聖「マジでキツい・・・。全身バラバラになる・・・」
レイヴェル「我慢なさってください。数時間で終わりますわ。」
そんな訳で現在は会場。兄さん達とは当然別で入る。つか、ハイヒールなんて履いたこと無かったけど、めっちゃ足痛い・・・。てか、何をそんなにジロジロ見てるん?え、なに、そんなに人間って珍しいか?あ、ミリキャス坊やじゃん。パーティにいたんだ。
ミリキャス「聖様!」
聖「やっほー、ミリキャス坊や。パーティに参加してたんだね。」
ミリキャス「はい!ひ、聖様の着ているドレスなんですが、とてもお似合いです!」
お、おぉ・・・な、なんか、凄い食いついてくんな、このショタ。
聖「あ、ありがとう。私、一応仕事で来てるからもう行くね。」
ミリキャス「あ、そ、そうですか・・・」
そ、そんな悲しそうな顔しないで貰えないかな・・・?レイヴェルなんて嫉妬の炎すら見えるし・・・。てか、こんなショタに嫉妬しないで貰えます?
聖「ごめんね、ミリキャス坊や。多分、色んな偉い人と会わなきゃいけないから相手が出来ないの。今度、来た時に遊んであげるからさ。」
ミリキャス「ほ、本当ですか!?や、約束ですからね!」
聖「う、うん。」
そう言ってミリキャス坊や他の悪魔達の所に行った。はあ、疲れる・・・。とりあえず、レイヴェルの頭を軽く撫でて私はおじさんの所へ向かう途中、見知った顔を見つけてしまった。
聖「あ、サイラオーグさん!お久しぶりです!」
サイラオーグ「む?聖か。会合以来だな。」
聖「はい!なんか、また筋肉大きくなりました?」
サイラオーグ「鍛えているからな。お前の方は大丈夫なのか?リアスからは吐血して倒れたと聞いていたが。」
聖「ああ〜、倒れましたね〜。まあ、単なる過労なんで気にしないでくださいよ。」
サイラオーグ「そうか。それにしても、面白いドレスだな。似合っているぞ。」
聖「ありがとうございます。フェニックス家が用意してくれたんですが、正直動き辛いんですよねぇ〜。まあ、私には文句を言う権利はありませんけどね。じゃあ、私、仕事があるので。」
サイラオーグ「ああ。それと、前の約束。いつまでも覚えている。俺とやりたいならいつでも連絡するといい。」
聖「はい!では!」
うん、やっぱりディオドラはいないな。やっぱりあの時のアイツはディオドラだったか。まあ、バレたら私がやばいんだけど・・・。あ、おじさん達みっけ。
アザゼル「おう、来たか。こっちの爺さんは北欧の主神のオーディンだ。」
聖「お初にお目にかかります。オーディン様。兵藤聖と申します。」
オーディン「ほっほっほ。よろしく頼む。それにしても、いい女子じゃのう。胸がもう少し「スパーン!」」
ロスヴァイセ「ちょっと、オーディン様!あなたは何を言っておられるのですか!」
聖「いえいえ、構いませんよ。言われるだけなら。触ろうもんなら、干からびるまで全て搾り取るので。」
ま、これで笑いは取れたやろ。って、あれ?なんで、少し顔を青くしてるの?私の中では面白い方のジョークだったんだけど・・・
アザゼル「おい、聖・・・。お前、それは笑えないぞ?前科持ちだってこと、忘れんなよ?」
聖「え、ごめん。なんで、私怒られてるの?てか、そこの銀髪のお姉さん可愛いですね!今からお茶しませんか!?」
ロスヴァイセ「な、何を言ってるんですか!あなたはまともだと聞いていたのに!」
聖「あ、そういえば、おじさん。私って誰の護衛するの?」
アザゼル「オーディンの爺さんの護衛だ。」
オーディン「まあ、儂の予想が正しければあのバカが来るだろうからのぅ・・・」
おや?これは確実にロキが来るのでは?あ、兄さんとリアス先輩が外に走って行った。イベントの開始か。私はいつでも動けるように見聞色の覇気を研ぎ澄ませ、右手にギアデュアルを持つ。ゆっくりと目を閉じその瞬間を待つ。
サーゼクス「それでは、オーディン様。問題が無ければ手を。」
オーディン「うむ。」
魔王様の長い話が終わりオーディン様が手をかざそうとした瞬間、遂に動き出す。殺意を全く込められていない魔法を感知し、私は足に武装色と覇王色を纏い上へ蹴り飛ばす。あ、天井を貫通した。ま、払ってくれるじゃろ。
アザゼル「おい、聖!お前、突然何を!」
聖「私は仕事をしてるだけだよ。ねえ、突然攻撃を仕掛けてくるこわ〜いおじさん?」
ロキ「ふむ・・・まさか、人間に見破られるとは思いもよらなかった。」
ロスヴァイセ「な!?ロキ様!」
オーディン「やはり、来たか・・・。このバカもんが。」
ロキ「オーディンよ。私は他神話との和平は反対だと強く意見したはずだが?」
オーディン「儂も言ったはずじゃよ。いい加減、引きこもるのには飽きたとな。」
ロキ「では仕方ない・・・今、この時よりラグナロクを開催しよう!いでよ、我が息子フェンリル!!」
魔法陣から超デカい狼が出てきた!?マジか、こんなのあったっけ!?てか、レベル50?おかしい・・・。確か、フェンリルって言えば、この世界でもトップ10に入る猛者のはず・・・力を封印されている?でも、何のために・・・。とりあえず!
聖「おじさん!魔王様!私があの狼とやるから手を出さないで!」
ロスヴァイセ「な、何を言っているんですか!あの狼は!」
アザゼル「ああ!頼んだぞ!アイツの牙と爪には気をつけろ!」
ロスヴァイセ「ちょ、アザゼル総督!?」
聖「変身!」
私はパズルゲーマーに変身して、すぐさまエナジーアイテムを操り、VIPの人達に鋼鉄化を付与する。これで、一度は大丈夫だけど・・・
フェンリル『アオォォォォォン!!!』
聖『うおっ!』
速!?え、こんなに速いの!?一応、カウンターを決めはしたけどそこまでのダメージじゃないな・・・。やっぱり、パーフェクトパズルだと相性が悪いか・・・。なら!私はギアデュアルを回し『KNOCK OUT FIGHTER』を選択する。そして、私の背景に新たなゲーム画面が現れる。
聖『大変身!』
後頭部の方に付いていた顔が反転し、胸のセレクテッドモニターは燃え盛る炎のような画面に変わり、肩に付いていたマテリアライズショルダーが腕の方に来て、マテリアライズスマッシャーへとなる。
セラフォルー「姿が変わった!?」
聖『パラドクスファイターゲーマー。ノックアウトファイターは、相手をKOするまで叩きのめす格闘ゲーム!さあ、狼!私の心を踊らせてよね!』
私はたまたま近くにあった高速化のアイテムを2つ習得し、超高速でフェンリルとの接近戦をやり合う!やっぱり、こっちの方が相性いいね!マテリアライズスマッシャーで殴ると先程よりダメージが通って仰け反った!これなら!
マテリアライズスマッシャーから燃え盛る炎が現れ、私は某スタンドの様に殴り続ける!ほらほら、どうした!「無駄無駄無駄無駄無駄!」って言ってみろよ!
フェンリル『キャン!』
聖『ふう・・・で、まだやる?』
ロキ「まさか、コピーとはいえフェンリルを倒すとは・・・ん?」
あ、ロキの体が魔法陣でグルグル巻きにされてどこかへ飛ばされた。後ろを見ると、凄い装飾を着た魔王様の手には魔法陣が展開されている。あれが、アジュカ・ベルゼブブか・・・。確かにイケメンだけどあんまりタイプでは無いな。そもそも、何考えてるのか分からんし。少しして、リアス先輩達も戻ってきた。やはり黒歌達が襲撃してきたらしいけど、なんとか撃退出来たみたい。良かった、良かった。