機動戦士ガンダムSEED ~哀・戦士~   作:単眼駄猪介

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投稿!
少し(?)意欲が戻ってきたので連日投稿。
ヤクルトうんめぇ……

そしてガンダム至上、もっとも有名なシーンが入ります。
やったね!みんな!




ep10 夕焼けの砂漠にて

チャージストライカーによる充電を終えたストライクは、宛もない砂漠を歩く。

コクピットの中は小さいクーラーで空気が冷やされているが、しかしアムロは行き先を決めれずに歩き回っていた。

チャージストライカーは充電能力に特化したため、ストライカー自体の強度は高くなく、実のところ激しい戦闘に耐えられる程ではない。

故に、アムロは崖などに注意して移動しないといけなかった。

まあ、そもそも目の前に地平線が見えるほど広大な砂漠なので、崖などありはしないが。

とはいえ、時折あるので油断はできない。

実際、アムロは先程崖に落ちかけていたのだ。

集中力がゴリゴリと削れる音を錯覚するアムロは、とにかくストライクを動かし続ける。

その方角は幸か不幸か、アークエンジェルもまた向かいつつある場所であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、アークエンジェルでは虎の猛攻が無くなり、機関部と装甲のメンテナンスや修理、予備パーツで組み立てられた新たなストライクを調整していた。

 

「大尉には心苦しいですが……ストライクに乗ってもらうしかないです」

 

「いや、スカイグラスパーだけじゃ俺もいつまで戦えるか解らなかったし、やるしかないだろ。………OSはアムロのか?」

 

「ええ、アムロ君のOSをコピーしておいて良かったわ……罪悪感は凄いけれども」

 

「……無理すんな。次からはそういうのはマトモにアムロの面倒見てやれなかった俺がする、いいな?」

 

「しかし………」

 

会話が続かず重苦しい雰囲気が漂う。

汚い自覚はある。

結局、アムロに甘えて甘えて今、アムロを裏切っている。

帰ってきてもこれではまたアムロは自分達を見限るだろう……そんな暗い気持ちになるのは必然だろう。

二人の距離が近づくのと同時に、またアムロの問題に頭を抱えるこの悪循環は今のところ変えようがなかった。

 

「ナタルは説教確定だろうな」

 

「そう……わね…」

 

そんな雰囲気を紛らすかのように、話題を変えるムウ。

マリューもそれに乗り、空っぽな笑い声がモビルスーツハンガーに響きわたった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

隊長と呼ばれた男は、バナディーヤにて立派な屋敷でアイシャと呼ばれる【砂漠の虎】の愛人といつの間にか噂されている女性とベッドの上で世間話……にしては少々物騒な話をしていた。

 

「フフフ……アンディ、その子に惚れでもしたの?そんな話をするなんて」

 

「いい目をしていたからな、彼は。ついつい彼のことを喋ってしまったな」

 

まあ、そんな話は既に終えたようで普通な世間話をしていた。

アンディと呼ばれた男、アンドリュー・バルトフェルドは帰還途中で出会ったアムロの事を話題に出していた。

哀れんでの事もあったが、一番はアムロの目に宿すその光にバルトフェルドは惹かれていた。

彼は自覚していないようだが、あれは戦士としての目。

こちらを敵と見ていたあの目は、歴戦のバルトフェルドでも素で接していればプレッシャーを感じられずにはいられない威圧感があったのだ。

 

「もしかしたら連合のスパイかもしれんな。いや、スパイならあんなところで金欠になるわけがないか。まあ、どのみちアレでスパイなら俺も衰えた物だ」

 

「アンディはまだまだ若いでしょ?こうして私をベットの上で私を何度もイかせたんだから」

 

「あんまりイってる感じしなかったがなぁ?それにしても、愛人なんて誰が言い始めたんだか?まあ、こうしているところを見られればそう言われざるを得ないか」

 

「私たちにもよくわからないこの関係は、解らなくとも捨てがたいわ」

 

「捨てる筈がないだろう?僕の女神様?」

 

そんな会話をしながら、彼らは彼らなりの幸せを掴んでいた。

誰が言い始めたのかは解らない、アイシャという虎の愛人。

本人たちは否定するが、その関係性は恋人や愛人に近いものである。

それでも、彼らは否定するだろう。

強いて言うなら、相棒と呼ぶのが適切なのかもしれない。

彼らはそれも否定するだろうが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

脱走してから一週間が経った。

アムロは行く先々で男から貰った金で食料と水を買い、命を繋いだ。

しかし、防塵処理をマトモにされていないストライクの関節部は少々これからの未来を示すかのように不安であった。

 

「妻に……渡してくれ……これを……頼む」

 

とあるザフトの小さな前哨基地を見つけたアムロは攻撃をして、ジンを壊滅させ基地のあちこちを破壊しており、炎の手が上がっていた。

そんな折に、アムロは一人のザフト兵士を見つけ話し掛けた。

話しかけてしまった。

兵士から渡された恐らく彼の妻と子供の写真とペンダントを受け取ったアムロは、彼が力尽きるのと同時にストライクに駆け込んだ。

人の死を改めて間近で見たアムロは、死を恐れた。

手に持つ彼の遺品をコクピットの座席の下にある所持品入れにぶち込み、彼は震える。

 

「僕は……僕は………ッ!」

 

苦しい気持ちで一杯になるアムロ。

そんなとき、ふとコクピットの上を見上げると降下前に小さな少女に渡された花の折り紙を見つけた。

くたびれたその花は、どこかアムロに何かを訴えかけていた。

 

「……………」

 

アムロはアークエンジェルに戻ることにした。

何故だかは解らない。

ただ、戻ろうと自然にそう思えた。

まあ、どのみちストライクのチャージストライカーを飛び道具として使ってしまったため、バッテリーを補充できないのもあったが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハロはアムロが心配である。

会話型のペットロボットのハロは、幼少期からのアムロを見守り続けてきた。

だからこそ、一定の思考回路しか持たぬハロでもアムロを想う。

さりげなくいないもの扱いされてきてもハロは今は気にしない。

今、外に出ればハロは砂ですぐに壊れるだろうし、そうなればストライクをアップデートできなくなる。

アムロは結局困るのだ。

それにハロ自身も、ストライクのコクピットが居心地良くなってしまい、時折ストライクと接続していなくともコクピットの座席に座っていることがアークエンジェルでは多かった。

今は物も言わぬハロ。

しかし、その忠義は確かにアムロに向けられており、そして生みの親を心配する良き子供でもあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数日後、アークエンジェルは砂漠の虎とはまた別の部隊による奇襲を受けていた。

偶然見付けた峡谷に身を潜めていたアークエンジェルだったが、ザフトの支配下でそれを見逃す訳がなく、手柄を横取り目的でジブラルタルからやって来た部隊が攻撃を仕掛けていた。

 

「砂漠の虎も地に墜ちたな!いや、水に墜ちたが正しいか?ギャハハハハハ!」

 

下品な笑い声でバクゥを駆る隊長機は、動きが鈍いストライクをレールガンで揉みくちゃにしていた。

 

「グッ!?やっぱ付け焼き刃じゃ無理か……!」

 

シミュレーターはやりこんでもやはり実戦になればそう上手くはいかない。

ムウはその事に歯痒く感じる。

このままだと自分も死に、アークエンジェルで指揮を取る惚れた女の元にも戻れない。

そんな絶望にも近い感情が芽生え始めた……その時だ。

 

「へっ!これdー」

 

新たに組み立てられたストライクに襲いかかるバクゥのコクピットにライトグリーンのビームが通過した。

 

「た、隊長!?」

 

あまりの突然の出来事に部下たちは浮き足を立たせ、ムウはそのチャンスを逃す筈もなく初のモビルスーツ戦の撃墜スコアを手に入れた。

 

「そこっ!」

 

「ハッ!?前っ!?」

 

エールストライカーを背負ったストライクはビームライフルで、バクゥを一機撃破。

それとままた別にジンオーカーが先程の同様の狙撃をくらい、爆散する。

放たれた方向をムウが見たとき、何度目か解らない歓喜をあげる。

 

「アムロ!」

 

「その声は……ムウさん!?」

 

謎のガンダムにアムロはパイロットが誰か疑問に思っていたが、ムウだと解ると驚愕した。

モビルアーマー乗りがモビルスーツに乗り換えていた事に驚いたのもあるが、何故動かせているのかが疑問であったアムロに、ムウは真実を伝えつつまだ襲い来るザフトに応戦する。

そしてそんな最中、ムウは唐突に口を開く。

 

「アムロ、すまない!俺が不甲斐ないばかりにお前ばっかに負担をかけちまった!本当に酷い大人だよ、俺達は!」

 

「そ、そんなことを言われても…!」

 

「許してくれなんて言わない!だがな、今、こうして俺もようやくモビルスーツに乗る決心ができたよ。お前のおかげで!」

 

そんな告白に、アムロは照れ臭く、一方で憎たらしくも思った。

だが、自分の居場所はアークエンジェルだと再認識した今、アムロは己の帰る場所を守るために戦う。

知り合った人達のために、こうして共に同じ場所で戦ってくれる仲間のために。

 

「デャァッ!!」

 

チャージストライカーから抜いておいたビームピックをクナイのように飛ばしてジンのコクピットを的確に潰すアムロ。

ムウはビームライフルでアムロを援護して、他のバクゥやジンを近寄らせない。

 

「あ、悪魔だ……!」

 

誰が言い始めたのか、悪魔と目の前のガンダムは名付けられた。

 

「しっ、白い…悪魔………!」

 

ベテランたちも身を震わす、ガンダム伝説の始まりだった。

そんな彼らを見逃す訳もなく、最後のビームピックでコクピットをまたも潰し、今度はアーマーシュナイダーでジンの頭部やコクピットを的確に潰す。

目を奪われたジンのパイロットは、絶望の悲鳴をあげる。

 

「ヒッ!?あ、悪夢だー」

 

その悲鳴もすべてを届けさせることもなく消失し、ジブラルタルからやってきた部隊はバクゥ二機を残して全滅した。

 

 

 

 

後にこの戦いは【大天使の悪夢】と呼ばれる戦いとなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アークエンジェルへ戻ったアムロに待っていたのは、ナタルによる鉄拳制裁だった。

 

「この馬鹿者ッ!!」

 

「ウッ!?」

 

自分が悪いのが自覚しているアムロは、殴られるのは妥当だと、そう思いながらもしかしやはり彼にある少しずつ芽生えた反骨精神と甘えがアムロを愚痴らせる。

 

「ぶ、ぶったね!」

 

「殴って何故悪い!」

 

更なる一撃がアムロの頬を捉える。

受け止めることもできず、吹っ飛んだアムロは己の甘えを捨てきれず、尚も文句を言う。

そんな有り様にマリューとムウはおろおろと動揺するが、ここはあえて静観することを決めた二人は静かに見守る。

 

「二度もぶった!親父にもぶたれたことないのに!」

 

「甘えるな! 殴られもせずに一人前になった奴がどこにいるものか!貴様なら砂漠の虎やクルーゼを倒せるだろうと思っていたのだがな……ッ!」

 

そしてアムロは独房に数日間入れられる事になった。

まだ、甘えから離れられないアムロはその場から立ち去る皆を見ても尚、生意気を言う。

 

「僕が……僕が一番ガンダムを上手く使えるんだ……!」

 

そんな慟哭が、独房に響いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回からはアムロが本格的に開花します。
つまり、無双していくぞぉ……!

ちなみにアムロはハヤトたちがいたからキラ程殺人が嫌いにならなかったと思います。
他の人もやってるから、俺もいいよね?みたいな事、読者の皆様もしたことがあると思います。
多分、アムロもそんな感じだったんじゃないでしょうか?
横で共に戦場に立てる仲間がいるかいないかで、違うのもまた戦争って感じですよね。





大天使の元に戻った白い悪魔は、己の甘えを捨て去る。
そして【明けの砂漠】との出会いがアークエンジェルの運命を決める!

次回、【砂の大地に】!

その再会は少年に何を与える?ガンダム!






そしてなんか思い付いた自分でも謎な混沌茶番

【プリコネRe:Diveより】

シャア「コッコロは私の母になってくれるかもしれなかった女性だ!」

キャル「アンタ正気じゃないからぁ!?いつものイケオジに戻りなさいよ!?」

コッコロ「私は構いませんが………」

主人公君「ん!」(サムズアップ)

ペコリーヌ「イケオジからのマザロリ……ヤバイですね☆」

キャル「ヤバすぎるわ!?」

シャア「コッコロママぁ……」

コッコロ「よしよし、ママですよ~」

キャル「」処理落ち

アムロ「情けないやつめ………」

ペコリーヌ「アムロさん!一緒に食べ歩き行きましょう!」

アムロ「あ、うん、そうだな……」

主人公君「キャル~起きて~」

ペコリーヌ「やったぁ☆」(発情)

アムロ「(何だか凄い嫌な予感とプレッシャーを感じる……)」

このあと、ペコリーヌは美味しく頂かれました(意味深)

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