転生DxD   作:ぺへ

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95話

パラド「おらよ!!」

構成員「な、なんだ、こいつ!」

構成員「情報に無かったぞ!!」

 

パラドはメタルシャフトを振るい、構成員を薙ぎ倒していた。予期せぬ敵に英雄派の構成員は混乱状態に陥り、為す術なく次々と倒される。

 

構成員「クソ!こうなったら!!バランス「ぶっ飛べ!!」ゴハァ!」

パラド「どうした!こんなもんか!!」

 

パラドが無造作に武器を振るうだけで構成員は倒され、近付こうにも近付けなかった。

 

 

 

 

木場、ゼノヴィア「「ハアッ!!」」

ジークフリート「くっ!」

 

木場とゼノヴィアの方も優勢だった。ジークフリートが龍の手(トゥワイス・クリティカル)の亜種禁手(バランス・ブレイカー)である、阿修羅と魔龍の宴(カオスエッジ・アスラ・ヴィレッジ)を使っているにも関わらずだ。

 

ジークフリート「君たちに騎士道という文字は無いのか!こんなの卑怯じゃないか!」

ゼノヴィア「卑怯?それはお前たちの方だろう。九尾の狐を攫い、更には殺そうとする。」

木場「僕にも騎士道はある。だけど、それだけでは勝てない!」

ジークフリート「っ!こうなったら!!」

 

既に満身創痍であるジークフリートは懐から小瓶を取り出す。ゼノヴィアと木場が怪訝に思っていると、ジークフリートはニヤケながら丁寧に説明を始める。

 

ジークフリート「これは、裏ルートで入手出来るフェニックスの涙のコピーさ。コピーとは言っても回復力は本物と大差ない!」

木場「フェニックスの涙!?」

ゼノヴィア「異形を嫌うお前たちが異形の道具を使うとは、矛盾しているな。」

ジークフリート「黙れ!さあ、二回戦だ!!」

 

ジークフリートがフェニックスの涙を使おうとした瞬間、瓶が割れその破片がジークフリートの片目に直撃する。

 

ジークフリート「があぁぁぁ!!目が!僕の目がぁ!!」

聖「流石は天才聖ちゃん!戦いながらも援護出来ちゃう!これこそ、神の才能だよね!」

ゼノヴィア「聖!」

木場「ありがとう、助かったよ!」

ジークフリート「兵藤聖ィ!!!!」

 

こうして回復出来ない上、片目も失った状態で木場とゼノヴィアを相手取る事となった。

 

 

 

 

 

イッセー『曹操!!』

BoostBoostBoostBoostBoost!!!!

曹操「くっ!何故だ!!君だって堕天使に殺されかけたんだろう!?何故分からない!」

イッセー『確かに俺は殺されかけた!でも、悪魔や天使、堕天使にだって良い奴はいる!それを、無差別に殺していいわけないだろ!!』

ガシャット!キメワザ!

シャカリキ!

クリティカルbooster!!

 

イッセーは、また無断で借用したガシャットを使い、車輪型の魔力を複数出現させ、それが曹操を襲う。原作の曹操ならそれらを避けながら相手出来ただろうが、ここは多元宇宙(マルチバース)の1つ。全て躱す事は出来ず、幾つか喰らってしまう。

 

曹操「ガハッ!兵藤一誠ィ!!」

パラド「余所見は厳禁だ!!」

 

曹操が反撃しようとした時、パラドがメタルシャフトで突き曹操を吹き飛ばす。

 

曹操「ウグッ・・・!」

イッセー『パラド!』

パラド「加勢するぜ。兄貴。それと、こいつを使いな。」

 

パラドはイッセーにギアデュアルβを投げ渡す。

 

イッセー『これって!』

パラド「ギアデュアルを兄貴専用に開発した。悪魔の駒(イーヴィル・ピース)赤龍帝の篭手(ブーステット・ギア)との互換性を高めたもんだ。タドルファンタジーなら『騎士』に勝手にプロモーションし、バンバンシュミレーションなら『ビショップ』になる。」

イッセー『マジか!よっしゃ、行くぜ!!』

TADDLE FANTASY

デュアルガシャット!

タドルクリティカルbooster!!

 

イッセーの鎧は紅の色に輝き光が止むと、鎧は必要最低限の装甲となり、身軽さが上がっていた。

 

イッセー『軽い!これなら!!』

 

イッセーは音速にも届き得る速さで、真正面から曹操を殴りつける。パワーが落ちたとは言え曹操は人間。悪魔の力で殴られ、あらゆる箇所の骨が折れる。

 

曹操「ゴハッ!クソッ!」

 

曹操は懐からフェニックスの涙を取り出すも、粒子となったパラドに取られる。

 

曹操「な!?か、返せ!!」

パラド「断る。どうせ、闇市場(ブラック・マーケット)で手に入れたんだろ?」

曹操「ふ、巫山戯るな!!」

 

曹操は既に戦える体では無い。それでも、イッセーは気を抜かず構える。

 

 

 

 

聖「バキュン♪バキュン♪」

ゲオルク「くっ!」

 

対する聖はゲオルクを翻弄していた。ゲオルクが魔法陣を展開する場所を見聞色で読み取り、武装色をトリガーマグナムに纏わせて撃ち抜く。ゲオルクは魔法力を削られ劣勢に陥っていた。

 

ゲオルク「クソ!こうなったら!!禁手(バランス・ブレイク)!!」

聖「うぇ!?嘘!?」

 

ゲオルクの体から大量の霧が現れ、やがてゲオルク自身が見えなくなる。

 

ゲオルク『これこそが俺の禁手(バランス・ブレイカー)|霧に潜む狂人者《ディメンション・イン・ジャック・ザ・リッパー》!この霧こそが俺自身!俺たち英雄派に逆らった事を後悔しながら死んでいけ!!』

 

聖は思う。こいつは正真正銘のバカだと。しかし、能力は化け物じみている。神クラスでも手間取るだろう。()()()使()()()()()()

 

聖「よっと!」

ゲオルク『ゴハァ!』

 

武装色を纏い腕を思いっきり振るうと霧全体から苦しむ声が聞こえてくる。覇気は自然(ロギア)系能力者の実態を掴むことが出来る。故に、ゲオルクにも攻撃が当たるのは自然な事だった。

 

ゲオルク『な、何故・・・!!』

聖「ま、神ですから?」

 

混乱!

伸縮化!鋼鉄化!

 

混乱をゲオルクに、伸縮化と鋼鉄化を自身に取り込む。ゲオルクは霧を上手く操れず暴走気味となり、その間に聖は方腕を伸ばして、もう片方の指を噛み空気を入れる。

 

聖「骨風船!!」

 

伸ばした腕にどんどん空気が送り込まれ、次第に巨人の腕となる。

 

聖「ゴムゴムのォ・・・ギガントピストル!!」

 

武装色を纏った巨大な腕は再度霧へと突っ込み、その際武装色は決して忘れない。霧となったゲオルクが混乱状態から解けた時にはもう遅く、とてつもない威力で殴られ曹操の元へと吹っ飛ぶ。

 

ゲオルク「ゴハッ!!」

曹操「な!?ゲオルクの霧を破ったというのか!?」

ジークフリート「アグッ!」

ゼノヴィア「流石だな、聖。」

木場「あの大きな腕で殴られたら、かなりキツいね。」

 

ゼノヴィアと木場はボロボロながらも特に大きな怪我は無くほとんどがかすり傷程度だった。

 

イッセー「曹操!大人しく投降しろ!」

曹操「化け物共が・・・!!ゲオルク!!」

ゲオルク「ああ!この借りは必ず返す!!」

ゼノヴィア「っ!待て!!」

 

全員が走り出した時には既に遅く曹操達は綺麗さっぱり消え去っていた。こうして、英雄派との激闘を終えた聖達であった。

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