木場「そういえば、聖さん。さっきパソコンに集中していたけど何を作っていたんだい?」
聖「お?聞いちゃう?ふっふっふ〜。驚くなかれ!三大勢力と北欧神話の技術を流用し、私の神の才能を持って完成した傑作品!その名も『パラレル・トラベラー』!」
レイヴェル「どんなゲームなのですの?」
聖「チッチッチ。これはゲームなんかじゃないよ、レイヴェル。このガシャットは同じ時間軸にある平行世界、通称パラレルワールドに唯一アクセス出来るガシャット。」
アザゼル「パラレルワールドだと!?くうぅ!!聖!やっぱ、お前は天才だな!!」
聖「ヴェハハハ!やはり、私こそが絶対神なのだァ!!」
私がキメワザスロットにガシャットを差し込むと、部室の天井にあらゆる古代文字の書かれた魔法陣が展開される!よっしゃ、成功!!って、あら・・・?
聖「え、兄さん。なんで、浮いてるの・・・?」
イッセー「え?」
私が疑問を投げた途端、魔法陣が私達だけを吸い込もうと、凄い吸引力が発生した!?嘘、失敗!?
イッセー「おわー!!」
聖「せっかく、成功したと思ったのにぃ〜!!」
結果、私を含めた部室にいた人たち全員が吸い込まれました。もう、最悪!
原作世界side
数多にあるパラレルワールドの原初と言っていい時間軸。原作のオカルト研究部ではいつもの様にイッセーを取り合っていた。
リアス(原)「ちょっと、朱乃!イッセーは私のなのよ!」
朱乃(原)「あらあら、怖いですわ。イッセー君、守ってくださいな。」
イッセー(原)「えぇ!?」
アーシア(原)「はぅ!また、取られてしまいましたぁ!」
ゼノヴィア(原)「ふむ、なるほど。よし、アーシア!私を襲ってくれ!そうすれば、イッセーに守ってもらえる!」
小猫(原)「その考えはおかしいです。ゼノヴィア先輩。」
木場(原)「あはは・・・」
アザゼル(原)「ったく、相変わらず仲がいいな・・・。ん?」
いつも通りの日常。そんな日常の中、突然天井に魔法陣が現れ何かが落ちてくる。
イッセー「あべし!」
リアス、朱乃、アーシア、小猫、レイヴェル、ガブリエル、ロスヴァイセ「キャッ!」
木場「いてて・・・」
アザゼル「よっと。」
聖「ウブ!」
リアス(原)「な、なに!?」
朱乃(原)「あ、あらあら・・・。私達の偽物?」
小猫(原)「いえ、私達と全く同じです。なので、本物ですが・・・」
レイヴェル「あ、聖が死にましたわ。」
アザゼル「まあ、直に復活するだろ。にしても、本当にあったとはな・・・」
アザゼル(原)「おいおい、どういう事だ・・・?」
アザゼル「なに、俺らはパラレルワールドのお前さん達だよ。」
聖「トウ!よっと。しゃあ、大成功!!」
イッセー「どこが!?危うく死にかけたんだけど!?つか、お前死んだじゃん!」
聖「いやいや〜。本当の失敗だと、6等分になってあらゆる世界に飛ばされるよ〜。」
リアス(原)「ま、全く話が理解出来ないのだけれど・・・」
アザゼル(原)「まあ、あれだ。一応話を聞く限りだと別次元の俺たちって訳だ。」
朱乃(原)「別次元の・・・」
木場(原)「僕達・・・」
聖「まあ、そういう事ですね。さて、じゃあ帰りましょう!実験は終わったので!」
イッセー「え!?もう帰るの!?」
聖「なら、兄さんはここに居とく?私は別にいいけど?」
イッセー(原)「に、兄さん!?え、そっちの俺ってそんなに可愛い妹がいるの!?てか、そっちのアーシアが悪魔になってるって事はレイナーレに神器を抜かれたのか!?部長の婚約パーティはどうなった!?」
リアスの婚約の話になった瞬間、アザゼルは面白そうにニヤニヤし、事情を知らないロスヴァイセとガブリエルは頭に?マークを浮かべ、グレモリー眷属は全員が苦笑いする。そして、当の本人は全力で目を逸らす。
リアス(原)「まさか、ライザーとの婚約は元々無かったの?」
リアス「いいえ。話自体はあったのだけれど・・・その・・・」
レイヴェル「聖・・・イッセーさんの妹がお兄様の心を塵に等しく砕いたのですわ。」
イッセー(原)「あ、あのライザーを!?で、でも、君って人間じゃ・・・」
アザゼル「そっちのイッセー。こいつの強さは正直計り知れん。少なくとも、オーフィスより上だ。」
アザゼル(原)「な!?オーフィスとだと!?」
アザゼル「ああ。それに、こいつも神器保持者だが、そもそも能力がイカれてる。死ぬことが無い。その名も、『
アザゼル(原)「なるほどな・・・。よし、お前ら!今から模擬戦ってのはどうだ?」
リアス(原)「向こうの私達と・・・?」
聖「まあ、いいんじゃないですか?お互いに弱点を知れるだろうし。」
アザゼル「なに、他人事の様に言ってんだ。お前もやるんだよ。」
聖「え〜。やだよ、欲しいデータ無いのにぃ〜。・・・いや、待てよ?あれの練習にはなるか?やっぱりいいよ。その代わり、部室にいる全員で来てください。」
朱乃(原)「あらあら・・・」
小猫(原)「・・・私達を嘗めてるんですか?」
聖「まあ、私の方が強いし。それに、全員来なきゃ練習にもならないし。」
レイヴェル「はあ・・・。聖、もう少し言い方というものがあるでしょう?まあ、本当の事ですが。」
聖「じゃあ、早速遊ぼうか。まずは、自分対自分って感じでいいんじゃないですか?」
アザゼル(原)「よし。大方決まったからやるか。そっちの俺とガブリエルにも結界は手伝ってもらうがいいか?」
ガブリエル「ええ。」
アザゼル「構いやしねえよ。・・・にしても、目の前に自分が居るってのも変な感じだぜ。」
こうして、自分対自分という本来なら起こりえない事態が発生した。無事、聖達は帰ることが出来るのか。