ローゼン「お嬢様。眷属の皆様。お帰りなさいませ。そして、聖様。ようこそ、歓迎致します。」
入った瞬間に、メイドと執事軍団に突然頭を下げられる。うん、本当に帰っていいかな?マジでいたくないんだけど!マジで場違い感が凄いんだけど!!
リアス「ええ、ただいま。みんなの荷物は?」
ローゼン「既にお部屋の方へ。」
リアス「ありがとう。」
聖「・・・ねえ、兄さん。」
イッセー「・・・なんだよ。」
聖「私の場違い感凄くない・・・?」
イッセー「大丈夫、俺も同じ事を考えてたから・・・」
うぅ・・・!心の友よぉ!!いやまあ、兄妹なんだけどさ・・・。てか、まじで広いな・・・。それに、高そうな絵画に彫刻。やっぱり、貴族の趣味は分からん。
ミリキャス「リアス姉様〜!!」
リアス「ミリキャス!大きくなったわね。」
イッセー「あの、部長。その子は・・・」
リアス「この子はミリキャス。お兄様の子よ。」
イッセー「えぇ!?」
アーシア「魔王様の子供!?」
ゼノヴィア「ふむ・・・正真正銘のプリンスって訳か。」
この子がミリキャス・グレモリーか・・・。めっちゃショタだわ。これで、私が襲ったらリアルおねショタに・・・!!うん、やめとこ。悪魔勢力が一斉に殺しにかかってくるわ。絶滅させたら、全世界から狙われてちょっと面倒な事になるわ。てか、なんか、めっちゃガン見されてない?え、人間ってそんなに珍しい????
リアス「ミリキャス?」
ミリキャス「あっ!す、すみません!み、ミリキャス・グレモリーです!」
イッセー「は、初めまして!兵藤一誠です!」
アーシア「あ、アーシア・アルジェントです!」
ゼノヴィア「ゼノヴィアだ。」
聖「兵藤聖で〜す。さて、ミリキャス坊や。しっかりと挨拶出来たから、ご褒美をあげよう。」
私はポケットから棒付きキャンディを取り出して、ミリキャス坊やにあげる。意外と棒付きキャンディって成長しても食べたくなるのなんでだろう・・・?たまに、死ぬほど食いたくなるし。
ミリキャス「い、いいのですか!?」
聖「え、う、うん。」
ミリキャス「あ、ありがとうございます!」
え、なんか、テンション高くね?てか、レイヴェルさんにもちゃんとあげるから、そんな悔しそうな顔はしないで。大人気ないよ?あ、奥の階段から誰か出てきた。ってか、エロ!?なに、そのドレス!?てか、胸!!え、襲えってこと!?夜這い待ちってこと!?
ヴェネラナ「初めまして。リアスの母のヴェネラナ・グレモリーです。以後、お見知り置きを。」
イッセー「え!?部長のお母さん!?お姉さんじゃなくて!?」
ヴェネラナ「ふふ、嬉しいことを言ってくれるわね。それで、あなたがそうなのかしら?」
聖「はい。お初にお目にかかります、ヴェネラナ様。兵藤聖と申します。この度はお招きいただき、ありがとうございます。それと同時に、ご息女様の婚約に関しまして深くお詫びします。申し訳ございませんでした。」
今回は土下座ではなく、しっかりと頭を下げた。てか、なんで、みんな超驚いてんのかな?殴っていい?いや、ガチで。
ヴェネラナ「ふふ、その事に関しての謝罪はいらないわ。それよりも、リアスがご迷惑を掛けてないか心配なのだけれど・・・」
聖「それに関しては大丈夫です。リアス様とその眷属方は優秀なモル・・・テストプレイヤーとして手を貸して貰っています。逆に申し訳ないくらいです。」
リアス「・・・今、モルモットと言いかけたわね?」
聖「気のせいですよ。」
ヴェネラナ「面白い子ね。リアス、これから食事よ。眷属の皆様と聖さんを案内して。」
リアス「はい、お母様。」
そう言って先にどっか行ったけど、疲れた・・・。普段、こんな敬語まみれじゃないからもう帰りたい・・・。
イッセー「ひ、聖。お前、あんな言葉遣い出来たんだな・・・」
聖「いやいや。異常みたいに言ってるけど、兄さんもちゃんとした言葉遣いや礼儀作法覚えなよ。ここ、貴族の家だからね?」
イッセー「あ、ああ・・・」
木場「イッセー君の言ってることも分かるよ。いつもはかなりラフな感じだし、アザゼル先生にもそこまで変わらない態度だしね。」
朱乃「確かに。いつもとは違う印象でしたわ。」
聖「ちょっと、そんなに褒めないで下さいよ〜。私からあげられるものなんて、キス位しかないですよ〜。あ、今この場でやります?」
木場「いらないかな。」朱乃「結構ですわ。」
聖「うわ〜ん!レイヴェルさ〜ん!2人がいじめるよ〜!」
レイヴェル「ふふ、大丈夫ですわ。私が癒して差し上げますから」
優しい!なんだ、この優しさの塊は!!天使か!?天使なんか!?そんな感じでふざけつつ、食堂へと向かうのでした。