転生DxD   作:ぺへ

88 / 129
87話

聖「ほへぇ〜。これが清水寺かぁ〜。」

ゼノヴィア「す、凄いな・・・!!」

アーシア「は、はい!」

 

現在、教会コンビと清水寺に感嘆の声を出しています。でも・・・

 

聖「(ずっと見てるなぁ〜・・・。ウザイけど、覇王色を使えば怒られるし・・・。)」

 

とりあえず無視しよう。そう思っていた時期が私にもありました。なんせ、ずっと見てくるんだから!!ウザイ!!我慢・・・我慢・・・

 

桐生「?聖、どうかした?」

聖「ちょっとね・・・。でも、大丈夫。」

イッセー「ん?こんなに晴れてるのに雨?」

 

空は快晴の筈なのに突然の土砂降り。なるほど、これがいわゆる狐の嫁入りというやつか。あ〜あ、最悪・・・。と思ってたら、私の見聞色が反応する。

 

松田「雨?雨なんて降ってないだろ。」

イッセー、ゼノヴィア、アーシア、「「「え?」」」

 

やっぱりかぁ・・・。めんどくさいなぁ!!私達の目の前には、ちっちゃい狐耳と6つのフサフサな尾を持った少女を先頭に、大量の妖怪が現れる。

 

イッセー「よ、妖怪!?」

???「お主たちが京の者でないというのは分かっておる!母上はどこじゃ!!」

聖「いや、君のお母さんは知らないが?」

???「とぼけるな!!お主たち、タダでは済まさぬぞ!!かかれ!!」

 

少女がそう発した瞬間、一斉に襲いかかってくる。てか、あれって九重だよね?めっちゃ可愛い〜。私はメタルシャフトを取り出して構える。

 

聖「とりあえず、指揮は兄さんお願いね。」

イッセー「お、俺!?え、えっと・・・!よし、ゼノヴィアはアーシアを守ってくれ!俺と聖で蹴散らす!アーシアは部長に貰った代理承認カードを!それと、聖は絶対殺すなよ!」

アーシア、ゼノヴィア「「了解!」」

聖「よっしゃ、ばっちこーい!」

 

アーシアさんが代理承認カードをかざすと、兄さんの動きが突然速くなる。なるほど、ナイトにプロモーションしたわけだ。私はメタルシャフトで迎撃しながらそんな事を思う。それに、まあ素人らしいけど指示も良い。私はメタルシャフトで突き、薙ぎ、叩く。まあ、ちょっと重いけどいい感じ!

 

妖怪「くっ!なんだ、こいつらは!」

妖怪「強いぞ!」

聖「いいね、いいね!新しいゲームのアイディアが浮かびそうだよ!兄さん、百鬼夜行ってめっちゃ楽しいね!」

イッセー「お前、今の状況楽しめるってどんだけだよ!何にも楽しくねえよ!!」

 

こんなに囲まれていると言うのに律儀にツッコミを入れるなんて、兄さんも成長したなぁ・・・。前ならアワアワしてただろうに・・・。ハッ!まさか、これが母性!?

 

九重「くっ!お主ら、顔は覚えたぞ!覚悟しておれ!」

 

突風が吹いたと同時に結界も解除される。寸前、私達は武装を解除して何事も無かった様に務めるけど・・・。さてさて、事件が動き出したぞ〜。私達はその後も観光を続け、ホテルに戻ってきたと同時におじさん達へ報告する。

 

ガブリエル「妖怪からの突然の攻撃ですか・・・」

アザゼル「おい、聖。お前、妖怪サイドに何した?」

聖「まず、私を疑うの辞めてくれない!?今回はなにもしてないわ!!」

ロスヴァイセ「今回はという事は、それ以前に何かしたということですね・・・。」

ゼノヴィア「確か、白龍皇を逆レ?とかいうのをしていたと言っていたな。」

ロスヴァイセ「な、なななな!?」

アザゼル「後はグリゴリの研究施設を不法占拠してたな。」

ガブリエル「ぐ、グリゴリの研究施設を・・・」

イッセー「後は、レイヴェルさんの兄ちゃんを追い詰めたくらいか?」

聖「よーし、兄さん!今から兄さんの体を対ドラゴン用兵器に改造してやろう!!」

イッセー「いや、なんで俺だけ!?」

聖「そりゃあ、私の心の傷を抉ったからに決まってるでしょ!?」

 

こんな感じで、ホテルのロビーにて兄妹喧嘩が始まりおじさんからゲンコツを貰って蹲る私と兄さん。お決まりだね。え?他のみんな?苦笑いだったけど?その後は各自部屋に戻り、私はお風呂へ入る為準備していたものの、なんか兄さんがめっちゃソワソワしてる・・・。

 

聖「え、なに、どうしたの?まさか、ここでも覗きをやろうとしてる訳?」

イッセー「当たり前だ!修学旅行で覗かない男がどこにいる!」

聖「辞めといた方がいいと思うよ〜?生徒会メンバーに加えて、ロスヴァイセさんとガブリエル様が見張りに付くらしいし。」

イッセー「はあ!?厳重すぎないか!?てか、なんでそんなこと知ってるの!?」

聖「ま、神ですから?別に覗きは止めないけど、間違ってもガブリエル様を裸にしないでよ?天使側が即刻兄さんを討ち取りに来ると思うから。」

イッセー「そ、それ以外なら!」

聖「シトリー眷属の子を裸にされたら、ソーナ先輩に水責めかな?ロスヴァイセさんを裸にしたら三時間は説教じゃない?」

イッセー「よし!なら、ロスヴァイセさんを倒せばいい!」

聖「私、知〜らないっと。」

 

私は必要な物を持ってお風呂場へ向かう。途中、ロスヴァイセさんと出会って兄さん達が来る事を伝えておいたから多分、大丈夫でしょう。途中、松田君と元浜君が窓際から侵入しようとしてたから、匙君に丸投げ。そして、とうとうホテルのお風呂へ!正しく幻想郷という他無かった・・・。なんせ、女の子が全裸でキャッキャウフフしてたんだから・・・!!お風呂から上がり、脱衣場で着替えていると藍華に声を掛けられる。

 

桐生「あれ、聖。ブラは?」

聖「え?私、普段家では付けてないよ?」

村瀬「え!?なんで!?」

片山「へ、変態の兵藤がいるのに!?」

聖「え、だって、レイヴェルとすぐイチャイチャ出来な・・・あ、やべ。」

 

その瞬間、脱衣場の空気が固まる。別にポーズを使った訳では無い。その後の展開も予想出来てしまう。

 

村瀬「レ、レイヴェルって、最近転校してきた1年生の子!?」

片山「嘘!?一緒に住んでるの!?」

 

あー・・・やっちゃったー・・・。そんな訳でなんとか部屋に逃げ帰る。

 

聖「はぁ〜・・・。兄さ〜ん。次は男・・・子・・・」

 

そして今度は私が固まってしまう。なんせ、ロスヴァイセさんが全裸で上から制服を着ているのだから。しかも、ワイシャツ。いわゆる、裸ワイシャツですね。

 

ロスヴァイセ「ひ、聖さん!?こ、これは違いますから!こ、これは!」

聖「大丈夫です、ロスヴァイセさん!分かっていますから!兄さん。」

イッセー「は、はい!」

 

今の私はきっと温かい目で慈悲のある顔をしているだろう。なんせ、それだけ嬉しい事なのだから。

 

聖「私、三時間位そこら辺散歩してくるから。ちゃんと、避妊はしなよ。」

イッセー「ひ、避妊!?」

ロスヴァイセ「な、なななな!何も分かってないじゃないですか!」

聖「隠さなくていいですよ、ロスヴァイセさん。教師と教え子が修学旅行の夜に一つに・・・!あぁ、いいシチュエーション!んじゃ、防音魔法は張っておくから後はごゆっくり〜。」

ロスヴァイセ「ま、待ってください!違いますから!誤解ですから!!」

 

そんな訳で服を捕まれ無理矢理部屋に入れられる。そして、何故こんな格好をしているかの説明まで受けた。にしても全裸にされた事よりもジャージが大切か・・・

 

聖「なるほど、兄さんのあの技をねぇ〜。」

ロスヴァイセ「うぅ・・・。あのジャージ、1000円以下だったのに・・・」

イッセー「す、すいませんでした!」

聖「にしても・・・えっちだぁ〜・・・」

ロスヴァイセ「ふぇ?」

聖「よし!兄さん!ロスヴァイセさん!今から夜の大運動会を開催しよう!」

イッセー「よ、夜の大運動会だと!?」

ロスヴァイセ「ひ、聖さん!?あなた何を!」

聖「大丈夫です、ロスヴァイセさん。私もいますから。」

ロスヴァイセ「な、なんの解決にもなってませんよ!」

聖「兄さんも安心して!私は女の子を喜ばせる事に関しても才能の塊だから!」

イッセー「マジですか!?ひ、聖!いや、聖様!是非ともその恵みを!」

聖「ヴェハハァ・・・当然。なんせ、私は神なのだからなァ!」

 

こんな感じの漫才をしていると、突然部屋にアーシアさんとゼノヴィアさんが入ってくる。おや?これは・・・

 

ゼノヴィア「イッセー。む?ロスヴァイセも一緒だったか。」

アーシア「ロ、ロスヴァイセさん!?な、なんで!」

ロスヴァイセ「ち、違いますよ、アーシアさん!これは!」

聖「ちょうどいい所に!アーシアさん!今から兄さんとロスヴァイセさんが子供を作るって!」

イッセー「聖!?」

アーシア「っ!ダ、ダメです!イッセーさんは私のものですぅ!」

 

おぉ!アーシアさんが涙目で兄さんに抱きついた!しかも胸を押し付けて!な、なんと大胆な行動・・・!

 

ゼノヴィア「ふむ、子作りか・・・。よし、イッセー!私とも子作りしよう!」

ロスヴァイセ「ゼノヴィアさん!?あなたも何を言い出すのですか!」

イッセー「ほ、本当だよ!」

聖「でも考えてみなよ。初めてが4人なんて中々出来ない経験だと思うよ?ここは、欲望のままに喰っちゃえ!」

ロスヴァイセ「もう!!聖さん、いい加減にしなさい!!もう、本気で怒りましたから!!」

聖「でも、ロスヴァイセさん。想像してみてくださいよ。ドラゴンの血とヴァルキリーの血を引く二人の愛の結晶を!幼少の時は(僕/私、パパとママと結婚する!)とか言ってたのに、、青年になったら、(母さんと父さんは俺/私が守る!)なんて言われるんですよ!?それに、常日頃から言っていたじゃないですか!彼氏が欲しいって!なら、私は強く兄さんを推薦します!確かに中身は残念だけど一応優しいし

、気遣いも出来る!しかも将来有望!こんなに素晴らしい彼氏がいますか!?」

 

こんな感じでガヤガヤしてると、またしてもドアが開きおじさんが入ってきた。

 

アザゼル「楽しんでるところ悪いな、お前ら。俺たちにお呼びがかかった。」

イッセー「え、誰からです?」

アザゼル「魔王少女様からだ。」

 

その瞬間、巫山戯ていた空気が一瞬で変わる。どうやら物語がまた進んだらしい。はてさて、どう転ぶかな?

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。