機動戦士ガンダムSEED ~哀・戦士~   作:単眼駄猪介

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どうも、初めましての方は初めましてです。
あらすじにも書いた通り、ククルス・ドアン観てきた衝動で書き上げました。()
メンタル面で色々不安定かつ身内で色々起きてる為、気分次第によって投稿速度が激しく変わりますが評価とか感想とか定期的でも良いのでくれると、調子に乗って沢山書くかも。
後、前書きは愚痴とか身辺報告(自分への)みたいな感じなので無視して構わんでヤンス。

まあ、ともかくep1をどうぞ!




ep1 暁に立つ

 

ー何故こんなものを地球に落とす!?

 

ー私、シャア・アズナブルが粛清しようと言うのだよ、アムロ!

 

 

ーならば、人類全てに英知を授けて見せろ!

 

ー貴様を殺ってからそうさせてもらう!

 

ー貴様ほど急ぎすぎもしなければ、人類に絶望なんかしちゃいない!

 

 

ーたかが石ころ1つ!ガンダムで押し出してやる!

 

ーνガンダムは伊達じゃない!

 

 

ーララァは私の母になってくれるかもしれなかった女性だ!!

 

ーララァが……お母さん…!?ウワッ!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「っ………!?」

 

最近、おかしな夢を見る。

どこか、遠い遠いどこかで戦争をしていたような、でもどこかそんな物に何とも言いがたい郷愁染みた気持ちが込み上げてくる。

だけど、その夢の内容は全く覚えていない。

 

「変な気分だな……いや、こんなの観てるからあんな夢を見たのか……」

 

僕はアムロ・レイ。

父さんの仕事の関係で中立コロニー【ヘリオポリス】に住む、カトーアカデミアの学生だ。

機械いじりが好きな陰キャ……まあ、客観的に見れば僕はそんな人間だ。

友達も少ないが、けどそれなりに楽しい学生生活を送れていると思う。

けど、やっぱりプラントと連合による戦争がなければ、もっと良かっただろう。

そんなたらればはともかく、僕が見ていたのは父さんの部屋にあった連合軍による【G計画】の“G”と呼ばれるMSの設計図や稼働実験の録画を見ていたのだ。

父さんが技術屋なのは知っていたけど、まさかザフトの運用するモビルスーツを連合軍が作ろうとしているなんて、初めて見たときは信じられない気持ちが大きかった。

けど、モビルスーツ自体に僕は興味があったから父さんがいない間を使って父さんの部屋に入り浸っていた。

僕も、父さんと同じく技術屋の血があるんだろうな。

その事に少し嬉しさがあるが、ともかくそろそろアカデミーに行かなければならない。

 

「pi………」

 

「トリィ、行くよ」

 

「pi!」

 

親友と交換した僕の相棒とも言えるトリィを連れて。

 

「ハロ!ハロ!アムロ!オイテクナ!」

 

ああ、ハロの事も忘れていたな。

 

 

 

 

………後に思えば、あの時既に僕はヘリオポリスが戦場になるのを予期していたのかもしれない。

だって、あの時父さんの引き出しからG計画のファイルを幾つか抜き出していたから……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よっ、アムロ!」

 

「おはよう、カズイ、サイ、トール」

 

アカデミーの仲間たちがやはりと言うか、先に教室にいた。

あまり自慢できるような事ではないが、僕の数少ない友人達だ。

 

「ちょっと!私の事も忘れてない!?」

 

「ごめん、ミリアリアさん、忘れてた訳じゃないんだ………」

 

そしてこのアカデミーの紅一点、ミリアリア。

トールと付き合っていて、まあ羨ましいとかそんな感情は特にない。

正直に言って、女性に興味を持つことはほとんどない。

だからか、僕としては口では羨ましいとか言いつつ普通に良かったね、程度くらいの気持ちだ。

………端から見ればただの強がりだけども。

 

 

 

 

そして時間は流れてアカデミーの休息時間になる。

トール達と戯れながら昼御飯を食べた。

世間ではナチュラルだのコーディネーターだのと、そんなことで騒がしいが僕には関係無い。

結局、人間でしかないんだと、唯一無二の親友と関わってそう思っている。

昼御飯を食べた後、皆よりも少し遅れたので急いでいると一人の少年?がどうやら迷っているようだ。

その後、紆余曲折あって彼が彼女であったり、案内をしたりとしていたがそんな平穏もすぐに終わりを迎える事となった。

唐突な爆発音によって、平穏が崩された。

避難しようと、避難シャッターの所へと走ろうと思ったが案内していた少女が突然、立ち入り禁止の区域に走っていったのだ。

僕は彼女を放っておけず、彼女を追いかけた。

その先にあったのは、僕が今も手提げのバックの中にあるG計画の集大成が、そこに横たわっていた。

 

「何故です…お父様……!!」

 

「父さん……!」

 

もう周りは火の海だ。

僕は呆然とする彼女を無理矢理引っ張って、シャッターの中に入れさせてもらった。

そのシャッターは一人しか入れなかったので彼女を入れたが、さて、このままだと間に合うか………

そう懸念しながら先程のGが横並ぶタラップの上を走っていた、そんな時だった。

 

「ラスティ!」

 

嫌に聞き覚えのある声だった。

銃声の最中に聞こえたその声の主は、赤いザフトのノーマルスーツを着ていた。

ヘルメットのバイザーで顔は解らない、けどすぐその前に茶髪の女性がいて、撃たれそうになっていた。

だから思わず叫ぶ。

 

「あ、危ない!」

 

「子供!?うっ……!?」

 

僕の声に反応したおかげか致命傷は避けた様だが、肩に当たったようだ。

そして反撃の射撃で撃った相手は倒れた。

 

「うぷっ……」

 

思わず、吐き気が出てきたが今は我慢して移動しなければ……!

だがその矢先、タラップが、いやタラップを支える壁がモビルスーツの方向へと倒れる。

何とか、僕は飛び出して一つのGに取り付く。

けど、その時顔を上にあげたとき、僕は驚いた。

そしてバイザーの奥に見えた彼もまた驚愕に顔を染めていた。

 

「アス……ラン……!?」

 

「アムロ………!?」

 

こんな形の再会なんて、僕はトコトンついていないんじゃないだろうか。

彼もまた、僕と同じく機械オタクで、親友でコーディネーターで……いや、彼がザフトに入ることは有り得なくもないか。

けど、こんな再会は………余りにも不本意だ。

 

「頭を下げてッ!!」

 

「「ッ!!」」

 

一時の再会は一人の女性の銃声によって終わりを迎えた。

アスランは他の機体に移動し、僕は非常事態、という事で取り付いていたGのコクピットの中に女性は引き入れた。

確か、コードネームは……【ストライク】だったか?

 

「ストライクだけでもっ……!」

 

そんな女性の焦りを感じさせる言葉と共に、ストライクは起動した。

しかしOSの名前を見たとき、僕はどこか懐かしい気持ちになっていた。

 

「ガンダム………」

 

今ここに、ガンダムは立った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方で、アスラン・ザラはアムロ・レイとの思わぬ再会に戸惑いと困惑が彼の心を占めていた。

しかし、任務を遂行すべくプログラムを書き換えるその手は止まらない。

 

「アムロ………ッ」

 

アスランは今も残る記憶をかき集めて彼との思い出を思い出す。

月で幼少期、彼と機械でよく遊んでいた。

そして別れる際、アスランとアムロは友情の証として、お互いの自作ロボットを交換した。

アムロはハロを、アスランはトリィを送りあった。

当時はまだ反コーディネーター等が低活発だったので、アムロとの交友は厳格なパトリック・ザラも認めていた。

今も時折、アスランは思う。

またあの時に戻れないだろうか、と。

そんな想像は仲間で友人のニコル・アマルフィの通信で遮られた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「こんなOS……めちゃくちゃじゃないか!?」

 

ところ変わってストライクのコクピット内。

立ち上がり、移動していたのは良いものの、その乗り心地はとてもではないが二度と乗りたくないものだ。

故に、アムロはバックから取り出したG計画の紙資料を取り出し、それを参考にOSを少しずつ変えていく。

本来の主人公よりはその速さは遅い。

しかし、ストライクの初期OSよりは断然マシなOSが組み立てられていく。

 

「この子……!?」

 

脇に退けられた女性士官、マリュー・ラミアス技術大尉は目の前の名も解らぬ少年の才に、コーディネーターの懸念を考えたが、衝撃によって中断される。

 

「ぐわっ!?」

 

「うっ…!?」

 

目の前に、ザフトの誇る人型汎用兵器【ジン】がモニターの向こうに、立ちはだかっていた。

 

 

 




ちなみにアムロのイメージは読者さんのイメージで読んで下さい。
初代アニメ、オリジン、ゲーム媒体、大まかにこの三つで年代が解るぞ、これ………

尚、自分は初代とオリジンで迷ってます。

一先ず、次回は近いうちに出したい………無理かもしれんけど。

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