そんな訳で移動した場所はコロシアム!グレモリー眷属と私、レイヴェル、ローゼンさんにグレイフィアさん、魔王様にミリキャス坊や!なんだけど・・・
ミリキャス「・・・」
パラド『(・・・おい、めっちゃガキから見られてるぞ。)』
聖「(いや、知ってるから。気付かないふりしてるんだから黙って。)」
さっきからめちゃめちゃガン見されてます。うん、集中なんて無理。というわけで、私は今制作中の新武器を完成させる為にパソコンを開く。
レイヴェル「?聖、これは?」
聖「新しい武器。アサルトライフルとメイスを使えるようにした、《ガシャコン・メデューサ》と鋼鉄の棍の《メタルシャフト》、遠距離をメインに戦うための《トリガーマグナム》だよ。」
まあ、皆さん予想通りのものを作っていくよ。え?世界線が違う?それは、檀黎斗の才能にどうぞ。作れるものは作らなきゃ、才能の無駄使いだよね!
という事で、メタルシャフトとトリガーマグナムに必要な素材を取り出し、制作を始める。まあ、兄さんの試合を横目で見ながらだけど。あ、また、勝手にガシャット使ってる。後で、殴らなきゃ。
私が入手出来る範囲の鉱石なんかを加工してる内に試合は終わってしまった。これ以上は勿体ないとかいうあれか。ま、後は組み立てるだけだしいっか。私は反射のエナジーアイテムをバレないように吸収する。
サイラオーグ「聖!待たせたな。」
聖「もうちょっと楽しんでも良かったのに。よっと。」
私は観客席から飛び出し三点着地、別名ヒーロー着地をする。ものの、これめっちゃ膝痛い・・・。デッドでプールするダークヒーローが言ったのは本当らしい。
サーゼクス「2人とも、準備は良いかい?」
サイラオーグ「構いません。」
聖「はい。」
サーゼクス「それでは、始め!」
その合図と共に、サイラオーグさんは地面にクレーターを作りながら一直線にこちらに向かってくる。が、私は腕を組みながらそのパンチを待つ。サイラオーグさんは闘気を纏わずに私に殴りかかって来た為、私は額を硬化させ受けると、サイラオーグさんの手から骨が見えてしまう。
サイラオーグ「うぐっ!」
聖「人間界のボクシングの原型と言われる、ベアナックル時代は基本と言われていた防御術です。ま、大方嘘っぱちですが。今回はあなたの力を反射させてもらいました。」
サイラオーグ「反射だと・・・?」
聖「はい。あなたは、自分で自分の拳を殴った事になります。まさか、ルール違反なんて言いませんよね?」
サイラオーグ「クックック・・・!当然だ!!」
聖「良かったです。それと・・・」
私は覇王色の覇気を全開で解放し威圧させる。
聖「まさか、手加減して私に勝てるとは思ってませんよね?」
サイラオーグ「っ!!そうだったな。兵藤一誠とは違い、お前とは次にいつ闘えるか分からん。ならば外させてもらおう!!」
サイラオーグさんの腕に紋様の様なものが現れた後、それが地面へ落下すると二つの大きなクレーターが出来る。さ〜て、ここからが本番だなぁ・・・。
私は両手に武装色を纏い、そこからは互いに殴り合う。でも、ガチムチな男と華奢な女。力の差は歴然でありすぐに吹き飛ばされる。
聖「ぐぇ!痛〜・・・」
サイラオーグ「・・・何故ベルトを使わない?」
聖「それだと、あなたが防戦一方になるからつまらないですよ。さてと、そろそろ私の裏技を見せますか。」
私はシャツのボタンを外して制服を脱ぎ捨て上半身だけ下着姿となる。正直、こっちの方が肌で感じ取れやすいんだよなぁ・・・。メダルホルダーから2枚のメダルを取り出し吸収する。
メダルを吸収した途端、私の体から煙が出てオーラも薄紅色に変わる。私なりの『ギアセカンド』。まず、《伸縮化》で私の体をゴムに変え、《高速化》で血液の流れを倍にする。
聖「ギアセカンド・・・。私なりのね!!」
サイラオーグ「どこに・・・っ!上か!!」
聖「ゴムゴムの〜ジェットピストル!!」
私はサイラオーグさんの真上に飛び上がり、パンチを放つも間一髪で避けられ、地面に触れた瞬間にクレーターが出来上がる。まあ、腕も抜けなくなったけど問題なし!!サイラオーグさんの足が地面に着くまで約2秒だけど充分!!私は腕を戻しそのまま地面に激突するも、地中深くへと潜り覇王色を手から噴出させ、姿を現したと同時にサイラオーグさんに頭から突っ込む!
サイラオーグ「ゴハッ!」
聖「まだまだァ!!ゴムゴムのォ〜ジェットガトリング!!」
私はこの闘技場内で最も堅い場所にサイラオーグさんを吹き飛ばす。それは、地面でも建物でもない。それは、ローゼンさんの結界!!
うっわ、痛そう・・・。まあ、絶えず殴り続けてるけど。てか、武装色を腕に纏っているのに反撃してくるんですが?なんなら、めっちゃいい笑顔なんだが?え、怖。もしかしてドMの方?流石に壁際はヤバいと思ったのか背中で壁を蹴りあげ地面に着地するも、その顔は漫画の様に腫れ上がっていた。あ、エナジーアイテムが切れた。
サイラオーグ「ハア、ハア・・・。楽しいなぁ!今まで格上とばかりやって来たが、その全員が魔力を使うものばかりだった!!こうして体術で追い詰められたのは初めてだぞ!!」
聖「ハアハア・・・・。楽しんでいただけて何よりですよ!」
今度は私が真正面から走りだし、サイラオーグさんは闘気を纏った貫手で構える。私が射程圏内に入った瞬間、突き刺そうとしてくるものの、私は見聞色の覇気で既に読み取っていた為、超ギリギリで躱し真っ直ぐ伸びた腕を武装色と覇王色を纏わせた足で蹴ると、サイラオーグさんの肩に突き刺る。それと同時に誰もが(私を含め)忘れていたであろう、エクスカリバーを召喚しその首を落とそうと・・・
サーゼクス「そこまで!」
する前に審判のサーゼクス様がストップを掛けた為、すぐさまエクスカリバーを異空間へ戻すも、勢いは止まらず私は壁に思いっきり叩きつけられる。
聖「ぐぇ!い、痛い・・・」
サーゼクス「サイラオーグ君、今回は君の負けだ。最後の攻撃、全く反応出来ていなかったね?」
サイラオーグ「・・・はい。腕を刺された際、一瞬そちらに気を全て向けてしまった為です。」
サーゼクス「聖さん、サイラオーグ、兵藤一誠君。いい試合だった。このような試合を見れた事を誇りに思うよ。」
アーシア「ち、治療します!」
サイラオーグ「済まない、アーシア・アルジェント。」
レイヴェル「聖!大丈夫ですか!?」
聖「大丈夫・・・とは言えないかなぁ・・・。」
リアス「いい試合だったわ。」
朱乃「ええ。特にあのゴムのように伸びるところ等、面白い発想でしたわ。」
木場「それに、最後のカウンターは素晴らしかったよ。」
小猫「・・・先輩以外には誰も真似出来ないですが。」
ゼノヴィア「それに、エクスカリバーで斬り付けようとした所もね。」
ロスヴァイセ「本当にエクスカリバーを持っていたとは思いませんでしたが・・・」
イッセー「聖・・・。お前、本当に人間か?」
いや、兄さんはクソ失礼だな!どっからどう見たって、ナイスバディな人間じゃい!え?胸が無い?おい、誰だ。そんな事言ったやつ。バグスターウイルスに感染させるぞ!!
サイラオーグ「兵藤一誠、聖。今回は俺の我儘に付き合ってくれて感謝する。」
イッセー「いえ!俺も楽しかったので!ゲームでは絶対に負けません!!」
聖「私もですよ。それと、腕刺してすみませんでした。あまりにも良いタイミングだったのでつい・・・」
サイラオーグ「はっはっは!なに、気にするな。俺たちがしていたのは戦いだ。どんな手を使おうと構わないさ。」
うぅ・・・優しいなぁ・・・。てか、私の制服は・・・って、あんなに土まみれ・・・。仕方ない、リアス先輩から服借りるか・・・。
サイラオーグ「聖、母上の件だが・・・」
聖「え?・・・ああ。どうかしましたか?」
サイラオーグ「これから見舞いに行くのだ。一緒に来るか?」
聖「っ!是非とも。」
そんな訳で一緒に行くことになったけど、私の格好があまりにも痴女という事と、土や砂が着きすぎという事で、グレモリー家の露天風呂へ連行。冗談でサイラオーグさんに一緒に入るか聞いたらレイヴェルから飛び蹴りを喰らって、サイラオーグさん大爆笑。結局、女子部員の皆と入ることになり、兄さん達も別の場所で露天風呂を満喫したそうな。