リアス「あら、戻ったのね。」
聖「はい。あ、それと、今回の事件ですが、おじさんを含め上層部は誰も知らなかったみたいです。」
朱乃「独断ですか・・・」
木場「部長、どうします?」
リアス「厄介事を起こすのは間違いないわね・・・。朱乃、祐斗、小猫。あなた達は・・・って、聖さんは何をしているの?」
聖「え?堕天使狩りの準備ですけど?」
イッセー「いや、お前、何言ってんの!?さっき、リアス先輩が言ってただろ!?悪魔と堕天使は仲が悪いって!」
聖「でも、おじさんからは討伐していいって言われたし・・・」
小猫「・・・それは本当ですか?」
聖「うん。今日限りではぐれ堕天使とするって言ってたし。なら、倒しても私、悪くないよねぇ?」
リアス「・・・そういう事なら今日の夜にしましょうか。それまでに敵の戦力を調べておくわ。」
聖「は〜い。なら、私はゲーム作っときますね〜。」
木場「そう言えば、今はなんのゲームを作っているんだい?」
聖「ふっふっふっ・・・。良くぞ聞いてくれた・・・!今、私が作っているゲームは過去現在未来、誰も超えることの出来ない正しく神のゲーム!!その名も・・・仮面ライダークロニクルだぁ!!」
リアス「仮面ライダー?」
朱乃「クロニクル?」
小猫「か、仮面ライダークロニクルって、まさか、あの伝説の・・・!!」
木場「知っているのかい?小猫ちゃん。」
小猫「は、はい!9年ほど前にタイトルが発表されて以来、なんの音沙汰も無かったゲームです・・・!普通ならデマで終わるのですが、製作者があのGODならと、ゲーマー界隈では未だに熱い期待の作品です!それに発表の際、『これまでのゲームのレベルを遥かに凌駕する超高難易度ゲーム』という事で、その期待は未だ収まっていません!」
朱乃「あらあら。普段、無口な小猫ちゃんがこれ程までに熱く語るなんて・・・」
リアス「よっぽど凄いものなのね・・・」
イッセー「てか、いい加減教えてくれよ。どんなゲームなのか。」
はあ〜。仕方ないな、兄さんは・・・。まあ、でも、そろそろ完成するしいいか。
聖「分かった。でも、ここだけの話にしてよ?特に兄さんは口が軽いから。」
イッセー「俺、そんなに軽くないけど!?」
聖「仮面ライダークロニクルは、プレイヤーがコントローラーを実際に持たず、仮想世界で戦うゲームなの。まあ、その分値段も張るけど、実際に倒した感触を味わえる今までに存在しないゲーム。当然ダメージを受ければ痛みもあるけど、ちゃんとON/OFFも出来るし。もちろん、現実世界との時間の進みは同じ。」
リアス「そんなゲームを今の人間に持たせたらどんな事が起こるか分かったものじゃないわ!もしかしたら、暴れ回ったりするかも!」
聖「ちゃんと考えてますよ。分解や改造をすれば、運営に即通知が来て機能を停止させます。それをデータベースに個人情報を入力し、再購入を禁止するようにプログラムしましたから。とはいえ、違法に入手する者も現れるでしょう。その場合は即警察へ通報が行くようにも細工しましたから。」
朱乃「警察って・・・。つまり、国との連携あってのものだと?」
イッセー「それでも掻い潜って来るやつは出てくるんじゃないのか?」
聖「その場合は、私が直々に『削除』するから。特に異形の手に渡れば尚更ね。」
リアス「削除・・・。怖い単語ね・・・」
聖「という訳で、完成まであと一歩なので集中しますね〜。」
そして、私はまたパソコンと睨めっこをする。ふふふ・・・。この私の神の才能を全世界に見せつけてやるわ!!