イッセー「ん・・・?あ、あれ?ここは・・・」
気が付くと俺は真っ白な部屋にいた。しかも、目の前にはフードを深く被った老若男女が居る・・・。な、なんだここ・・・。
《今こそ覇龍になる時。》
《覇を纏わなければあの者を倒す事は出来ぬ。》
覇龍・・・?どこかで聞いたことが・・・。その瞬間、俺の中からあらゆる感情が出てくる。恨み、辛み、悲しみ、憎悪。その全てが吹き出す。あぁ、憎い・・・サイラオーグさんが。世界が。全てが。俺は歩を進める。この人達ならこの感情を消す方法を知っているかもしれない。でも、俺はあと一歩の所で誰かに引っ張られ元の位置に戻される。だ、誰だ!
???『覇に飲まれてはいけませんよ。』
顔をあげると、まず目に入ってきたのは大きすぎず小さすぎない、絶妙なバランスのおっぱいだった!こ、こんなに神秘的なおっぱいがあったのか・・・!!次に顔を見ると超美少女!服装はどこかの制服の様だけど、それも相まって超可愛い!こ、こんな訳の分からない所にこんな美少女がいるなんて!!
イッセー「は、初めまして!ひ、兵藤一誠です!」
???『ええ。知っていますよ。今代の赤龍帝でしょう?』
イッセー「っ!?あ、あなたは・・・」
???『私は10年間、あなたと共に居ました。今までの行いも活躍も見てきました。』
10年!?つ、つまり、この人ストーカー!?
???『ストーカーとは失礼な!あなたが弱すぎて顕現出来なかったんです!』
イッセー「なんで分かったんすか!?てか、そもそもここはどこ!?」
???『ここは
ここが!?つ、つまり、あれは歴代所有者!?
《貴様、何者だ!》
《我々、天龍の邪魔をするなど!!》
???『私は一誠さんの中にいるバグスターです。さあ、一誠さん。時間がありません。とりあえず、アイツらをすり潰しましょう!』
イッセー「すり潰す!?なに、物騒な事言ってるんですか!てか、バグスターってパラドみたいな存在って事ですか!?」
お姉さんが何かを言おうとした時、何か声が聞こえてくる。子供の声・・・?
???『みんな、あなたの帰りを待っています。覇に飲まれればあなたは死に至ります。それは私も本意ではありません。』
《巫山戯るな!二天龍は覇を本懐とするのだ!!》
???《いいではありませんか。覇を纏わない二天龍がいても。》
っ!今度は誰だ!?声のした方を見ると、優男が歩いてくるけどそのオーラは真っ白だった。あれって!
イッセー「も、もしかして、歴代の白龍皇!?な、なんで!」
歴代白龍皇《それは、あなたがアルビオンの力を取り込んだからですよ。》
俺が!?え、いつだ!?全然覚えてねぇ!
これは、ヴァーリの!あ、所有者の恨みとかを半減したのか!これなら!!
《ふざけるな!!》
《天龍は覇道と進むのが道理!!》
神より奪いし二天龍なり
な、なんだ!?でも、ヤバい気がする!なら!
赤龍帝なり!
王道を征く!
《な!?未来を見せるだと!?》
イッセー「ああ!俺が!いや、俺たち全員で!光ある未来を見せてやろうぜ!!」
その瞬間、歴代の負のオーラが消え去った!よし、これなら!!俺は浮上する感覚と共に目覚めた。