とうとうやってきたゲーム当日。おじさん達には秘密裏に包囲網を敷いてもらったけど、なんたら・バルバトスは完全無視するように伝えた。あいつは私が直々にぶっ飛ばしたいし。
メイド「レイヴェル様。そろそろご準備の時間ですわ。」
レイヴェル「ええ、分かりましたわ。」
聖「待って、レイヴェル。」
レイヴェルが立ち上がろうとした時に、私はレイヴェルの手を取る。
レイヴェル「聖?」
聖「私が行くよ。わざわざ、レイヴェルが囮になることも無いし。」
私は1つのエナジーアイテムを取りだし、レイヴェルに取り込ませる。エナジーアイテムの名前はモノマネ。本来なら数分しか効果のないエナジーアイテムだけど、改良して任意解除するまで効果を持続させるものに改良済み。
レイヴェルは全身、私の姿になる。おぉ・・・。ドッペルゲンガーってこんな感じなのか・・・。私もエナジーアイテムを取り込み、レイヴェルへと変化する。
『聖』レイヴェル「おぉ・・・。む、胸まで大きく・・・!!」
『レイヴェル』聖「これはアザゼル先生達には・・・」
『聖』レイヴェル「え?言ってないけど?まあ、後から怒られるよ。」
私はメイドに付いて行ったけど、やっぱりキツくドレスを締められた!まあ、レイヴェルを守るためだから仕方ないけど・・・はあ・・・。
レイヴェルside
ま、まさか、私が聖の姿になれるとは・・・!!しかし、アザゼル先生達にも言ってないとなると、私も怒られる気がしてきましたわ・・・。聖が戻ってきたあと、少し言葉遣いをお互いに練習しましたが、絶対にボロが出ますわ・・・。
係りの者達に案内され、魔王様方のいるVIPルームへ案内されたものの、誰も気付いている様子はありませんわね・・・。まあ、あのエナジーアイテムには魔力すら真似る能力があるようですから簡単には気付かれないと思いますが・・・。
アザゼル「おう。こっちだ。」
『聖』レイヴェル「ありがとうございますわ。アザゼル先生。」
アザゼル「別に構わねえよ。聖。一応、お前の注文通りにした。頼むぞ?」
『レイヴェル』聖「う、うん。分かった。」
む、難しいですわ!ひ、聖はいつもこんな言葉遣いをしているのですか!?聖はアザゼル先生の隣に座り、私は聖の隣に座る。しかし、このゲーム、どちらが勝つか分かりませんわね・・・。グレモリー眷属はパワーで押しますが、シトリー眷属は搦手が得意・・・。どちらが勝っても不思議じゃありませんわ・・・。
ゲームが始まろうとしたその瞬間、隣の聖に魔力の縄が現れ、引っ張られた!?
『聖』レイヴェル「うお・・・キャアアァァァ!!」
『レイヴェル』聖「っ!?ひ・・・レイヴェル!!」
バルバトス「あははははは!ようやくレイヴェルを手に入れた!!おっと、力を使えば彼女は悲惨な事になるぞ?」
ひっ!あ、あんなに密着されて!も、もし、私が捕まっていたら!
サーゼクス「くっ!厳戒態勢!!」
バルバトス「もう、遅いですよ!それでは!」
私は微動だに出来ませんでしたわ・・・。ま、まさか、あそこまでアホだったとは・・・。し、しかし、作戦は一応成功。私はエナジーアイテムを解除し、ベルトを装着する。
アザゼル「な!?れ、レイヴェル!?お、おい、どういう事だ!?」
レイヴェル「説明は聖から聞いてくださいまし!」
レイヴェル「三速!変身!」
私はレーザーチャンバラレースゲーマーとなり攻めてきた者達へ攻撃を開始した。