真面目に考察する馬鹿転生者は、やっぱり一夏とバカ話をする。   作:目此

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というわけでエピローグ。今話投稿される時間の前後で前話のアンケートは締めさせて頂きます。


エピローグ

ep 真面目に考察する馬鹿転生者は、やっぱり一夏とバカ話をする。

 

 オリ主「なぜ縛られてる」

   鈴「あんたが裏切ったんだ!」

 オリ主「黙れ、ヘタレ」

 

【なつやすみあけ】

 

  一夏「なぁ、噂で聞いたんだが生徒会長に勝ったってホントか?」

 オリ主「非公式だがな」

  一夏「お前そんなに強かったのか」

 オリ主「あれはまぁ、うん、運が良かったというか」

のほほん「ホントだよー、立秋くんお嬢様に勝っちゃったんだ!」

  一夏「お嬢様?」

 オリ主「本音は生徒会長の身内」

  一夏「なるほど、んで、どんくらい強かったんだ?」

 オリ主「相手は国家代表だぞ?まともにやったら99%勝てないな」

  一夏「あれ、でもそれでも勝ったんだろ?」

 オリ主「うーん、俺はあんまり勝った気がしないんだがな」

のほほん「凄いんだよ、オリムー!立秋くんがね!バーってやったらドカーンってなったの!」

  一夏「うん、わからない。教えて立秋先生」

 オリ主「主観でいいならな」

 

〜回想〜

 

のほほん「あはは、立秋くんガチガチ〜」

 オリ主「……そりゃ大切な彼女に家族がいるお家に招待されたらそうなるよ」(合宿中の夜に抜け出して告白した男)

のほほん「あ、あははー、そこまではっきり言われると照れるよー」

 

  一夏『え、いきなり惚気られたんだけど。会長との戦いは?』

 オリ主『そもそも俺がなぜ生徒会長と戦うことになったか、流れで把握しないと意味不明だろ。いきなりバトるぜ!ってなっても“いやどういう経緯やねん”ってなろう?』

  一夏(惚気られるくらいなら……いやマジでコイツ幸せそうだしなぁ)

 

 オリ主「さて、案内してくれるか?」(手土産持ち直し)

のほほん「わかった、こっち〜」

 

 オリ主『って感じで家に行ったんだが、めちゃくちゃデカくて驚いたがすんなりと通されたよ。……親父さんの前にな』

のほほん『お父さんが会いたいって言ってたからねー』

  一夏『それは……ご愁傷さま』

 

 

(親父さんと机を挟んで向かい合い、立秋の傍に本音が寄り添ってる)

 オリ主「お初にお目にかかります。本音さんと仲良くさせていただいています、“小室 立秋”です。こちらからご予定を確認させていただくところをお手数お掛けして申し訳ありません」正座状態からの深々とした座礼

 本音父「よく来てくれた小室立秋君。そこまで畏まらなくとも大丈夫さ、ただ娘が君のことを良く話すのでね、少しばかし私も話してみたいと思ったんだよ」シュゴゴゴゴゴ

 

  一夏『ひぇ、思い出話(体裁)として聞いてるだけなのに胃が潰れそう』

 オリ主『実際あの空気はしんどいぞ。何度もやりたいとは思えん。まぁ、こんな感じの切り出しでお互い話は始まったんだ』

 

 本音父「……それで、君は本音とどうしていきたいのかね?」

 オリ主「本音さんのそばに居ることを……いえ、本音にそばにいて欲しいです。家族の方にも私たちの関係を認めていただきたく思います」

  本音「立秋くん……」

 本音父「しかし君は学生だ。これから社会にようやく出る……ああ、こういう言い方ではダメだろう。まだ私は君を“義息子(むすこ)”とは認められん!ただ二人目に見つかった男性操縦者な珍しいだけの小僧に娘は任せられるものか!私“たち”のことは察しているだろう?娘の将来を縛りたくはない。だが、布仏に生まれたからには背負わねばならぬものも多いのだ。学生の間の遊びなら多少は目を瞑ろう。しかし、君の目は“マジ”だ。その目を前にすれば私とて引けぬものがある!」

 オリ主「…………」

 本音父「覚悟を見せろ小室立秋」

 

生徒会長「で、私に話が来たんですか……」IS装備

 

  一夏『なんで生徒会長が出てくるの?』

 オリ主『親父さんが呼んでたらしい。まぁ、会長さんが引き受けたのは、専用機持ちになった二人目の実力も見たかったってのはあったんだろうな』

 

 オリ主「よろしくお願いします、会長」フル装備

生徒会長「うわぁ、()る気マンマンね。お姉さんたくさん攻められるのかしら?」

 オリ主「面倒くさ、この人(揶揄うのがお好きなんですか?)」

生徒会長「たぶん、心の声が漏れてるわよ?」タジ...

 オリ主「面倒くさ(面倒くさ)」

生徒会長「うん、本気でやるわ」

 

 オリ主『まあ、こんな感じで始まってそこから最初は割と拮抗というかなんだかんだで様子見されてたな』

  一夏『意外とお前辛辣だよな』

 

 オリ主「そこっ!」ビームマグナム!

生徒会長「甘いわよ!」回避からのガトリング

 オリ主「邪魔だ!」シールドで防ぎながら、頭部バルカンで牽制しつつ接近

生徒会長(うーん、固いし堅い。基本に忠実だけど、マニュアル通りじゃない。というかあの荷電粒子砲、話よりも威力高いんですけどっ!?)距離を取ろうとする

 オリ主(下手に撃てば施設ごと壊してしまう。だからって射角を絞れば隙になる)構わず加速

生徒会長「下手に撃てないならっ」

 オリ主「だとすればっ」

 ふたり「「狙うは、近接戦!」」

 オリ主「はぁああああ!」推力のゴリ押しで接近してビームサーベル

生徒会長「なんの!」逃げきれず蒼流旋(手持ち武器)でガード

 オリ主「押し込む!」バァァルカン!

生徒会長「予想できてるわよ!」ピンポイント水流ガードからの受け流しつつ蹴りでシールドを弾く

 オリ主「っ!!」

生徒会長「どこまで受け流せるかしら!?」ガトリング掃射

 オリ主「ぐぅ、が、がぁああ!」ドシャーン

生徒会長「そこそこ頑張ったわね。でもその程度なら布仏に、いえ更識の関係者にまとわりつくのはよしなさい」限界まで威力を高めた蒼流旋を準備

 

  一夏『おいおい負けてるじゃん。あれもしかしてここまでのガッツで許しを得た的な?』

 オリ主『どう考えても違うだろ』

 

 オリ主「いやだ」

生徒会長「えっ?」

 オリ主「本気で惚れ込んだんだ」

生徒会長「っ!?(黒い機体から金の光!?)」

 オリ主「男が惚れた女の尻追いかけて何が悪い!」デストロイモード

生徒会長「姿が、まさか《第二次移行》!?」

 オリ主「バンシィ、俺のワガママに付き合ってくれ!うぉおおおお!」金色

生徒会長(後ろに結晶の輪っか?なにそれ聞いてない!?)

 オリ主「俺とISが光って唸る!愛を叫べと輝き叫ぶっ!」バンシィならぬバン(シィン)*1

生徒会長「え、なに急に惚気?」全力水流ガード展開

 オリ主「好きだぁあ、本音ぇええ(サイコシャード)!!」謎の光放射

生徒会長「えっ、まっ」

 

ば く は つ !

 

 オリ主『って感じで気付いたら撃墜してた』

  一夏『』

のほほん『………///』思い出し照れ

 

〜回想終了〜

 

  一夏「嘘だろ」

 オリ主「これが現実だ」照れ

のほほん「……///」オリ主の腕に頭グリグリ

  一夏「なんで勝てたん?ってかお前も《第二次移行》したなら教えてくれよ!」

 オリ主「いや、バンシィのアレは《第二次移行》してないぞ。おそらく、《単一仕様》だな(それなのかすら怪しいが)」

  一夏「え……?」

 オリ主「バンシィは通常のISとは比較にならないくらいIIfの入出力が強い。この強力な思念波(入出力波)を使って、相手の武装や機体に干渉するのがバンシィの《単一仕様》“サイコジャック”だ」

  一夏「……え?」

 オリ主「今回のなら俺の思念波で生徒会長の機体(ミステリアス・レイディ)の特殊兵装である水を操るナノマシンに干渉して、会長の奥の手(のひとつだろう)“清き激情(クリア・パッション)”を会長自身が近距離で受けた感じだな。実際ログを見ると自爆*2扱いだったし」

  一夏「えぇ(ドン引き)」

 オリ主(とはいえ、あれ(サイコ・ジャック)は別として、あの時の金色になったのは《単一仕様》なのかも怪しい。いやまあうん、神コーン的存在の気配は感じるが深追いはためにならないな。世情的にも)

 オリ主「そんで一応、勝ったのも含めて親父さんには認めて貰えたって感じだな」

  一夏「いや、うん、それは、まぁ、認めざるを得ないよな」

のほほん「すっかりお父さんにも好かれちゃってねー」

 オリ主「おう」

 

 本音父『確かに見せてもらった』

 オリ主『いえ、自分でも実感がありません。これで見せられたかと言うと……』

 本音父『いやいい、そもそも、君のことは事前に調べさせてもらっていた。君に本音と、更識に向き合う覚悟があることもね』

 オリ主『…………』

 本音父『既に一人目の男性操縦者である“織斑一夏”と友好を深めていた“小室立秋”は存在しない』

 オリ主『…………』

 本音父『あくまで書類上はね。何せ“彼”のご両親は“彼”を非合法組織へと多額の身請け金で売り渡したんだからな』

 オリ主『ええ、ネグレクトとDVで既に親権を失っていたのにね。酷い話です、“自分たちの息子の安全”を謳っておきながら事実としては他人を誘拐しただけなんですから』

 本音父『今ここにいる“小室立秋”は同年同月同日生まれの同経歴育ちの同姓同名なだけの本人。このことを気づくのに我々ですら君と会う直前まで調べてやっとさ』

 オリ主『それならもっとハッキリ本音さんの前で言ってしまえばよかったではないですか“お前のような何処の馬の骨ともわからん輩に娘は渡せない”と』

 本音父『言っただろ、“君の目を見て、引けぬものがある”と。それに……』

 オリ主『……?』

 本音父『流派“東方不敗”は!』

 オリ主『っ!王者の風よ!』

 本音父『全新!系列!』

 オリ主『天破侠乱!』

 ふたり『見よ、東方は赤く燃えている!!』

 本音父『…………』

 オリ主『…………』

 ふたり\ビシッガシッグッグッ/

 本音父『よろしく義息子(むすこ)よ、本音を頼む』

 オリ主『はい、お義父(とう)さん!』

 

 オリ主(これはさすがに黙っておこう)

  一夏「すげーよなぁ」

のほほん「すごいすごい!」

 オリ主「ははっ、そんなに言わないでくれ。っとそろそろ帰るぞ」

  一夏「お、もうそんな時間か」荷物もって歩き出す

 

 

のほほん「……」立秋の袖くい

 オリ主「(チュッ)……“校舎(ここ)”ではしないって約束だろ?」こそっ

のほほん「えへへー」こそっ

  一夏「ん、どうした?」

 

 オリ主「なんでもない、行こう本音」

のほほん「ずっと一緒だもん!」

 

 

〜真面目に考察する馬鹿転生者は、やっぱり一夏とバカ話をする。〜

 

== 完 ==

 

 

のほほん「もう一回だけ」

 オリ主「困ったお嬢さんだ」

 

     チュッ

 

   鈴「」

 ふたり「「あっ」」

 

 

ほんとにおしまい。

 

 

 

 

*1
神コーンのバンシィ版

*2
自機体の兵装によるシールドエネルギーがゼロになった、となっている




というわけで本編完結でございます。

最後に裏設定をいくつかまとめて締めとさせていただきます。
ご愛読誠にありがとうございました!
____目此より

●オリ主に対する印象。
一夏……無二の親友。どちらかというと揶揄われることが多い。しかし(女性関係以外で)本気で困ってる時に見放されたことは無いため、割と重めの信頼を寄せてる。オリ主の家庭環境をかなり後になって知って後ろめたさを感じてたり、感じてなかったり。
ファースト……ただのクラスメイト。それ以上でもそれ以下でもない。関わりがかなり薄い。━━実は一夏よりもクラスメイト歴は長いが覚えてない。余談だが一夏のルームメイト問題初期の頃、壁越しにオリ主の額をかち割ってる(ガチ)が自覚はない(当たった事実は一夏も知ってるが割れたことは知らない)という設定を入れるか、最後まで悩んで終始ぼかしていた。おっぱいは良い。
鈴……普通に気のいい友人。付き合うとか付き合わないとかを考える以前にここまで気安い仲の知り合いが一夏以外オリ主しかいない。転校初日から(中国語履修済みの)オリ主に日本語を教わったりと感謝も深い。だが原作の流れで一夏に惚れる。実はオリ主の初恋相手で、そのことを把握している人物はオリ主以外居ない。
セシリア……まあまあ親しい友人。入学当初は“多少礼儀を知ってるがやっぱりお猿さん”呼ばわりしてたが改心してからは普通の仲に。「スターゲイザーパイは百歩譲っても、うなぎゼリーは許せない」といった仲なのでフラグは立たない。おっぱいは良い。
シャル……まあまあ親しい友人。一夏への感謝が大きいため意識してないが、よくよく思い出すと性別バレ前からも自分の正体を察して色々フォローされてたなぁ、というくらいの仲の良さ。距離感という意味では一番安牌だと思ってる。
ラウラ……参謀として信頼してる。最初は視界にすら入っていることに気づかないほど文字通り眼中に無かった。タッグトーナメントで組んでからは仲が改善し、情緒教育をさりげなく進められていて原作よりも恥じらいが強くなってる。反面、なぜか原作張りの無垢さで一夏の牙城を攻めていて、唯一彼の理性やらなんやらを崩す可能性が微粒子レベルでも上昇させた快挙を成し遂げてる(恋仲になれるとは言っていない)。信頼度的にはちっふ≒一夏≧オリ主>部隊の仲間>その他、くらい。
千冬……一夏の親友兼保護対象。幼少の頃からなんだかんだと一夏の世話を焼いていた事でかなりの信頼度を稼いでいる。というかほぼ一夏の情緒教育はオリ主が担当したので本人はもっぱら最終手段の罵声か暴力(しつけ)くらいしか担当していない(自覚なし)。本気の交際を望まれたら、かなり考えていくつか条件をつけた上で試練を突破したら高確率で付き合えるが、本編ではそのルートはなかったことになっている。実はオリ主の境遇(ネグレクトやDV)を察していたが、一夏の世話や自分の切羽詰った生活を理由に見て見ぬフリをし続けていたことを今更ながら後ろめたく感じている。生活力は一夏とオリ主の二人体制で面倒見てもらってたため、実は原作以上に低い。
束……例え自分以外と添い遂げようと愛しているくらいにはゾッコン。アンケートの結果圧倒的改心をした全ての元凶。特に略奪愛とかは考えていない。圧倒的ifルート希望の多さにびびった訳では無い、ないったら無い。改心の経緯を詳しく書くと過去編一話では足りないので割愛するが、オリ主のおかげで実は妹との仲以外はほんの少しだけ改善してる。改善しているが、本性の部分は相変わらずなので、どちらかと言うとある程度の処世術を身に付けたイメージ。ISをバカにした自称知識人共は未だ許していないが、自分も《白騎士事件》のような手段でしかISを宣伝できなかったことには後悔している。と自己分析できる程度には彼我を鑑みることを覚えた。なお行動を改めるわけではない。
まやてんてー……目此の最推し、可愛い教え子だけど……。友達感覚のような距離感で接する生徒の多い中、先生として敬意を払ってくれてるとハッキリわかる程度にはしっかり立ててくれているので、実はありがたく思ってる。ISと長く係わり続けたため一夏級の初心者へ教えるのに、どうしてもフォローしきれない部分を補ってくれているのでその点も感謝してる。かなり押しに弱い点もあるが、男性との接点が無さすぎて近くの男性が一夏とオリ主しか居ないため、“男性と付き合うなら”みたいな妄想を彼らでしがちなので、押せ押せされるとそのまま付き合う可能性が高い。ちっふガードもオリ主相手だと緩いので、割とガチで押すとすんなり付き合える。というか千冬というガードが無いと悪い男に騙されるくらい免疫がないので誰か保護してやらないとそのうち痛い目を見そう(偏見)
のほほんさん……目此の最推し、本編で無事オリ主の隣を勝ち取った。最初からお菓子をくれる等の理由で好感度自体は稼がれてたが、毎回の襲撃など(イベント)で順調におとされていった。オリ主の方がきっちり好意を示しているため受け身だが、本人もなんだかんだ好意をはっきり示すタイプで相性も良い。なつやすみはおたのしみでしたね。
生徒会長含む他キャラ……筆者が二期もソシャゲも触れてないため、全てがふわっとしているから登場させられない。


ではでは。

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