転生DxD   作:ぺへ

119 / 129
118話

レイヴェル「これは!?」

アザゼル「絶霧(ディメンション・ロスト)だ!!」

リアス「まさか、英雄派!?」

パラド「おい、聖!しっかりしろ!!」

 

パラドの叫び声を聞いてみんなで振り向くと、聖は口から大量に吐血し、パラドに抱き抱えられている状態だった。

 

レイヴェル「ひ、聖!聖、しっかりしてください!!」

アザゼル「ど、どういう事だ!何故聖が!」

曹操「アハハハハ!なんてザマだ!」

イッセー「曹操!!てめぇ、聖に何しやがった!!」

アーシア「聖さん、しっかり!」

 

目の前には情報で見た聖槍の持ち主である曹操と絶霧(ディメンション・ロスト)の持ち主であるゲオルクがいた。しかし、ゲオルクの手には独特な形をした拳銃が握られており、先端にはドス黒い何かが張り付いている。あれは・・・?いえ、それよりも!

 

私は聖にフェニックスの涙を振りかけるも効果が無く血を吐き続けている。な、なんで・・・!!

 

ゲオルク「クックック・・・。いくら回復しようとしても無駄だ!兵藤聖はもう助からない!!」

リアス「どういう事よ!!」

曹操「彼女から神器(セイクリッド・ギア)を抜き取ったからさ!!もう彼女が助かることはない!!」

 

聖から神器(セイクリッド・ギア)を抜いた・・・?な、何を言っていますの・・・?

 

聖「ハア・・・ハア・・・ゴハッ!」

ゼノヴィア「なんだと!?」

木場「ふざけるな!彼女の神器(セイクリッド・ギア)を返せ!!」

曹操「返すわけないだろう?心配せずとも、この神器(セイクリッド・ギア)は俺たちがバリィィィン!・・・は? 」

 

曹操が話している間に拳銃が壊れ、ドス黒い物まで消えてしまった・・・!!あ、あれはどこに!!

 

朱乃「消えた・・・?」

小猫「そ、そんな・・・!!」

イッセー「聖!おい、聖!!」

ゲオルク「クソッ!ハーデスめ!不良品を寄越したのか!!」

アザゼル「ハーデスだと!?あの骸骨ジジイはテロリストに手を貸したってのか!!」

 

そ、そんな!い、嫌ですわ!!

 

聖「ゴハッ!兄・・・さん・・・!」

イッセー「な、なんだ、聖!?」

レイヴェル「聖!」

聖「逃・・・げて・・・!!」

黒歌「チィ!アザゼル!手を貸すにゃ!!」

アザゼル「ああ!!」

 

アザゼル先生と黒歌が魔法陣を展開し攻撃するも全て霧に阻まれる!そ、そんな・・・!!

 

曹操「オーフィス!!俺たちは今日、ここでお前を殺す!!ゲオルク、呼び出せ!!最凶の龍殺し(ドラゴン・スレイヤー)を!!」

ゲオルク「ああ!証明しようじゃないか!!俺たちが真の英雄だと言うことを!!」

 

床に魑魅魍魎(おどろおどろしい)魔法陣が展開された瞬間、この世のものでは無いようなものが召喚される。

 

巨大な十字架に磔にされ、全身を拘束具でぎゅうぎゅうに締め上げられ、釘でめった刺しにされた上半身が堕天使で下半身が東洋タイプのドラゴンの姿をした存在。それも全身から血を流し、あらゆる負のオーラを纏っている。な、なんなんですの、あれ・・・!!

 

ドライグ『な、なんだ!?こ、このドラゴンに向けられた負のオーラは・・・!!』

アザゼル「ま、まさか、サマエルか!?」

曹操「その通りだ!!サマエル、喰らえ!!無限を!!」

 

曹操がそう言った瞬間、私は誰かに押され倒れ込む。顔を上げた瞬間に生暖かい液体が顔に付き、私の目に写ったのは聖が触手に胸を刺されている場面だった。

 

レイヴェル「ひ・・・じり・・・?」

聖「ゴホッ・・・」

 

引き抜かれた瞬間、聖はそのまま前に倒れる。辺りには真っ赤な液体が池を作るように流れ、遂に私に触れる。

 

レイヴェル「イヤァァァァァ!!」

イッセー「曹操ぉぉぉぉぉ!!」

アザゼル「待て、イッセー!!」

イッセー「離してください!!アイツは聖を!聖を!!」

パラド「くっ・・・!!」

 

嫌!嫌!!嫌!!!嫌!!!!

 

曹操「何故あの化け物の方に攻撃が・・・?ゲオルク、どういう事だ!!」

ゲオルク「わ、分からない!俺はオーフィスに設定したはずなのに!!」

 

黒歌「このクソガキが!!」

リアス、朱乃「「ハアッ!!」」

ゼノヴィア「このぉ!!」

木場「ハア!!」

小猫「えいっ!!」

曹操「くっ!ゲオルク、引くぞ!!後は死神共に任せる!!」

ゲオルク「ああ!!」

イッセー「待ちやがれ、曹操!!!!」

 

英雄派は消え、この場には私達のみが残る。

 

聖「よか・・・た・・・。レイ・・・ヴェルが無・・・事で・・・」

レイヴェル「聖!嫌ですわ!だ、ダメです!」

聖「大・・・丈夫・・・。わた・・・しはしぶ・・・といか・・・ら・・・」

イッセー「聖、もう喋るな!おい、パラド!どうにかしろよ!!お前は聖とずっと一緒にいたんだろ!?」

パラド「・・・無理だ。私には出来ることが無い・・・。」

聖「レイヴェ・・・ル・・・。耳か・・・して・・・」

レイヴェル「嫌・・・!嫌ですわ・・・!!」

聖「この謎解きを楽しんで

レイヴェル「え・・・?」

 

聖は最後に私にキスをして微笑み、粒子となって消え聖のいた場所には血に濡れた爆走バイクが1本置かれているだけだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

第三者side

 

兵藤聖が消滅した瞬間、研究室のパソコンが勝手に起動し、あらゆるコマンドが自動で入力される。しかし、誰も気付けるはずもない。数分後、パソコンにはこう表示される。

 

生成開始

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。