私達が結界へ入り運動場の方へ行くと、光の柱を中心に大型の魔法陣が展開されていた。あれ、何してんだっけ・・・?あ、聖剣の統合か。そして、上空には玉座に座るクソ鴉。あ、やば。めちゃめちゃイラついてきた。
コカビエル「バルパー。あとどれ位だ?」
バルパー「5分も要らんさ。」
コカビエル「さて・・・。よく来たな。リアス・グレモリーとその眷属。そして、ローゼン・ルキフグスに1人は人間か。サーゼクスが来るまで時間稼ぎをする訳か。」
リアス「コカビエル!お兄様達が来るまで、私達が!」
リアス先輩が言いかけた所で、極大の槍が体育館を破壊する。うわぁ〜・・・。あれ、直すのダルそ〜・・・。裏方さん、ファイトだよ!
コカビエル「くだらん・・・。力の差も分からないガキ共が・・・。まあ、いい。余興にはなるだろう。」
コカビエルが指を鳴らすと、魔法陣から5匹のケルベロスが現れる。うっわ、きんも〜・・・てか・・・
聖「可愛くない!!もっと愛嬌があって可愛いのにチェンジ!そんなんじゃ、ヘソ天しても何も癒されない!!」
イッセー「いや、お前、何言ってんの!?」
聖「いや、兄さんこそ何言ってんのさ!見てよ、あんな取って付けたような2つの首。てか、そもそもなんで顔が2つもある訳?絶対、要らないじゃん。なんなら、お互いに喧嘩しまくって絶対仲悪いよ。なんなら、餌代も倍掛かるし!」
イッセー「いや、お前、今の状況分かってる!?いいか!?あれは、俺たちを喰い殺そうとしてるの!ほら、見ろよ!あの牙!今まさに・・・って、あ、あれ・・・?」
あ、あれ?なんか、よく見ると、ちょっと目がうるうるしてない?てか、首同士、なんか話し合いしてません?え、なにあれ。
小猫「・・・多分、聖先輩の容赦ないダメだしにショックを受けているんだと思います。」
レイヴェル「な、なんか、可哀想に見えてきましたわ・・・」
聖「や、ヤバい・・・。泣きそうになってる顔が凄い可愛い・・・!!え、嘘!?さっきまであんな、ブサイクに見えていたのに、泣き顔だけでこんなに変わるなんて・・・!!」
朱乃「あ、あらあら・・・」
リアス「・・・聖さん。あなた、絶対にペットを飼わないで。」
ローゼン「本当ね・・・」
コカビエル「なに?『初めてのダメだしで心が傷付いて戦いどころじゃない』だと!?ふざけるな!!」
鴉の激怒は止まらぬも、それを無視してケルベロス達は帰っていく。・・・うん、まあ、戦闘が減ってラッキーだね。
コカビエル「クソっ!使えぬ奴らめ・・・。まあ、いい。」
バルパー「おぉっ!遂に!遂に完成だ!!」
あ、やっべ。忘れてた。でも、ここは木場君のイベントだしな。と、木場君とゼノヴィアさん登場。イリナちゃんは予定通りやられたか・・・。ま、いっか。
イッセー「木場!それに、ゼノヴィア!」
木場「お待たせしました。」
ゼノヴィア「少し遅れたな。赤龍帝。」
フリード「うひゃひゃひゃひゃ!おぉ、おぉ!こいつが、俺様の新しいエクスカリバーちゃんですか!いいね、いいねぇ!これで、悪魔共の首チョンパが楽になるわぁ!」
木場「・・・」
ゼノヴィア「リアス・グレモリーの騎士よ。まだ、共同戦線は続行かい?」
木場「ああ。でも、いいのかい?」
ゼノヴィア「あれは紛い物と断定されたんだ。それに、あれは異形の剣。なんの迷いも無いさ。」
木場「バルパー・ガリレイ!僕はあの実験の被験者だ!」
バルパー「ん?ああ、因子を抜きだす実験の事か。まさか、この地で出会う事になるとは。君達にはお礼を言いたい。なんせ、実験は成功したのだから。」
木場「成功だと・・・?」
バルパー「ああ。君たちのおかげで、因子のみを取り除く事が出来た。これを成功と言わずなんと言うのだ。ほれ、あの時の余りをくれてやる。こんなものより、よっぽど高純度の物が作れたのだからな。」
そう言ってバルパーは木場君の前に因子を投げ捨てる。・・・なんだ。やっぱり当たってたじゃん。教会の印象は。私は今すぐ殺したい気持ちを必死に我慢する。これをやるのは、私じゃない・・・。
木場「皆・・・。僕は考えていたんだ・・・僕だけが生き残って良かったのかって・・・」
『当然だよ。』
木場「え?」
『私達はあなたに生きて欲しかったんだもん。』
木場「でも・・・!僕より生きたかった子が大勢いたのに、僕は・・・!」
『大丈夫。』
『泣かないで。』
『私達を受け入れて。』
『私達はどんな時でも・・・』
木場「うん・・・!1つだ・・・!!」
木場君が聖剣の因子を取り入れた瞬間、オーラが爆発的に変わる。至ったんだね。さてと、後は2人に任せるとして、私とローゼンさんは・・・
コカビエル「ほう・・・。貴様達が相手か。」
ローゼン「あなたを絶対に止めるわ。」
聖「とりあえず、あんたは絶版ね。」
私とローゼンさんは、コカビエルに向かっていく。