真面目に考察する馬鹿転生者は、やっぱり一夏とバカ話をする。 作:目此
これ書いてるの完成したの投稿の一秒前
03 真面目にバカする転生者がフランスのお嬢様と仲良くする話
「ぶっちゃけ、シャル編最終話……予定だったもの」
「もっとイチャイチャしようよ!」
「へんたいシャルちゃん、いくない」
【
「ふむ……」
「どうしたのリシュー?」
「ん?あぁ、シャルロットか。まずいことが起きた」
「え、何が有ったの?」
「“ヨナ”が《
「おめでとう?……でも待って、私リシューがISに愛称つけてるなんて聞いてないんだけど?」ゴゴゴゴゴゴゴゴグォギャギャギャ
「うん、まずは落ち着こう。雰囲気の圧が何故か空間を歪ませてる」
「私は冷静だよ?もし冷静じゃないとすればそれは“
「ひどい謂れだ!?」
「ねぇ、私じゃ、だめ?」
「その言い回し、いくない」ほっぺ挟んでぐにぐに
「ぶぅーぶぅー!」
「駄々をこねるな。なんて言うかたぶん、これがあったから俺はISに乗れてるんだ」
「どういうこと?」
「俺が乗れることがわかったきっかけって
「ううん、聞いてない。でも、お
「間違ってないな。さて、そも俺が親父殿の職場に入り浸っていたのがいつからか知ってるか?」
「え、その言い方だと結構前なの?」
「(なぜバレた)おう、だいたい五年くらい前だ」
「えぇ!?デュノアが
「その通り、当時ラファール……リヴァイブじゃないラファールがモンドグロッソで“そこそこ”の活躍をして、新型開発のためも含め
「へ、へぇー?(リシューに愛称をつけてもらえるなんて……う、羨ましいぃい!)」
「んで、その話を聞いた俺はほんの出来心で“コアには人格があるって聞くし、コミュニケーションでも取ってみよう”と
「………………」
「もちろん会話なんて機能はコアには備わってない、……まぁ、植物の水やりみたいな感覚だね。親父殿が仕事終わりまで俺を研究室に置いてたのもあったな」(よくもまぁガキを会社に放置できたものだよ)
「そういえば、家に結構居なかったよね」
「あぁ、まぁ、IS関連の仕事には興味あったからな。それもあってよく連れてってもらったのもある」
「……ふーん」
「(なんか機嫌悪くなってる?)……そんなことが続いたある日、俺は親父殿に会社へ“連行”された」
「えっ……?連行?」
「おう、普段からなんも言わず連れてたのに、その日は“今日は着いてきてくれ”と改めて言われたから覚えてるわ」(怪しく眼鏡を光らせてたことも)
「それは……あ、もしかして(これ最近の話?)」
「これがほぼ一年前くらいか?」
「結構前だった!?」
「おう、そうして、連れてかれはしたがぶっちゃけ俺視点だと変わらぬ日だったんだよ」
「???」
「まぁ、そうなるわな。後で聞いた話だと“俺が来なかった日はコアの調子が悪くなってた”そうだ。丁度その前の日まで用事があって家に直帰する日が続いて会社に寄らなかったからか……呼ばれた日の朝にはコアがうんともすんとも反応しなかったそうで。そりゃ、親父殿も慌てるわな……」
「」
「はは、俺も今思い出しても苦笑いしか出ないわ。まぁ、それからも特に何かした訳じゃない。……ヨナって愛称つけてから、全てのログを“
「えぇー……」
「んで、シャルロットがデュノアに引き取られた頃に親父殿の研究室でハイパーセンサー技術を応用して“コアとコミュニケーションできるプログラム”……というか実質チャットツールみたいな装置を作ってから、何度かヨナと会話してたある日、ヨナをISとして着込んでた」
「あ、ISとコミュニケーション?会話?」
「あぁ、とは言ってもある程度発展……コア自体に情報が蓄積してないと無理らしい、もっともこの装置を作ったのは親父殿たちの意向ではない」
「え?」
「……ヨナ“自身”が提案してきたんだとさ」
「」
「まぁ、そうなるわさ。“IS側”から何かを要求してくる、こんなの恐らく歴史上初めてのことだからな」もっとも歴史自体がまだ十数年だが
「……うそ、じゃないんだよね?」
「ああ、何せ装置が稼働して初めての発言が【これで彼と話ができる。はやく彼を連れて来て】だ、そうだ」
「」
「ははは、まぁ分からなくない。あとはシャルロットも知っての通りさ(……驚き疲れてるだろうから、これくらいにしておこう)」
(……本当にヨナが俺を乗せてくれたのは、彼女の質問【飛んでみたい?】に“飛んでみたい”と答えた俺の希望を叶えてくれたんだろう)
「なんて言うか、……ホントなんて言えばいいの??」
「まあ、信じられないよな。俺も未だ半信半疑だが……これまでのことを踏まえると、存外ISが“女性しか乗れなかった”原因はこの辺なんだろうなとは考えられる」
「???」
「ISの開発は少なくとも調べた限り“篠ノ之束”博士
「うん、でもそれって開発チームの人の名前が出てないだけって話もあるよ?」
「推測だがISを
「れ、劣化論文?」
「ああ、既に束理論を補強する論文だと当時は言われてたらしいが、とんでもない。読み込んでみたがアレは論文の体を取った猿真似だね。古語の現代語訳だってもう少し解釈に幅がある。俺もISについて詳しい訳では無いがアレはただ別の言葉に置き換えようとして結局彼女の論を諳んじてるだけのコピペさ。それを論の補強だと嘯いてるのはその教授様のネームバリューだけだ」
「き、厳しいね……」
「そりゃ、その教授様は後に束理論を劣化させた理論で開発した物を世に出してたんだ。……もっとも、
「ひぇ……」
「まあ、そんなアホのエピソードはこんなもんにして話を戻すと、恐らく彼女はISを一人で組み上げた。そしてそれを扱った人物……“白騎士事件”のIS搭乗者も恐らく女性だったのだろう」(その人の正体ってのも“推して知るべし”ってところよ)
「……それで?」
「俺は普段からIS……特にコアを一人の人格として尊重してる。ダブルス競技のパートナーのようにな?」
「うん……(正直、そんなふうに扱ってもらえてるISが、私は羨ましいよリシュー)」
「開発者も女性、搭乗者も女性。となるとISが触れたことがあるのは人間は女性だけという」
「???……それがどうしたの?」
「少し
「うん、そうだね。でも……」
「でも、
「それは……」
「
「……もしかして」
「怖いだろうな。
「…………」
「その後例え危害を加えるとかはなくとも、第一印象の刷り込みはかなり大きいだろう。その後も目移りしたり、近くに居て安心できるのは“相対的に”
「うん、そんな私だったら、そうしちゃうかも」
「さて、ここまでの話を仮定として前提した時、
「うん、でも、ね、リシュー?」顔固定
「ん?なにを━━」
ズキュゥゥゥン!!レロレロレロレロッッッ!
「━━っ!?」
「ぷはっ、ねぇ、リシュー?私はね、アナタだから、ずっとそばに居て、支えてくれて、甘えさせてくれて、そんな貴方だったから、こんなに心が惹かれてる。他の誰でもない“リシュー・
「━━━━」
「大好きだよ、リシュー!」
お、俺は悪くねぇ!
シャ、シャルちゃんが勝手に動きだしたんだ!
最終話としてオリ主機体まで辿り着けなかった!
だから俺は悪くねぇ!
設定はひと通り考えてあるんです、はい。
(・ω・`)