side火野有太
有太「で、本題だが…」スッ
例のブツを出す。
有太「最近ココに引っ越してきたからな、友好の証だ。受け取ってくれ」
レミリア「あら、礼儀正しいわね」
有太「…あ、コレもだな」
もう1つも渡す。
こりゃ驚くぞ？
フランドール「開けていい？」
有太「どうぞ」
ビリビリッ…
乱暴だなおい。
開けると、片方には槍、もう片方には剣があった。
レミリア「グングニル…？」
有太「ソイツはグングニルV2という武器でな。本来の物の数倍の威力だ」
レミリア「へぇ…何でコレを？」
有太「…お前の最強の技は神槍＜スピア・ザ・グングニル＞だろ？」
レミリア「………」スッ
無言で槍を向けてきた。
有太「向けんなよ。俺は別世界の幻想郷から引っ越してきたんだ。そこのお前にも会ってる」
レミリア「それで？コレを渡すのにどうつながるの？」
有太「実はソレ、あっちのフランが作ったモンなんだ。もう片方の武器もな」
フランドール「コレのこと？」
有太「ああ。ソイツはレーヴァテイン改だ。あっちのフランが愛用してるぞ」
レミリア「…嘘は言ってないようね」
有太「言うハズないだろ。まあ初対面だから怪しいと思うかもしれないがな」
フランドール「有太！」
有太「ん？」
フランドール「コレ、試していい？」
試す？じゃあ手合わせか。
レミリア「こらフラン、流石にソレは「いいだろう」えっ、大丈夫なの？」
有太「こう見えても俺、クソ強いと自負してるぞ。あっちの風見幽香を倒せるレベル」
レミリア「へ…？（あの花の大妖怪を？倒す？）」
有太「それは置いといて。フラン、何処で戦うんだ？場所がないなら異空間でやろうぜ」
フランドール「うーん…異空間でやろっ！」
有太「オーケー。レミリア、コレを」スッ
レミリア「コレは？」
有太「異空間の映像をコレに転送する。コレで俺とフランの試合が見れるだろ？」
レミリア「そうね…ありがとう」
有太「じゃ、フラン。俺の横に立て」
フランドール「こう？」スタッ
有太「そうそう。じっとしてろよ…」スッ
ギュン！
有太「転送火桜！」BLOOM！
シュッ
レミリア「き、消えた？…あ！」
映像にはフランと有太が写っていた。
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ー異空間ー
シュッ
有太「っし、じゃあ戦闘準備だ」
フランドール「ふふっ、有太は強そうだから本気を出してもいいよね？」
有太「おう、全力でかかってきな」
武器は…相手は剣を使うし、コイツにするか。
有太「ハイペリオン」シャキン
解説：グングニルV2、レーヴァテイン改
有太が元いた世界ではフランは魔法の研究をしている。ただし魔法使いではない。
研究の成果として、姉レミリアのグングニルと自分のレーヴァテインを強化することに成功した。しかもまだ発展途上とのこと。
ハイペリオン
元ネタはマイクラのハイピクセルというサーバーのスカイブロックというゲームモードの剣。一言で言えば魔法の剣。
次回もよろしくおねがいします。