…敵に。
side火野有太
キャラ「………」ゴゴゴ
有太「…?」
さっきからキャラが一寸も動かず黙っている。
正直嫌な予感しかない。
有太(覚醒でもするんだろうな…)スッ
一旦距離を「誰が逃げていいと言った?」…!
有太「やっと喋ったか」
見ると顔に影がかかっており、目が赤く光っている。
しかも口は綺麗な三日月に…怖いなおい。
その状態…K(狂気)キャラと名付けておくか。
Kキャラ「この力、使わなくてもいいと思ったのにぃ…フフッ=>」スッ
いつも通りナイフを出してきた。
色も同じく赤黒い。
有太「最初から使わないから俺がお前に何発も攻撃を当ててるんだぜ……ん?」
目の前にキャラはいなかった。
…後ろにも気配がない。
有太「何処d「ココだ」ッ!?」サッ
いたのは頭上だった。
危ねぇ…
Kキャラ「ヴァァァァ!」シャッ
悲鳴なのかよく分からない発狂をしたキャラは、ナイフをブンブン振り回しながら弾幕を放ってくる。
もちろんナイフも弾幕も殺意マシマシだ。
…弾幕はコレで一旦消し去るか。
有太「ヘルフレイム!」ゴォォォォ!
本来のサイズの火球を投げる。
Kキャラ「!」スッ
しかしソレに気付いたキャラは…
ズバッ!
火球を真っ二つに斬った。
有太「…チッ」
さっきと比べてスピードも増してやがる…
Kキャラ「フフフ…アレ?さっきまでの煽りはどうしたのかなぁ?」ニコニコ
そんな邪悪な笑みで言われてもな…
有太「今のお前じゃ煽りは効かないだろうな…炎天掌!」ズガァン!
Kキャラ「遅い♪」サッ
あっさり避けられる。
速いっつーの…
Kキャラ「…さて、と。もっといたぶってあげる=>」
ヴァァァァ!
キャラは再びあの意味不明な発狂をし、今度はナイフを大量に飛ばしてきた。
…しかも。
ギュィィン!
有太「…ッ!?」ダッ
ドガァァン!
爆発するハート形弾幕も放ってきた。
こりゃ厄介だ…
有太(しばらく防戦、いや避戦一方になっちまうぜ…)
その時だった。
…ジジッ
ケーティ(兄さん、聞こえるでしょ?)
ケーティが脳内電話をしてきた。
有太(ああ…文の治療は終わったのか?)
ナイフやハート形弾幕を避けながらケーティと脳内電話をする。
ケーティ(ええ、今は安静にしてるわ。それより…紫がとある作戦を立てたの)
有太(教えてくれ)
ケーティ(…紫が『有太ならすぐ気付く』とか言ってたわよ?)
有太(…マジで?)
ケーティ(マジ)
有太(そうか…ならいい。タイミングいい所で作戦を実行しろ)
ケーティ(了解)
ジジッ…
実はこの脳内電話、あの会話量でたった5秒しか経ってない。
…実際に喋ってないし、そりゃそんぐらいだろうが。
有太「…って、キャラはどk…うおっ!?」サッ
ズバッ!
脳内電話中もキャラの位置をしっかり把握してたのに…!
Kキャラ「=>」フッ…
有太「!?」
消えただと!?
有太「…ッ」サッ
よかった、殺意は感知できるようだ。
有太「………」ゴクリ
ケーティ、作戦はできるだけ早く決行してくれよ…?
有太、追い詰められる?
次回もよろしくおねがいします。