イッセーside
タンニーン『うむ、これで終了だ。』
イッセー「は、はいぃ・・・」
絶賛、俺は地面に大の字でぶっ倒れている。おっさんも言ったように、ようやく20日間の修行が終わった・・・!この20日間が地獄だったけど、俺はなんとか乗り切った!!女の子と触れ合えないというのがこんなに辛かったなんて・・・!!でも、小猫ちゃんは大丈夫なのかな・・・?いや、きっと大丈夫だ。
タンニーン『俺の背中に乗れ。送ってやる。』
イッセー「ありがとう!おっさん!」
俺はタンニーンのおっさんの背中に乗ってグレモリー城まで送って貰った。途中で下ろしてもらい、沢山の荷物を持って歩いていく。ちなみに、修行前の俺の格好はジャージだったけど、今は上半身半裸でズボンはかなり破れている。まあ、あんなサバイバルを経験したらな・・・
アーシア「あ!イッセーさん!」
イッセー「アーシア!久しぶりだな!」
アーシア「はい!って、なんで裸なんですか!?」
イッセー「ああ、これ?実は燃えちゃって・・・」
アーシア「燃えた・・・?火事・・・?」
うん、絶対に言えない!ドラゴンに火を吹かれながら地獄の鬼ごっこをしてたなんて!
リアス「あら、イッセー。20日間、お疲れ様。」
イッセー「部長!お久しぶりです!」
リアス「ええ。ふふ、逞しくなったわね。」
イッセー「はい!何とか生き残りました!」
リアス「そう。帰ってきて早速なのだけれどいいかしら?」
イッセー「?何かあったんすか?」
リアス「・・・聖さんを部屋から出すのを手伝ってくれないかしら?」
部長の一言を聞いた瞬間、俺は目眩がした。あいつは、貴族の家で何してんだよぉぉぉぉ!!!!
レイヴェルside
レイヴェル「ちょっと、聖様!!いい加減、出てきてくださいまし!!」
・・・・・
はあ・・・。戻ってきたと思ったら部屋に籠るなんて・・・。聖様の事ですから、多分ゲームを作っているのでしょうが、流石にここはグレモリー家。追い出されても文句を言えません。あ、リアス様が戻ってきましたわ!って!!
レイヴェル「い、イッセーさん!?な、何故上を着てないのですか!!///」
イッセー「え?あ、いや、聖が閉じこもってるって聞いて急いでて・・・」
レイヴェル「は、早く服を着てください!///レディーの前で裸なんて!///」
レイヴェル「え?」
リアス「い、今の音は・・・?」
イッセー「この部屋から・・・?」
アーシア「で、ですね・・・」
な、なんでしょうか・・・?も、物凄く胸騒ぎがしますわ・・・。ま、まさか・・・!!
レイヴェル「聖様!聖様、返事をしてください!!」
イッセー「おい、聖!」
リアス「今すぐこの部屋の鍵を持ってくるわ!」
アーシア「聖さん!返事をしてください!聖さん!」
だ、ダメですわ・・・!へ、返事がない・・・!私は嫌な想像しか浮かばない。当たって欲しくない想像しか・・・!り、リアス様が戻ってきた!
リアス「持ってきたわ!」
レイヴェル「聖様!」
リアス様が鍵を開けた瞬間に私はすぐさま部屋へ入った。嫌な想像を振り払い、いつもの様に笑ってくれる聖様を思い浮かべる。しかし、現実はそう甘くは無かった。椅子から落ちたのか、椅子と共に倒れている聖様を見た瞬間、私の頭は真っ白になった。な、何故・・・?あの赤い物は血・・・?
レイヴェル「い、嫌ァァァァァ!!」