「良いかー?お前ら引っ張るぞ」
その声と共にトリ子は勢い良くマシュタワーから顔だけ出しているバーゲストのほっぺを持ち勢いよく引っ張る、だがいくら頑張ってもバーゲストは一歩も動かない。
「バーヴァン・シーそんなに強くやるとほっぺが伸びてしまう…」
「うるせぇよ、と言うかざこー?お前ちゃんと引っ張ってるかー…あー‼︎」
怪訝に思いトリ子は後ろを向く、個人的に思っていた悪い予感が当たってしまった。
ぐだ子もモルガンもメリュジーヌもマシュを追いかけて遊んでいたのである!
「マシュー!」
「うわー‼︎」
急に方向転換し突撃して来たマシュに対応出来ず、メリュジーヌはそのままぶつかってコロコロと転がってしまった!更にマシュが追撃とばかりにのし掛かる!
「うわー⁉︎」
じたばたともがくが同じ身長だから振り解けない!あわあわと慌てるメリュジーヌだがそこにぐだ子がマシュを持ち上げられ事なきを得る……その瞬間、ぐだ子は怒ったトリ子によってほっぺを掴まれ持ち上げられてしまう!
「わわわ⁉︎何するのさトリ子?」
「あのなー雑魚それアタシが言いたいセリフだよ、大体お母様もチビスケも何遊んでるんだよ?」
「バーヴァン・シー…そんなに立派になって」
「嬉しいけど誤魔化さないでお母様、あのワンコみて」
嬉しそうにするモルガンを一蹴し、手に持つぐだ子をバーゲストの方に向ける…それに釣られモルガンも其方を見る…抜け出せなくてポロポロと涙を流し頭に乗っているマシュに頭を撫でられ慰められるバーゲストがいた。
「あわわわ…泣いちゃった」
「な?あんな所に一人でいたら泣くんだからとっとと引っ張るぞ…良いかー?ちゃんと引っ張る準備できたかー?」
モチっとバーゲストのほっぺを持ちながらトリ子は後ろを見ながら言う、トリ子のふわふわ胴体を掴むぐだ子、彼女のほっぺを掴むモルガンにその足首を掴むメリュジーヌそしてチビマシュ…それぞれ持ち場に着いたのを確認した後掛け声をかけた。
「お前ら引っ張るぞー!」
その掛け声と共に勢いよくバーゲストは引っ張られ、徐々に身体が出ていき最終的にようやくマシュタワーからバーゲストは解放された!
皆が喜ぶがそのままバーゲストが皆んなの上に覆いかぶさってしまった!
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小さなとても小さな特異点、そこにある大きくふわふわした不思議なお城にハベロットは連行されそこの主人に謁見させられていた。
「なによこの子?全然マシュじゃないじゃない」
主人はハベロットを持ち上げ撫で回しながらそう言う
「マシュー‼︎マシュー‼︎」
「え?同じちっちゃい同士だから友達になって欲しくて連れて来ちゃったって?もうおバカさんねアナタ達」
可笑しそうに笑いながらハベロットを地面に下ろす、その際に軽く頭を撫でる。
「ごめんなさい、この子達ったらそんな理由で貴女を連れて来ちゃったらしいのよ」
「全くびっくりしたんだからな!まぁ良いや君もちっちゃいマシュも悪そうに見えないしぐだ子達が来るまで居させてもらうよ」
そう言いながらハベロットはマシュ達と遊びに何処かへ向かって行った。