元狂気が幻想郷へ行くようです   作:LCRCL (エルマル)

18 / 68
硬すぎワロタ。


頭?ダイヤより硬いぞ?

side火野有太

 

着いたぜ人里。

 

ルーミア「ココなのだ」

 

有太「場所はあっちと同じ…当たり前か」

 

「ルーミアじゃないか。…君は?」

 

寺子屋の教師、上白沢慧音が出てきた。

 

有太「火野有太、コイツの…友達?」

 

慧音「不確定なのは怪しいな」

 

有太「いやホントだって。なぁルーミア?」

 

ルーミア「そーなのだ。有太の近くにいると落ち着くのだ!」

 

おいソレ言うなよ!

 

慧音「…もしやいかがわしい事を?」

 

有太「違う違う「生徒にそんな事するのは許さん!ハァ!」…うおっ!?ちょっそれは」ガシッ

 

…ゴンッ!

 

慧音に思いっきり頭突きされた。

 

ピキッ(骨にヒビが入る音)

 

慧音「痛っ!?何だこの硬さは!?」

 

有太「はぁ、だから止めろと言おうとしたのに。俺の頭はダイヤより硬いんだよ」

 

何故かって?

頭はニンゲンの急所だからな、常にエネルギーで防御してるんだよ。

 

ルーミア「…けーね先生が頭突きでひるむのは初めて見たのだ」

 

有太「そんなに硬いのか?」

 

ルーミア「うん。悪い事した生徒に罰として頭突きして、気絶することもあるのだ」

 

有太「マジかよ」

 

慧音「くぅ…結局君は何者だ?」

 

有太「ルーミアの友達、以上」

 

慧音「…分かった、深くはきかないでおこう。行くぞルーミア」

 

ルーミア「はーい」スタスタ

 

有太「じゃな~」

 

ー--------------------------------------

 

…と、いうことで。

 

有太「博麗神社に来たわけだ」

 

霊夢「ルーミアと同棲してるのね…」

 

有太「まあそうだな。あっちからしたいって言ってきたし」

 

魔理沙「お前、ルーミアに変な事でもしたのか?」

 

有太「してないぞ?てか変なモン食わせるのはお前だろ」

 

魔理沙「キノコは変じゃないぜ!(怒)」

 

有太「はいはい。…ところで、萃香は何処だ?」

 

伊吹萃香。鬼。

 

霊夢「あっちで酒飲んでるわよ」

 

有太「そうか。ちょっくら酒飲み勝負してくる」

 

魔理沙「は!?正気か!?」

 

有太「おう、むしろ勝つ自信がある」

 

霊夢「どういう体質してんのよアンタ…」

 

スタスタ

 

有太「おーい萃香」

 

萃香「お前は…有太か。何だい?」

 

有太「俺と酒飲み勝負しないか?」

 

萃香「…へぇ?」じっ

 

勝負と聞いた瞬間、萃香はこっちをじっと見る。

 

萃香「…お前は反則しないだろうし、いいよ。酒を持ってきな!」

 

有太「おうよ。…よっ」コトン

 

萃香「それは何の酒だい?」

 

有太「俺がいた世界の、天界の酒だ。美味いぞ」トクトク

 

萃香「…おお、コレは美味いなぁ」

 

有太「じゃ、勝負だ!」グビッ

 

ー数分後ー

 

萃香「足りないよ!もっともっと!」

 

有太「おうよ!」

 

ゴクゴク

 

魔理沙「………」( ゚Д゚)

 

ー1時間後ー

 

萃香「もっと、ぉ…」

 

有太「ん、もうバテてるのか?」

 

萃香「いや、まだだねぇ」

 

霊夢(有太が全然酔ってない…なんで?)

 

ー2時間後ー

 

萃香「………」くかー

 

有太「よし、俺の勝ち」

 

霊夢「ど、どうやってそんなに飲んでるの?」

 

有太「…種明かしするか。コレを見ろ」シュー

 

魔理沙「頭から…湯気?」

 

有太「ああ。胃袋を加熱して液体を蒸発してんだ。じゃないと酔う以前に腹いっぱいになっちまうしな」

 

霊夢「なるほどね…」

 

コレをすれば、俺の友達の鬼相手にも対等に飲める。




酒の強さに関しては、鬼より強いです。

次回もよろしくおねがいします。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。