッサージか今まで感じたことの無い程の快楽を与えるかな。女の子を気持ちよくさせるのには誰にも負けない自信があるし。」

レイヴェル「・・・確かに聖のテクニックは凄いですが・・・。その・・・他の方にはやって欲しくないですわ・・・」

 

か、可愛い!!!!こ、これが彼女からの嫉妬!!

 

聖「うん!絶対やらない!レイヴェル以外の女性は即殺する!」

 

これは仕方ない!!なんせ、レイヴェルが可愛いんだから!!試合に意識を戻すと、僧侶さんが下着姿でパンツから脱ごうとしたら、「そこはブラジャーからでしょうが!!!!」という理由でリタイアさせた。でも、分かるよ!兄さん!!やっぱ、脱がせる時はブラからだよね!やっぱり、私達は血の通った兄妹だ!!

第四試合の数字も8。流石に兄さんは出れない為試合に出るのはギャスパー君とゼノヴィアさん。相手は再び僧侶と戦車。ひょろひょろの方が戦車で、男の娘の方が僧侶らしい。え?なぜ分かったかって?ギャスパー君と同じ匂いがしたから!!

試合が始まった瞬間、ひょろひょろ戦車さんが龍へと変化しゼノヴィアさんがエクスカリバーとデュランダルで迎え撃とうとするも僧侶さんがゼノヴィアさんを封印してしまう。

原作ならギャスパー君に封印を解かれたけど、ゼノヴィアさんの持っているエクスカリバーは本物の上、自我が強すぎると言うこともあり、ゼノヴィアさんの封印を無理矢理解いてしまう。うん、私が使ってただけあるわ。あいつ、自我が強すぎる。ほら、僧侶さんも驚きのあまり一瞬固まってそこをゼノヴィアさんに取られた。その後、戦車さんはギャスパー君と協力して討ち取る。

 

レイヴェル「正直、デュランダルだけでは危なかったですわね・・・。」

聖「まあエクスカリバーは本物の上、あの子は駄々を捏ねる子供みたいな感じだし。てか、マシであの子自我が強い上に血を吸わせろっていう圧が凄いから・・・」

レイヴェル「・・・それなのに忘れていたんですの?」

聖「・・・途中から諦めたのか発さなくなったからね。」

 

うん、聖剣だって魂が宿っているんだから!!本物はめんどい!!次の目は9で女王同士の対決。でも、相手の女王は穴を開いて光のみを返して朱乃先輩がリタイアする。まあ、相性が悪かったんだろうな。そればっかりは仕方ない。さて、そろそろエンドゲームも近いな。

そして次の目は12。とうとうサイラオーグさんが出場する。グレモリー側は木場君にゼノヴィアさん、塔城さんか。さて、どこまで削れるやら・・・

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