そして今日もまた、将来を考えろ、やりたいことを見つけろと言われて脳破壊ノルマを達成。
死にたい。
それはさておき投稿!
今回は短いけど次回は番外編だから許して……!
紅海に出たアークエンジェルはそのまま直進して、インド洋の上にいた。
アークエンジェルのデッキにて、アムロはあの時の戦いを思い返す。
バルトフェルドの描こうとした刃の軌跡を肌で感じとり、その結果から反射で行ったコクピットハッチを破壊されたもののカウンターとしてその胴体を叩き斬った。
外から流れてくる熱気の中、アムロはその死に際を直と見た。
「………バルトフェルドとアイシャさん……二人乗りだったのか……」
何故、そう解ったのかは解らない。
だが知ったのだ。
彼らが乗っていたことを。
死の間際に何を思っていたのかという事でさえ。
『アンディ!』
『アイシャ!』
爆発でコクピットごと焼かれる直前、二人は抱き合っていた。
幻視かと思ったが、しかし妙にリアルでまるで目の前にいるかのようなダイレクトな感触のようなものはアムロがそれを幻視とするとしても何故見えたのか解らない。
そんな自分に恐怖を抱く。
それ以前の戦いだってそうだ。
誰かに導かれるように、もしくは後ろに何がいるのか理解しているように動いた。
そんな自分に恐怖を抱かないのは余程の楽観主義か脳筋くらいだろう。
自分が何者なのか、それを支える土台が崩れかけていた。
だが、それを許さぬ様に海から、空からザフトがやって来る。
いつの間にか残りのガンダムも集結しており、アスランとまた戦う日々である。
しかし、アムロは友との戦いを楽しみにしている節もあった。
アークエンジェルには娯楽がほとんどない。
精々、趣味の会話で盛り上がるくらいしかないからアムロは機械をいじるしか戦闘のない日はすることがない。
とはいえ、グッスリ眠れるのだからそれはそれで良いとは思うアムロ。
それはともかく、アムロは互角になってきたアスランとの戦いを純粋に楽しんでいた。
「ぐあああっ!?」
「ニコル!?」
「だっ、大丈夫ですっ!グゥルがあれば、まだ……!」
「なんなんだコイツ!?俺達を簡単にいなして……!?」
「なっ!?弾幕の間をすり抜けるとかそんなのアリかよ!?」
今日もまた、紅海からインド洋へ出る直前にザフトから襲撃を受けたアークエンジェルは、ひたすら必死に弾幕を張り、たった二機のモビルスーツと二機のスカイグラスパーがモビルスーツ相手に激戦を繰り広げる。
紅海にはもう数えきれない程のディンやグゥル等の残骸が海洋を汚染し、そしてザフトの地上部隊の戦力は削られていく。
次第に増援を送るのを諦めている次第だ。
ザフトは連合と比べて圧倒的に数で負けている。
質では今はザフトが勝っているが、すぐに連合も捕獲したモビルスーツやG兵器のデータでモビルスーツを取り揃えるだろう。
そうなるとザフトは決戦兵器を使わざるをえない。
ただでさえ、戦争によって差別は殲滅という狂気に捕われている。
ソレが人間の母なる星に撃たれたら、そこに住むものたちも止まることはない。
そして世界の終焉に喜ぶのはただ一人………いや、死しても笑うだろう人によって生み出された強化人間という存在もまた、世界の終わりに笑みを浮かべるだろう。
その未来は、その起因の一つとしてアークエンジェルが握っていた。
ガンダムの悪夢は、伝説はガンダムが生まれる限り、続く。
この世界が求めているのかもしれない。
ガンダムという無機質の悪魔が戦争を終わらせる事を。
その選ばれたガンダムは今、選ばれなかったガンダムたちと戦っている。
神話のように語ったが、しかしこの戦いはまさに神話でなければ人の限界に近い戦いを人々は理解できない。
闇に葬られるのは、神話の必然とも言うべきだろうか。
「たった一機にここまで押されるとは……!?」
既に追撃部隊の士気も下がり続けて限界まで来ている。
ザラ隊についていけない緑服のパイロットたちは残るガンダムを狙うも、モビルスーツ戦闘を体で理解してきたムウに一般兵では太刀打ちできまい。
実際、シュライクで空を自由自在に飛んでいる。
エールストライカーで無理矢理飛んでいるアムロと違い、滑らかに動くストライクガンダムは蝶のように舞い、蜂のように敵を射抜く。
そして今日の戦いもまた、ザフトの敗北に終わった。
遅れたけど誤字報告をしてくれた方々に感謝を!
感謝の証にアスランのヅラをプレゼn
次回はアイツが大地を駆け抜けるでぇ!
尚、アスランとカガリの会話は原作同様なのでカァット!
アムロさん、互角の戦いにワクワクしてる模様。
再び、地上で刃を交わせる二人。
悪魔は楽しみ、騎士は言えぬ苦しみに悶える。
しかし、二人の戦いは一時の休息を迎える事となる。
次回、【ククルス・ドアンの島】!
子供の未来を守るために、戦え!ジン!