転生DxD   作:ぺへ

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124話

聖side

 

いやぁ〜。間に合った、間に合った。私は冥府から瞬間移動で冥界に来たはいいものの、街は半壊状態。たまたま黒炎がチラッと見えたから間に合ったものの、見えなかったらヤバかったな・・・。

 

曹操「な、なんで・・・!なんでお前が生きているんだ・・・!!」

聖「そりゃあ、私が計画したものだもん。生きてて当然でしょ?」

プルート『計画だと!?どういう事だ!!』

聖「はあ〜・・・。これだから馬鹿は・・・。そもそも、ハーデス様にサマエルを解き放つ事を進言したのは私だし、あの『神器抜き取り機』を作ったのも私。ま、英雄派があまりにも馬鹿過ぎて計画をかなり組み直したけど。」

タナトス『その計画はなんなのかと聞いているのだ!!』

 

はあ・・・。ここまで言っても分からないなんて・・・。低脳すぎっしょ・・・。そう思っていたところにレイヴェルが続きを話してくれた。

 

レイヴェル「聖の計画とは、人間からバグスターへ生まれ変わる事ですわ。神器を抜かせたのは、英雄派に「自分達の手で殺せた」という想いを作らせる為、サマエルを召喚したのはバグスターとして復活する為の苗床にする為。もっと簡単に言えば、手の込み過ぎた自殺ですわ。」

 

これまた皆がビックリ仰天。ま、こんなに手の込んだ自殺なんて普通は気付かないよなぁ・・・。つまり気付いたレイヴェルはヤバい。

 

バチィン!!

 

聖「痛った〜い!!え、なんで叩いたの!?」

レイヴェル「私に対するイメージが酷かったのでつい・・・」

 

え、なんで心読んだん!?いやまあ、それは置いといて・・・

 

聖「ま、私の自由な生活もこれで終わりだから最後の仕事はしなくちゃね。と、言う訳ではぐれ死神(グリム・リッパー)のタナトス、プルート及び英雄派を潰す。」

イッセー「・・・言いたいことはいっぱいあるけど、一旦抑える。」

リアス「ええ、そうね・・・。さあ、私の可愛い下僕たち!行くわよ!!」

「「「「「「「はい!部長!」」」」」」」

聖「パラドは子供達を守って。」

パラド「ああ。それと、聖。レイヴェルは覇王色の素質があるぞ。」

聖「・・・そう。報告ありがと。」

 

パラドは仮面ライダーパラドクスに変身し、『ガシャコン・パラブレイガン』を装備する。あ、そうだ。

 

聖「レイヴェル。これあげる。」

レイヴェル「っ!プロトガシャット!?な、何故!」

聖「そもそもレーザーターボは、プロトガシャットを使うこと前提に作ったの。レーザーターボでプロトガシャットを使えば、通常よりも倍の力を出せる。もちろん、魔力は消費するけど寿命までは行かないよ。あ、ちなみに、レーザーターボ以外だと死ぬからね。特に兄さん。」

イッセー「っ!わ、わかってるよ!」

 

絶対嘘だな。さ〜てと〜。いっちょやるかぁ〜。そんな事を考えながら金棒を担ぐとヴァーリ君がやってくる。

 

ヴァーリ「やっと追いついたよ。」

イッセー「ヴァーリ!」

ヴァーリ「やあ、兵藤一誠。兵藤聖、プルートは俺が貰おう。」

聖「どうぞ〜。」

黒歌「なら、私達はタナトスを貰うにゃん。」

 

後ろを振り向くと暴れたりないと言った様子のヴァーリチームがいた。てか、黒歌のおっぱいやべぇな!?めっちゃ、揉みしだきたい!!

 

聖「仕方ないなぁ〜。そこのお姉さんに免じて譲ってやろう!」

美猴「カッカッカ!ありがとな、姉ちゃん!」

アーサー「伝説の死神・・・。ワクワクしますね。」

 

うん、めっちゃ殺る気じゃん。漲ってんじゃん。なんなら、限界突破してんじゃん。近寄らないでおこ〜っと。

 

さて・・・なら、私は・・・

 

聖「リアス先輩。私は霧を潰すんで他をお願いしてもいいですか?」

リアス「ええ。任せなさい。祐斗とゼノヴィアは魔剣を、私と朱乃、ロスヴァイセはミサイルを、イッセーと小猫は聖槍を。レイヴェルはパラドと共に非戦闘員の護衛を。」

「「「「「「「了解!」」」」」」」

 

んじゃ、私も頑張るかぁ・・・。ちなみに私の能力は『グラグラ』、『ゴムゴム』、『バラバラ』『ヤミヤミ』『ウオウオ青龍』、『ソルソル』、『トリトリ不死鳥』『ヒエヒエ』を新たに追加した超チートバグスター!とは言っても、まだまだ詰めが甘いから完璧には使いこなせていないけど。

 

ヴァーリ「兵藤一誠!君は歴代を説き伏せたようだが俺は違う。俺は白龍皇としての力を極め、その先に向かう!今此処に、俺だけの『覇龍』を見せてやろう!」

 

『我目覚めるは律の絶対を闇に堕とす白龍皇なり。』

《極めるは天龍の高み!》

《往くは、白龍の最果てなり!》

《我ら無限を制して夢幻を喰らう。》

 

宝玉からあらゆる声が聞こえるのと同時にヴァーリ君のオーラがどんどん高まっていく。覇龍(ジャガーノート・ドライブ)の時の様に負のオーラでは無く、圧倒的なまでの闘争のオーラが。

 

『無限の破滅と黎明の夢を穿ちて覇道を往く。』

『我、無垢なる龍の皇帝となりて』

 

《『汝を白銀の幻想と魔道の極地へと誘おう!!』》

 

Juggernaut Over Drive!!!!

 

前に見たヴァーリ君の覇龍(ジャガーノート・ドライブ)は小型のドラゴンっぽかったけど、今は少しだけ有機的になっている。

 

てか、オーラがヤバいな。多分、今までは暴走を抑えるためにオーラを押さえ付けていたけど、危険性が無くなった今はその全てを戦闘力に振っているのか・・・。あれ?兄さん、勝てなくね?

 

プルート『ファファファ!蜥蜴程度恐れるに足らん!』

 

プルートはヴァーリ君にオーラの籠った鎌を振るうけど裏拳一発で破壊され、逆に腹に一発貰う。

 

プルート『ウグッ!』

ヴァーリ『《圧縮しろ。》』

 

Compression Divider!!!!

Divid Divid Divid Divid Divid!! !!

 

プルートは縦に横にと繰り返し小さくなっていき、最終的には豆粒の大きさで断末魔をあげることなく潰されてしまう。

 

タナトスはと言うと、黒歌は魔力と仙術魔法で、ルフェイは魔法で、美猴に仙術の拘束で雁字搦めにされ、アーサーとフェンリルに呆気なくやられる。可哀想に。アーメン。

 

曹操「っ!何故だ!!何故、俺たちの邪魔をする!!」

聖「は?んなもん、嫌いだから以外に理由はある?」

「「「「「『『『うわぁ・・・』』』」」」」」

 

え、なんで、そんなに引かれてんの?怖いんだけど。

 

曹操「っ!!巫山戯るなぁ!!俺たちは人間を救おうと「誰がそんな事を頼んだわけ?」っ!」

 

聖「確かに異形はヤバい奴ばっかだよ。悪魔は気に入った奴を勝手に眷属にするやつもいるし、堕天使は神器を持っているからという理由だけで、発現するかも分からない人間を殺したり拉致したりするし、教会は聖書の神以外は全て潰せみたいなスタンスだよ。でも人間は動かない。何故だと思う?」

 

ジークフリート「そ、それは力が無いからだ!」

 

聖「はい、0点。それどころか論外。答えは『自分には関係ないから』だよ。様々な意見や主張はあると思うけど、人間っていうのは『己さえ良ければどうでもいい』んだよ。」

 

私は武装色を両腕に纏わせる。実際、前世ではそうだった。「巻き込まれたくないから。」「自分は関係ないから。」私は散々周りに助けを求めたけど誰も助けてはくれなかった。そこで人間を知った。多分、神様転生が無くても私は自殺してただろうしね。

 

聖「正直言うけど、あんたらが今してる事は誰にも認知される事は無い。単なる無駄な行為だよ。」

ゲオルク「黙れぇぇぇ!!!!」

 

ゲオルクは私の周りに100を超える、あらゆる魔法陣を展開する。でも、その全ての術式が雑。今の私ならグラグラだけで全てをぶち壊せるな。

 

聖「ギア・セカンド」

 

私の体は赤くなり魔法陣をぶち壊して上に上がる。こいつらでは消えた様にも見えるだろう。

 

・・・正直、こいつらの気持ちが分からない訳でもない。もし出会い方が違えば、私もあっち側だっただろう。でも、それはifの話。

 

腕をの限界まで伸ばし、手が食い込む程に力を入れる。私は自分で死を選ぶ敗北者。そんな私をレイヴェルは受け入れ優しく包んでくれた。なら、私の戦う理由は1つ。

 

聖「私は!!愛する者の為に戦う!!」

 

その瞬間、私の手は燃え上がるも熱さを感じず、それどころか暖かささえ感じる。

 

聖「ゴムゴムのォ!!火拳銃(レッド・ホーク)!!!!」

 

私は伸ばした業火のパンチをゲオルクの腹に思いっきりぶち込み、受けたゲオルクはと言うと地面にめり込みそのまま気を失う。

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